よく知られていますように、仏教には大きく二つの流れがあります。 ひとつは小乗仏教(現在では上座部仏教という方が普通のようです)、もうひとつは大乗仏教です。 上座部仏教(小乗)の方は、悟りを開こうと努力したわずかな人だけが悟りを得られ、悟りを開く努力をしていない一般人は救われませんが、悟りを得た人は一般人から尊敬を集めます。現在でも東南アジア諸国やスリランカでは上座部仏教が広まっています。 一方、大乗仏教の方は、悟りを得た人のみならず、一般大衆を救済しようとする思想から生まれた仏教で、現在、東アジアやチベット地域に広まっています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーー さて、先日にはランダルレイのMMT現代貨幣理論入門の日本語訳(鈴木正則訳、島倉原氏監訳)が出版されました。 MMT現代貨幣理論入門 作者: L・ランダル・レイ,中野剛志,松尾匡,島倉原,鈴木正徳 出版社/メーカー: 東洋経済新報