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ジャマイカの名物、スパイシーなジャークソースを使ったチキン料理です。 ジャーク料理、以前現地で食べすっかりはまり、またベイエリアでもメンロパークにジャマイカ人シェフが経営する旨い店を発見したので結構な頻度で食べておりますが、ついに自分で作ってしまいました。しかも、友人の誕生パーティがバーベキュー形式だったのを良い事に、そこにこの初挑戦の料理を持ち込んで焼き、皆さんに実験台になって頂いた次第です。 ジャークソースは「ジャークスパイス」という呼び方をされることもありますが、そういう名前のスパイスの木や実が存在する訳ではなく、各種香味野菜とスパイス、そしてスコッチボンネット(あるいは近縁種のハバネロ)という激烈に辛い唐辛子を摺り下ろして混ぜ合わせたものです。特にオールスパイスとスコッチボンネットは、これ無しではジャークでは無い、という必須アイテムです。 今回スコッチボンネットは入手できなかったの
Wikipediaの石狩鍋の記事を見たら、いつの間にか数年前に作成した写真が使われていました(Creative Commonsで使用許諾をしていたためですね)。カメラをアップグレードしたのでこの際写真も更新を、と思ったためばかりでもない(動機の一つではありましたが)のですが、また作ってみました。以前作ったときの記事はこちら。 材料は以下の通りです: サーモンのぶつ切り(I氏がHalf Moon Bayの魚屋で丸ごと購入し解体したものの切り身と、頭をぶつ切りにしたものをぜいたくに使いました) アサリ イクラ 玉ねぎ(ざく切り) 白菜、春菊(ざく切り) にんじん、ジャガイモ(一口大に切ったもの)→大根でも良かったと思います キノコ(えのき、シイタケ) 豆腐(サンノゼの日本人街で昔ながらの製法で作っている通称「サンノゼ豆腐」を使用) 出汁昆布(水から煮だしておきます) 日本酒 白味噌+赤みそ(白
Tim O'ReillyのUC Berkeleyのとある学部での卒業式でのスピーチ全文がここに掲載されています。Web 2.0とは、といったことについてだいぶ時間を割いていますが、最後は生き方論のようなものを説いて終わっています。 Money is like gas in the car -- you need to pay attention or you'll end up on the side of the road -- but a well-lived life is not a tour of gas stations! 「お金はガソリンみたいなもの。(どうやって手に入れるかに)注意を払わなければガス欠で道端に止まるはめになってしまうが、人生がガソリンスタンドからガソリンスタンドに行くだけになってしまってはつまらない。」 うまいこと言いますね。
梅田望夫さんの本日付けのblog「ソフトウェア開発の組織論を野球に学ぶ」の中の一節を読んで少し考えさせられた。 新しい時代には、オークランド・アスレチックスのGM、ビリー・ビーンが編み出したのと同じ意味での、自社にとっての必要人材をきちんと特定し得る「世の中の判断基準とは違った評価指標」が必要になってくるということなのである。そして、そこをきちんと見極めることができる会社が優位に立つ。 アメリカの企業でも「ウチの競争優位の源泉は人」と公言する企業は多いが、実際にはリップサービスに止まっている場合が多い。私がこれまで面接を受けた会社でもそう言っていたところは何軒かあったが、「じゃあどういう人を採用しているんだ」と聞くと「We only hire the best and brightest」といった程度の「答えになってない答え」が帰ってくるか、「○●の技能を持っていて、チームプレーヤーで、自
Guardian Unlimitedに載っていた、2001-2002年ごろにジョブスによるマックワールドのキーノートプレゼンテーションの準備に立ち会った元アップル社員による証言。(記事リンク)本番の何週間も前から始める準備の過程をこと細かに説明しています。 ジョブスの仕事ぶりを表す箇所をいくつか抜粋。 True to his reputation as a perfectionist, he hated most of them. We repeated that process several times. At the time I thought he was being unreasonable; but I had to admit that the material we ended up with was much better than what we had begun
これまで数回のビデオによるプロモーションを行いましたJTPAの第4回シリコンバレーツアーですが、今度はポッドキャストまで導入しました(予想通りの展開だったかもしれませんが)。表記の通り、梅田望夫さんにこのツアーについて色々語っていただいています。(キャストへのリンク) 聴き方につきましてはこちらのエントリをご参照下さい。 Ask Naotake!の番外編という扱いでとりあえずやらせていただいております。 また、ここでこれまでのプロモーションビデオへのリンクをまとめておきます: SV Tour Unofficial Promo 1: Apple SV Tour Unofficial Promo 2: Stanford University SV Tour Unofficial Promo 3: Yahoo! SV Tour Unofficial Promo 4: Silicon Valley
今日見て爆笑したビデオクリップ2本。どちらもクリックするとすぐ動画なのでご注意下さい。 「シャイニング」の予告編リミックス:キューブリックの映像でも、繋ぎ合わせ方とナレーションによってはホームドラマに見えてしまいます。 「ウェストサイド物語」ホラー版リミックス:これもスゴい。一部映像加工もしているようだけど、ちゃんとホラーものの予告編として仕上がっています。 コンテクストを「ずらす」だけでこうなってしまうのか、と小さな感動すら覚えました。 お見事!
Seth Godinのブログで知ったのだが、Gilleteが5枚刃のカミソリを発表した。名付けてFusion(リンク)。 私はずっと同社の安全剃刀を愛用してきた。髭の濃い私は大人になってからはひげ剃りにかかる時間の短縮と剃り経験の快適さをひたすら追求して来た、と言っても良い。色んな会社のカミソリ、電動カミソリ、そしてシェービングクリーム(orフォームorジェル…)を試して来ている中で、こと安全剃刀に関してはGilleteにかなり早い段階で落ち着いている。今はBraunの7000シリーズという電気剃刀で済ます日もあるが、ちゃんと剃りたい時はGilleteのMach 3である。シェービングクリーム(orフォームorジェル…)はまだ色々試している最中だが。 (ここで注意:G社の製品サイトは「うっとうしい」Flashを多用しているので、クリック時には覚悟を。TypePadと同時に開けるとFiref
Edward Tufteという、エール大学の名誉教授がいる。(名字は「タフティ」という読みが近い)専門は統計の図表化と分析表示デザインだが、実際には以下の3冊の著者のあるグラフィックデザインの泰斗である。 The Visual Display of Quantitative Information Envisioning Information Visual Explanations: Images and Quantities, Evidence and Narrative 上のリンクはAmazon.comのものだが、同氏のウェブサイトでも購入可能である。 特に、スペースシャトル「チャレンジャー」号の爆発事件を事件後に公開された資料から、「図表の分析結果の見せ方次第で、あの事故は避けられた」という主張が有名である。 一昨日のポストの最後に記した「読み物」というのは実はTufteの書いた、
毎日のように聞いているポッドキャスティングの大御所("podfather"と呼ぶ人も最近は出ている)Adam Curryが最近Daily Source Codeで毎日のようにかけているCruiseBoxというバンドの"On a Podcast"という曲が中々良い。サビの部分の歌詞に: I heard it on a podcast…rockin’ fuckin’ radio You want it, you got it…just download it and pod it On a podcast…no one’s gonna stop ya Tell the FCC to stick it…kick it… The revolution’s on とあるように、従来の商業ラジオ局・番組をこき下ろすポッドキャスティング讃歌として書かれている。曲調は80年代のポップっぽいロックである。A
昨日書いたiTunesのPodcasting対応だが、これはとりもなおさずユーザー主導で起きたムーブメント(しかも、単なるアイディアを越えて、実際に動くソフトウェアやデファクトスタンダード、そしてコンテンツが成立している)に大企業が後追いで乗っかった、ということである。 こういう「草の根からの変革」を見る度に、Linuxもそうだったが、イノベーションの発生源が企業という囲い込まれた世界が解き放たれ、「緩やかに繋がった」自ら実行手段を持つユーザーが共同で作り出す世界に移行しつつあることを実感してしまう…。 Adam Curryの200回目のキャストでは、Podcastの登場とその拡大を"Users and developers are having a party."と評していたが、パーティが十分大きくなれば、企業も参加したくなる、ということである。 と、識者の方にとっては今さら感があるかも
先週末はスタンフォード大学の卒業式であった。 その年に卒業する大学生・大学院生全員をまず一旦フットボールスタジアムに集めて行ない、大学全体のセレモニーをやってから各学部・院に分かれてそれぞれ卒業式を行なうのであるが、毎年、かなりの高確率で炎天になるので、黒いガウンを着ている学生にはたまったものではない。しかもビジネススクールの場合は学部ごとの式も屋外の円形劇場で行なうので、ずっと暑い中耐えることになる。 そんな状態なのでガウンの下に着る物もカジュアルどころではなく、Tシャツ・短パンとしている卒業生が結構いた。私はチノパンにボタンダウンの襟付きシャツ、と中途半端に「普通の」格好だったので最後の方では汗みどろになってしまった。同級生の女性のように倒れてしまい、卒業証書を受け取るときに男性2人に支えてもらっていた人もいたので、そのぐらいで済んで良かったのだろう。 さて、アメリカの大学(どうかする
…という用語が先週位からブログ界に広まりつつある。出所はDoc Searlsのこのエントリ、Dave Winerのこのエントリあたりからか。 Think how a desktop aggregator works. You subscribe to a set of feeds, and then can easily view the new stuff from all of the feeds together, or each feed separately. Podcasting works the same way, with one exception. Instead of reading the new content on a computer screen, you listen to the new content on an iPod or iPod-like
ここのところ遠ざかっていた企業ブログ関連の話。 といえば「またScobleか」と思われるだろうが、実はScoble、現在企業ブログに関する本を執筆中である(よくもそんな暇があるもんだ、と思うが)。しかも、共著者であるShel Israelなる人と共に、"The Red Couch"というブログを立ち上げ、本の進行状況や関連した出来事(Googleをブログで解雇されたMark Jenとの会食の話)について書くのみならず、執筆過程で行ったインタビュー(例:Firefoxの啓蒙ブロガーBlake Ross)の内容や各章の草稿(第一章、第二章)を公開し、読者からのフィードバックを求めたりもしている。 本のタイトルはいまのところ”The Red Couch"だが、最初は"Blog or Die"(ニュアンス的には「ブログ書きますか、それとも潰れますか」)というものだったそうだ。ただ、ブログの読者から
これまでこのブログも含め、あちこちに書き散らしていた自作の食べ物や外で食べたものを「食べ物は食べ物だけ」で一カ所に写真付きでまとめることにしました。リンクはこちらとなります。 最近もいろいろ作っていたのですが、FacebookやTwitterでの公開だったので、それらで繋がっていない方とは共有できていませんでした。あまり詳しくレシピは書かないつもりですが、短めの文章で日英併記、という方針で(マイペース進行ですが)やって行きたいと思います。
以前取り上げた"Hackers and Painters"(邦題:「ハッカーと画家 コンピューター時代の創造者たち」)の著者Paul Grahamのエッセイサイト(敢えてかどうかはわからないが、ブログとは呼ばれていない)にあった、"How to Start a Startup"という一文、起業を考えている人(決してベンチャー企業に「勤める」人ではない)は必読。 You need three things to create a successful startup: to start with good people, to make something customers actually want, and to spend as little money as possible. Most startups that fail do it because they fail at
というタイトルのWiredの記事を見つけた。内容としてはLinuxなどでお馴染みの「オープンソース」のモデルを発展途上国におけるコレラ治療用の新しい医療機器の開発に適用し、成功したという話から始まって、いかに従来の組織の枠組みを越えたcollaborativeな智恵の集積より新たなモノが生れているか、それがどうやってこれからの企業のイノベーション活動を変えうるか、ということを記述しているのだが、背筋をゾクゾクさせるような興奮を味わってしまった。 Open source harnesses the distributive powers of the Internet, parcels the work out to thousands, and uses their piecework to build a better whole - putting informal networks
この写真は昨日書いたJeff Bezosの講演のもの。自分の携帯のカメラではこれが限界であったが、まあ雰囲気だけでも捉えていただければ、と。隣に座っていた上田さん(ちゃんとデジカメ持参)のブログにはもっとまともな写真が載っています。上田さんはBezosの講演中にあった"Hire builders"とというポイントを中心に解説されているが、私はこれを自社のイノベーションの源泉が「たゆまざる実験」にある以上、「頭だけ、口だけでなく手も動く奴(機動力のある奴)を雇うことが必須」と言ったのだな、と解釈した。 さて、今日もEntrepreneur Conferenceにネタを頂き、PalmそしてHandsrpingの創業チームの一人であるDonna Dubinskyの講演の紹介。エール大(歴史専攻)→金融業界→MBA(ハーバード)→アップル/クラリス→Palm創業→US. Roboticsによる買収
今日はStanford Graduate School of Businessで毎年開催されているConference on Entrepreneurshipに行って来た。参加するのはこれで3回目だが、このカンファレンス、いつも何がしかのテーマに基づいた副題がついている。今年は"Taking on the Challenge"。一昨年(2003)がバブル後の新規蒔き直し的ムードをうかがわせる"Back to Basics"(基本に帰ろう)、昨年(2004)が「しばらくは急成長もなさそうなだな」というムードのうかがえる"Building for the Long Run"(長期的発展を目指して)と何だかその時々の環境を反映したようなものであったが、今年は「起業はチャレンジングだが、頑張って取り組もう」とまたさらに一歩引いたようなものになっているように思えるのは気のせいだろうか。良く言えば、起
The Apple Blogより。出典はPaul Nixonなる人のブログ。iPod、そして火曜日に発表されたiMac Miniを核としたアップルの「PC市場食い込み」戦略をきれいに図示したもの。 素晴らしく新しいことを語っているわけでは決してない(PC世界に話が限られている、というのも少し視野狭窄気味かもしれないし)が、一枚もののプレゼンテーションとしての出来が良いので記録。 「ストーリーボーディング」と称して、プロジェクトチームと作成中のプレゼンテーションをレビューするときに20枚ほどのプレゼンを壁に貼り(章ごとに縦に並べて)、話の流れと内容のバランスを議論するのは良くある話だが、以前少人数相手の報告の時に「壁新聞方式」と称して部屋の四方の壁にプレゼンテーションを貼り付け、プレゼンターが一枚一枚、美術館でガイドが絵を解説するかのように聴衆をガイドした、ということを試したが、聴衆も全員立
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