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大入稿祭りをようやく切り抜けたときに、震災が起き、帰国し、戻ってきたときにはまた入稿があって、ついつい忘れかけながら、ずっと意識のどこかで考えていたことがある。 それは、そらのーとの事件である。 私のブログを読んでくれている人には知らない人も多いと思うのだが、この事件についてはいろんなところでまとめられているし、当事者の間でまだ解決していないようである。 事件の概要を私がまとめたり、特定の記事を貼ったりすると、なんだかおかしなことになってしまいそうなので、そのへんは割愛します。 ネットで検索してくれればすぐわかります。 5月号のヴォーグで、デジタル別冊の鼎談の取材というお仕事をさせていただいた。 鼎談に参加したのは、メディア・ジャーナリストの津田大介さん、コンデナストの田端信太郎さん、そらのーとの広報そらのさん(本名は佐藤綾香さん)である。 私はどっちかというとデジタルの世界では後のほうに
東日本大震災。 地震が起きた日、いつもより早く寝てしまったので、気がつかなかった。 起きて地震があったことを知り、家族に電話をしたのだがつながらない。 これまでいつも家族に心配される立場だったのが、初めて、心配する側の気持ちを味わった。 すぐにツイッターを見ればいいのだと思い、妹の行動をみて家族の無事を確認したけれど、家族と連絡がとれない間、デジャブのように思い出したのは、2001年9月11日のことだった。 あのときは、無事だよ、ということを伝えたくて、必死にリダイアルを押し続けたのだった。 思えば、あと半年であれから10年なんですね。 天災と人災という点で違うところもたくさんあるけれど、この日で確実に何かが変わった、という意味でどうしても重ねあわせてしまう。 10年前、私は報道の現場の片隅で生きていた。 そして911のテロが起きた。 知り合いではなかったけれど、会社の同僚が何人か亡くなり
今日のお昼過ぎ、自分のツイッターTLに「あなたはどう思う? 「犬の餓死」という芸術」というタイトルのブログについてのつぶやきが流れてきた。 もちろんすぐにクリックしましたよ。 臨場感があってよく書けているし、描かれている内容はショッキングだし、人間として考えるべきテーマてんこもりな感じである。 しかし、なんだか違和感がある。 いくらなんでもこんなことまかり通るのかと思ったし、何よりも出典がない。 だから調べてみた。 そうしたら英語圏で語られていることはずいぶん違うことがわかった。 いろいろ読んでわかった(といっても、インターネットを使って「わかる」範囲のことだけど)のは、2007年にGuillermo 'Habacuc' Vargasというコスタリカ人のアーティストが、ニカラグアで、たしかに弱った犬を使って展示をした。 そしたらものすごい大騒ぎになって、100万人以上の人が展示をやめさせる
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