『SWITCHインタビュー 達人達』(1月30日) 金田一秀穂「『刺身』っていう言葉があることによって、日本人はお刺身のおいしさを楽しめるわけですよね」/『SWITCHインタビュー』1/30 — 飲用 (@inyou_te) 2016, 1月 31 言葉は文脈のなかに置かれることで意味を成すけれど、 ひとつの言葉が文脈をひっくり返してしまうこともある。 先週30日の『SWITCHインタビュー 達人達』は、 漢字や日本文化をネタにするピン芸人・厚切りジェイソンと、 テレビのなかの日本語系クイズに欠かせない言語学者・金田一秀穂の対談だった。 そのなかで、金田一先生が言葉について、次のような話をしていた。 金田一「“死んだ魚の生の肉”っていうのはおいしくない。でも“刺身”はおいしい。おんなじものじゃないですか。でも、『これ死んだ魚の生の肉だよ』って言ったら、ボクらたぶん食べない。(中略)で、それ