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今年の「#文学」
taisho6339.hatenablog.com
本記事について Lokiについてまったく知識のない状態の人にとって、1からキャッチアップしていくのは とても大変なことです。 特にLokiはマイクロサービスで構成されているため、何を知るべきなのかの全体像が見えにくいと思っています。 そのため、Lokiをまったく知らない状態から実際に運用検証を開始するために必要なインプットを体系的にまとめました。 具体的には下記の項目で整理します。 Lokiの機能 Lokiを構成するアーキテクチャ Lokiを構成するプロセス Lokiのモニタリング Lokiでのログのリテンション管理 Lokiのデプロイ Lokiでのデータキャッシュ Lokiのベストプラクティス ※前提として、Prometheusについての基本的な知識があれば本記事についてもすぐに理解できるかと思います。 1. Lokiの機能 Grafana Lokiとは? Lokiは3大監視項目である、
概要 Fluentdで障害設計をする上でバッファリングの概念は切っても切り離せません。 本記事では、ドキュメントだけでは拾いきれないものも踏まえ、 Fluentdのバッファリングで抑えておくべき情報を体系的にまとめます。 バッファリングとは? Fluentdではログをバッファリングしてまとめて送信するための仕組みが用意されています。 これは下記のような用途に用いることができます。 送信先がダウンしていたときに一時的に保管しておく 送信先のキャパシティに合わせて送信流量を制限する Fluentdにはメモリ上、もしくは永続化ディスク上にバッファを保管しておく仕組みが用意されています。 バッファの構造 バッファの構造は下記のようになっています。 引用: https://docs.fluentd.org/buffer Output Pluginごとに一つバッファ領域を持っており「stage」と「q
この記事はKubernetes Advent Calendarの7日目の記事です。 今回は、Kubernetesのマルチクラスタ化についての考察記事を書きます。 マルチクラスタの定義 マルチクラスタと一重にいっても色々とありますが、本記事では、「複数のKubernetesクラスタを並列に並べ、トラフィックを特定の条件でそれぞれにルーティングする」構成のことを指すとします。 また常時マルチクラスタではなく、普段はシングルでも、いつでもクラスタを並列に並べることができる構成もマルチクラスタ構成とします。 マルチクラスタが必要になるケース 運用する側としては、クラスタの数は少なければ少ないほど嬉しいはずです。 では、どのようなケースでマルチクラスタ構成を取る必要が出てくるのでしょうか? Multi-cluster use casesにも記載されていますが、コアなものに絞って要約すると、下記のよう
概要 ここ最近、Kubernetesクラスタを本番運用するにあたって負荷試験を行ってきました。 Kubernetesクラスタに乗せるアプリケーションの負荷試験は、通常の負荷試験でよく用いられる観点に加えて、クラスタ特有の観点も確認していく必要があります。 適切にクラスタやPodが設定されていない場合、意図しないダウンタイムが発生したり、想定する性能を出すことができません。 そこで私が設計した観点を、汎用的に様々なPJでも応用できるよう整理しました。 一定の負荷、スパイク的な負荷をかけつつ、主に下記の観点を重点的に記載します。 Podの性能 Podのスケーラビリティ クラスタのスケーラビリティ システムとしての可用性 本記事ではこれらの観点のチェックリスト的に使えるものとしてまとめてみます。 確認観点 攻撃ツール 1: ボトルネックになりえないこと Podレベル 2: 想定レイテンシでレスポ
概要 分散システムを学術的に学びたくて、 Chord Protocolというアルゴリズムが面白かったので実際に論文を読んで実装してみました。 この記事では、分散システムにおける名前付けの概念と、Chord Protocolの紹介、簡単な検証について言及していこうと思います。 実際に作ったサーバ 分散システムにおける名前付けとは? 分散システムの分野には「名前」、「名前付け」、「アドレス」と呼ばれる概念があります。 それぞれどのような意味を持っているのでしょうか? 名前付けと名前 分散システムはネットワークを通じてそれぞれのサーバ、プロセスが協調して動作しています。 この中で、各サーバ、プロセスはやり取りをする相手の「名前」を知らなければやり取りを行うことができません。 この名前の解決を行うことを「名前付け」と呼んでいます。 そして、あるリソース(特定のプロセス、サーバなど)を一意に特定する
趣旨 2020年が始まるので、 2019年にやったこと、アウトプット、反省点をまとめ、翌年の指針を整理したいと思う。 前提 フリーとして働く、インフラとバックエンドを専門とするソフトウェアエンジニア。 現在は法人成りしていて、請負でベンチャー企業で開発の仕事をする傍ら、自社製品の開発に勤しんでいる。 請負でやったこと GAE + Go + CloudSQLを基本構成としたBtoCサービスの開発 Stackdriver Monitoringの技術検証 GAEで作られたパッケージシステムをスケール性を加味しGKEに移行 企業が使用する管理システムにAuth0をつかった認証認可の仕組みを導入 Datadogの導入 機能検証 AWS Elastic BeansTalk + Ansible SLOの策定、SLOにあわせてパフォーマンス改善 自社サービスとしてやったこと 3月 「ルーチンタイマー」iO
前置き 以前こんな記事を書いた。 http://taisho6339.hatenablog.com/entry/2018/05/21/223441 あれからいろいろあり、病院にいった結果診断を受けてしまったのでいま5ヶ月ほど休職している。 概要を言うと自己肯定感の低さと周りからの期待に板挟みになった結果、心への負担が限界に達した。 特に周りに優秀な人たちがたくさんいて、しかもそれが否が応でも目に入ってくる環境は勉強になることがめちゃくちゃ多い反面、 心にとってはダメージのでかい諸刃の剣だったらしい。 尊敬できる人がいっぱいいる環境にうつれ、とはよく言うが一概に全肯定できないよね、というモデルケースになるのではないだろうか。 記事の概要 現在はなんとか回復して、どうにかこうにか自分の生き方も決められて一区切りついた感じなので、 ざっくばらんに何が問題だったのか、今後どうするのかを振り返ろうと
はじめに 仕事で関わっているプロダクトがユーザ検索をDBで実装していたので、 今後のためにElasticsearchクラスタを導入したが、 安全にリリースするためにダークローンチとFeature Toggleを活用したので、 そのときの知見をまとめた。 資料 speakerdeck.com 参考 cloudplatform-jp.googleblog.com martinfowler.com
この記事はリクルートエンジニアアドベントカレンダー17日目の記事です。 目的 Androidアプリ課金について、ネットの情報も古く、網羅的な情報がないので整理する。 テスト課金の方法 テスト課金時にローカルでDebugする方法 課金のテストについて ここでは、実際に決済させずに課金処理を確認するための手順を紹介する。 やらなくてはいけないこと Googleアカウントを作成 作成ユーザをテスター登録する α版 or β版アプリを公開する 実際にテストをする(要クレジットカード) Googleアカウントを作成 普通に作成します。 作成ユーザをテスター登録する 作成したGoogleアカウントで決済無しのテスト課金を行うための設定を行う。 1.Google Play Developer Consoleにログインする。 2.テスト対象のアプリを選択する。 3.左側のメニューより、リリース管理 > ア
まえがき 以前こんな記事を書いたが結局転職した。 入社してからずっと目をそらしてきたズレについて そして転職して一週間たったので、 中途受入講義を受けたり、社内のいろんな方とお話させていただいて得た知識を自分の中で体系的にまとめてみる。 何を書くのか 特に今日リーン開発とは何か?といったレクチャーを事例を交えながら受けて、 じゃあエンジニアとしてどんな視点で何していかなきゃいけないんだっけ? ということを考えてみた。 より具体的には、 ユーザにとってより良いものであり、利益を継続的にあげていける素晴らしいプロダクトを作る環境を エンジニアの視点でどうやって作っていけばいいのか、という内容で記事を書いてみる。 結局DevOpsとかって目的じゃないよ!手段にすぎないよ!ちゃんと組織の方針みて改善してこうね! っていうお話。 良いプロダクトってそもそもなに?? ユーザに継続的に使ってもらえる =
※最初に断っておくと職場やそこの人への愚痴などでは一切ありません。 客観的な職場の現状と自分のキャリアの希望のズレに言及した記事になります。 本記事について 現在大手Webサービス会社に新卒入社して7ヶ月経った。 だが、入社初期からずっともやもやしていて目をそらしてきたものがあるのでここで一旦言語化して整理したい。 記事の概要 ざっくり言えば、 「入社一年目はインプットが大量に必要だと思っているが自分が求めるインプットではなかった。自分の今後のスキルアップを考えたら今の環境にいるべきではない気がするが、今の環境で結果を出せていない事実もあるのでどうするのがベストか決めあぐねている」といった内容の記事を書く。 自分が職業エンジニアとしてやりたかったこと 自分は情報技術が好きである。 何かしらの大きな課題を前にしてそれを技術で解決することに憧れている。だから入社前はデータ分析職を希望した。よく
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