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今回は改めてHTTP/3とはどのようなもので、QUICとは何か、HTTP/2時代からの改善点と我々はHTTP/3の波に乗るべきなのかチェックしていきたいと思います。時がたち次世代Web通信プロトコル「HTTP/3」の標準化プロセスが完了し、2022年6月に「RFC 9114」となりました。既に基盤となる「QUICプロトコル」の標準化プロセスも完了し、RFC9000としてRFCとなりました。もうHTTP/3は無視出来ないところまできています。 HTTP/3の誕生と歴史HTTP/3とは、HTTP/1.1 HTTP/2に続く新しいバージョンの約束事です。HTTP/1.1からHTTP/2は様々な点で劇的な進化を遂げましたが、HTTP/3はHTTP/2の根本的な課題をTCP・TLSの融合という形で解決し問題点を補うよう進化してきました。 1991年:HTTP/0.9(HTTPの始まりGETメソッドし
CDNベンダーは導入簡単!とマーケティングし営業さんも同じように手軽ですよ!と案内していることが多いです。これは間違いではありません。なぜなら導入自体はDNSレコードをかえるだけで完了するからです。しかし、気をつけなければいけない点は多数あります。導入が簡単であればよし!といかないのがキャッシュの世界。導入するサーバー(Webサイト等)に全く同じ構成がないように、導入するシステムや状況によって気をつけるポイントも多数存在します。これがCDNの面白いところでもありますが、全てのケースをご紹介することはできないので、今回はCDNを導入する上で注意・気をつけるべきスタンダードなポイントについて解説します。 CDNに切り替えできるドメイン(DNS)かどうか凄く基本的なことですが、CDNを導入する予定のドメイン名によって(正確にはDNSサーバー)CDNに切り替えが出来ないケースがあります。 CDNに
近年では動画・VRなどあきらかに大きそうなコンテンツが増えてきましたが、Webページで読み込まれる容量の半分以上は未だ画像というWebサイトも多い状況です。画像最適化を行うとアクセスするユーザーの転送量削減になりますし、ネットワーク転送コストが削減されるとWeb高速化の効果もあるためまさにWebサイトにとって必須といってもいいでしょう。今回は色々メリットがある画像変換サービスとCDNについてご紹介します。 画像最適化が重要な理由インターネット回線が細い時代、大手AMAZONも本の画像をあえて利用せずテキストのみのWebサイトにしていたほど画像は回線速度とデバイススペックを消費することは昔から変わりありません。現在ではインターネット回線もどんどんスピードアップし、コンピューターやスマートフォンのスペックも上がり、画像はWebサイト全体容量の半分以上を占める存在となりました。しかし、回線やスペ
Server Pushの実装と要件Server Pushを実装するためにはWebサーバー側で条件をみたしていなければいけません。対応条件としては主に以下の通りです。 HTTP/2に対応しているSSL通信である※ブラウザの制約Server Push対応であるまずServer PushはHTTP/2の機能です。HTTP/2はHTTPでも動きますがブラウザ側の対応がHTTPS必須となっているためSSL通信が必須となります。次に、Server Pushであるという命令を解釈できる必要があります。HTTP/2対応だからといって全てServer Pushが対応しているというわけではありません。 HTTP/2 Server Push対応Webサーバー mod_http2でデフォルトで有効になっています。H2Push機能(オン/オフ)により、このサーバー/仮想ホストのすべてのリソースでスイッチをオフにでき
CDNはWEBサイトにある画像などのコンテンツをキャッシュし、キャッシュしたコンテンツをユーザーに配信します。このCDNから配信した比率のことをHIT率というのですが、CDNを利用するからにはなるべく高いHIT率をたたき出したいと皆さん感じているはずです。 今回は、CDNでHIT率を向上させるための方法としていくつか代表的なチューニングをご紹介致します。 キャッシュキーについて CDNサービスはブラウザーからアクセスがあると、そのアクセスした様々な情報をみてコンテンツがユニークかどうか判別しキャッシュを分ける作業をします。 その際、判別する情報のことを弊社では「キャッシュキー」と呼んでいます。 キャッシュキーとして一番始めに思い浮かぶのはおそらくURLだとおもいます。URLが異なれば基本違うコンテンツという理論に基づいてCDNがまず初めにみる値です。 ※CDNは10年前からある技術で、当初
CDNを利用する上で避けては通れないのがDNSとの関係です。CNAMEレコードには制約事項がありCDNを利用する上で課題となる場合があります。今回はApexドメインという特殊なドメインとCNAMEレコードの制限についての紹介です。 CNAMEレコードとはCDNはDNSの仕組みをうまく利用しアクセス元から一番近いエッジサーバーのIPアドレスを応答後、最終的にネットワーク的に近い場所にあるエッジサーバーへ誘導します。これらのロジックを利用している関係上、CDN事業者への切り替えはCDNベンダーが提供するサブドメインにCNAMEレコードを定義する方式が必須と言っても過言ではありません。 まず、CNAMEレコードについておさらいです。CNAMEとは既に定義されてるドメイン名の別名を定義することです。おなじみのAレコードは以下のようなフォーマットでドメイン名とIPアドレスを1対1で紐付けます。※DN
WEB高速化をおこなうためには、コンテンツサイズを極力小さくできる圧縮配信が有効です。コンテンツ圧縮で有名なのはGzipによる圧縮配信ですが、Gzipよりも圧縮率が高いBrotliの概要について、またCDNと同時利用した場合の留意点を掲載いたします。 Brotliとは? Brotli(ブロトリ)はGoogleがファイルサイズをさらに縮小するために開発したオープンソースの新しいLZ77アルゴリズムをベースとした圧縮アルゴリズムです。日本では馴染みが少ない読み方ですが、由来はスイスで“小さなパン”を意味する「Brotli」(ドイツ語)となっています。 既に「RFC 7932」の一部としてIETFによって定義されており、WOFF(Web Open Font Format) 2.0のフォント形式での圧縮方式の一部として作られたものが他のコンテンツ圧縮にも使えるよう汎用化されました。 Zopfliよ
CDNは基本的に2つのシンプルな動作を制御して負荷分散を行いますが、今回はCDNでキャッシュさせる方法・キャッシュさせない方法について代表的な手段と、手段の違いによるメリット・デメリットを掲載します。 CDNの本質は2つCDNの動作は大きく分けて「キャッシュする」「キャッシュしない」という2つの動作があります。 キャッシュするCDN(エッジサーバー)は、ユーザーからのリクエストがあったコンテンツをオリジンサーバーから取得し、CDN内にコンテンツのコピーを保持します。初回以降のアクセスからCDNとユーザーの間でキャッシュ配信します。 キャッシュしないCDN(エッジサーバー)は、ユーザーからのリクエストをそのままオリジンサーバーに渡し、レスポンスをそのままユーザーに返します。通信の最適化や様々なことをする場合がありますが、コンテンツ自体のキャッシュはおこないません。 CDNを使う多くの方は、こ
WEBサイトを高速化し、オリジンサーバーの負荷も削減するという目的でCDNを新規導入するケースが増えています。そこで、今回はWEBサイトの高速化・オリジンサーバーの負荷削減ができる「CDNで行うコンテンツ圧縮」の概要と注意点について掲載致します。 コンテンツ圧縮(gzip)とは? コンテンツ圧縮で有名なのはgzipによる圧縮です。gzipは「RFC 1952に記述されているファイル圧縮プログラムgzipで生成されたエンコーディングフォーマット」のことで、PCやMACでもZIPにしてファイルを提供したりするとおもいますが、WEBの世界でも同じようなことをしてコンテンツのサイズを小さくすることが出来ます。 圧縮の仕組みgzip圧縮はテキストコンテンツ内で似たような文字列を見つけそれらの文字列を置換することによって、全体のコンテンツサイズを縮小します。 HTMLやCSS、JSは空白・タグのように
CDNを利用中の場合、動作の確認や正しくキャッシュしているのか等の調査のために、HTTPヘッダーを確認する機会が多いと思います。今回は、CDN中の人(弊社エンジニア)も使っているGUIツールやコマンドラインの利用方法についていくつかピックアップしてみました。 CDNをデバッグ(調査)するためのツールとは?CDNをデバッグするためには、HTTPの通信内容を調査する必要があります。このようなツールはGUIとCLIで様々ありますがGUIで確認するツールはCLI(コマンド)と比べ導入・操作の敷居が低いことが特徴です。Chromeなどの主要ブラウザだけでもある程度のデバッグが可能ですので、非エンジニアの方もすぐに調査できることがGUIツールの大きなメリットといえます。いっぽう、ある程度コマンドが利用できる方や大量のURLに対して調査したい場合はCLIの方が優れています。 まず始めに敷居が低いGUIツ
このように国外CDNは転送量とディスカウント率で料金表をつくることができます。もちろんこれら以外にも、ある程度のボリュームがあるとさらにディスカウントが効いてくる場合もありますがそのあたりは明確化されていないため割愛します。 こちらはAsiaへの配信料金をまとめたものです。Asiaむけ配信はアメリカやヨーロッパの次に高い配信地域となります。※インドやブラジルあたりがAsiaの次に回線コストが高い傾向のためAsiaが最も配信コストが高いわけではありません。 料金の値上げをしたCDN事業者さて、利用者からすると1GBあたり1円でも安く配信できたほうがコストカットできるとおもいますが、従量課金CDNの配信コストというのはもちろん原価割れしない最低価格というのがあります。つまり、安すぎる価格には理由があるということです。 その一例としてどこよりも安くグローバルに配信できることが売りであった、スイス
今回は、CDNでWordPressを安全にHTTPS(SSL)化する方法をご紹介します。 通常のWEBサーバーのみの環境ではそれほど難しくないHTTPS化もCDNやロードバランサー(ELB等)と連携して利用しようとすると、リダイレクトループなどでトラブルになる可能性があるため、この機会にポイントを押えておきましょう。 HTTPS(SSL)するパターン新規サイト立ち上げ時にHTTPSにする場合開発段階でこれからWordPressでコンテンツ作成していく!という場合WEBサーバー側の設定とWordPress側のURLの設定を正しく行えば問題ありません。 WEBサーバー側のSSL設定まずはWEBサーバー(ApacheやNginx)でSSLの設定を行う必要があります。SSL証明書と秘密鍵をApacheやNginxのコンフィグで適切に読み込めるように設定しましょう。 Root権限がないホスティングサ
今回はCDNを使うとナゼWEBサイトの高速化ができるのか?というお話をしたいと思います。正しい理解をしていないと逆効果になる恐れもあるためポイントをしっかり押さえておきましょう。 高速化=CDN 解説新規サイトを立ち上げ、だれもアクセスしていない状態のページ表示速度が仮に2秒かかるとします。この状態で、CDNを導入してページ表示速度が1秒になったり0.5秒になったりすることは恐らくほとんどのケースであり得ません。ではナゼCDNは高速化できると言われているのでしょうか。 CDNの仕組みCDNはアナタのWEBサーバーの代わりに、静的コンテンツ(jpegやzip等)を配信するサービスです。そのため、ファイルを配信するという負荷がかかる作業をCDNサービスで肩代わりします。 オリジンサーバー(サイト)の配信作業がCDNによって削減→サイトの負荷が減る→高速化される 技術的な根拠は色々ありますが、ざ
Centos5までは明示的にIPV6を有効にしなければONにならなかったのですが、CENTOS6以降は少々動作が異なります。 今回は、IPV4しか利用していない方を対象にIPV6を無効にする方法を簡単に記載していきます。 NETWORKING_IPV6=no/etc/sysconfig/networkにNETWORKING_IPV6=という項目を追記している方は、項目を削除していただくか明示的にNETWORKING_IPV6=noと記載しておきます。 ここまでは今までのCentos5と同じ作業ですがCentos6はさらに以下のようにカーネルの設定で無効にする必要があります。 カーネルで明示的にOFFにするディレクトリ/etc/modprobe.d/配下に任意のファイルを作成し、その中に以下の1行を追記する。ファイル名は何でもOKです。 options ipv6 disable=1 IPV6
WEBを高速化するには様々な方法があり、単純に高スペックのサーバーを並べただけではどうしても解決出来ない問題も存在します。今回はハードウェアレイヤーではなくその少し上のトランスポートレイヤーのチューニングの一つ TCP FAST OPENにつてご紹介します。 TCP FAST OPENとは「トランスポートレイヤーでTCPの通信方式を最適化する」手法です。※略してTFOと呼ばれる事もあります。TCP FAST OPENがRFC化したのは2014年12月(RFC7413)となり、実は少し前のお話となります。Linuxのカーネルでは3.6から実装されておりその後のバージョンでは標準で有効化されています。 3 Way HandshakeTCP通信は通信相手との信頼性を保証するため、以下のような動作を必ず行います。 これらはTCP通信を開始する場合常に行われる決まり事です。そのためHTTPでもHTT
前回(第1回)はCDNで何が出来てどういうメリットがあるのか?という部分にフォーカスしてご案内しました。 第2回となる今回は、CDNにはどんな種類があるのかをご紹介したいとおもいます。 プッシュ型プッシュ型というのは、負荷分散する対象のファイルをCDNベンダーのサーバーにFTPもしくはWEBコンソール経由でアップロードして利用する方法です。弊社でもオリジンつきCDNというのがこちらに相当します。 また、CDNベンダーが用意しているVOD(オンデマンド)ストリーミングサービスなどを利用する際にも、ストリーミング対象のMP4をアップロードする必要がありますので、だいたいこちらのCDNです。 メリット既にサイトとは別にファイル配信専用のサーバーがある、もしくはファイル配信に別ドメイン名を使って分けている場合は、今までと同様ファイルをアップロードするだけのシンプルな運用が可能です。 CDNベンダー
今回はHTTPレスポンスヘッダの一つ、Expiresヘッダについて紹介します。現在ではCache-Controlヘッダのほうが一般的ですがまだまだ残り続けているヘッダのためしっかり内容を押さえておきましょう。 ExpiresヘッダとはExpiresヘッダはレスポンスヘッダのひとつでApacheやNginxなどのWEBサーバー側で適切な設定をすることによって、新しいファイルが存在しているかどうかを確認することなく、ブラウザでキャッシュ済みのファイルを強制的に適用するEtagやIMSより優先度が高いヘッダです。 キャッシュ済みのファイルを強制的に読み込む期間を指定するため、Expiresヘッダで指定した期間は強制的にコンピュータ内に保存されたキャッシュファイルを読み込むことになります。 Expiresヘッダサンプル Expiresヘッダはhttp1.0のバージョンから存在し、netscapeの
今回はCDNを利用する上で避けては通れない、HTTPヘッダの重要性についてご紹介します。 一般的なCDNはオリジンサーバー側のHTTPヘッダをみてキャッシュ時間を決める等、様々な判定を行う為CDNを利用する上でHTTPヘッダとオトモダチになっておくことは大変重要です。 HTTPヘッダって?WEBサイトを表示する時、http:// もしくはhttps:// から始まっていますが、「http」とは通信プロトコルの一つでWebサーバーとクライアント(ブラウザなど)が、相互に通信するためのお約束ごとです。 Aさんがhttp://www.google.co.jpにアクセスすると、GoogleさんのWEBサーバーがコンテンツを返却し、AさんのブラウザにGoogleのサイトが表示されます。 「このコンテンツみたいです(リクエスト)」 → 「はい。どうぞ!(レスポンス)」 というやりとりがHTTPという決
今回は、何故CDNを使う必要があるのか、CDN の 仕組み や技術的なことをなるべく分かりやすく解説したいと思います。 WEB高速化、負荷分散、オンデマンド・ライブ動画配信、コンテンツ配信、ということを検討もしくはこれから始めようとしている方は、CDNというキーワードを一度ぐらいは聞いたことがあると思います。CDNってどんな仕組みでどのようなことが出来るかご存じですか? まずはCDNの簡単な歴史から。 CDNの歴史CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)というのは、大手Akamaiさんが1990年代に提唱したといわれているコンテンツを配信するためのネットワークのことです。実は、最近できた技術や仕組みではありません。 インターネットが流行りだした時代からありました。 しかし、近年では90年代当初から比べると様々な仕組みや技術が取り入れられた次世代CDNに進化しています。 CDNとは?CDN
CDNベンダーは導入簡単!とマーケティングし営業さんも同じように手軽ですよ!と案内していることが多いです。これは間違いではありません。なぜなら導入自体はDNSレコードをかえるだけで完了するからです。しか ... 続きを読む
今回は高速化手段の一つとして注目されているHTTP/2に関して、主な特徴HTTP/1.1との違いなどを紹介したいと思います。HTTP/2はHTTP/1.1と比べ様々な最適化がされています。 HTTP/2とはSPDYというプロトコルをご存じでしょうか。SPDYは2009年頃米GoogleによるWeb高速化の取り組みの一環から誕生しました。SPDYは従来から利用されているHTTPと互換性を保ちながらセッション層を効率化するプロトコルで、既にTwitterやFacebook、一部大手サイトなどが取り入れるようになりました。 HTTP/2はこのSPDYの進化版という位置づけで2015年5月にIETF(Internet Engineering Task Force)によって仕様の策定が進められ、RFC化を果たしました。そのためHTTP/2は従来のHTTPと互換性を保ちながら内部的な効率化がされていま
今回は既にCDNを利用している方も、利用していない方も今すぐ出来るHTTPヘッダチューニングをご紹介します HTTPヘッダのお話では、レスポンスヘッダやリクエストヘッダの中に何があり、どういう役割なのか簡単にまとめてみましたが、非常に多くのデータがWEBのやりとりで利用されていることが分かったと思います。 CDN利用時に利用者側が出来るチューニングは、オリジンサーバー側のApacheやNginxなどでどのようなHTTPレスポンスヘッダを付与するのか、しないのかということを決めるヘッダチューニングです。 Last-ModifiedヘッダはレスポンスヘッダのひとつでApacheやNginxなどのWEBサーバー側で適切な設定をすることによって、ブラウザ側にコンテンツの最終更新時刻を送信することができます。 ブラウザ側は、このコンテンツの最終更新時刻を覚えておき次回リクエストした際にリクエストヘッ
Home > Network > 2 Ciscoルーターをブロードバンドルーターとして使う Firewall (ACL) Reflexive ACL CBACの設定 前回の記事 「1 Ciscoルーターをブロードバンドルーターとして使う PPPOE NATの設定など」 では、インターネット接続までが可能となりましたがこれではセキュリティ的にとても運用できる状態ではないため今回はFirewallの設定方法を紹介します。 一般的なFirewallの設定方法まずは一般的なFirewallの設定方法から紹介します。CiscoのFirewall(以下アクセスリスト)は条件に一致したものがあればその後のACLは無視するという仕様です。おそらく一般的なブロードバンドルーターも同じような仕様になっているとおもいますが、気をつけなければいけないのは何もACLに記載していない場合、全ての通信を拒否するという
今回は、Nagiosの欠点ともいわれているパフォーマンスデータのグラフ化が行えるPNP4Nagiosのインストールを行う。Nagiosの環境に関しては前回執筆したCentos6にNagios 3.5.0をインストールと同じ環境に導入することにする。 PNP4Nagiosには、PNP4Nagios 0.4.x 系とPNP4Nagios 0.6.x 系があるが今回はPNP4Nagios 0.6.xを導入する。 導入条件公式サイトを確認すると導入条件は以下の通りとなる。 ・Perl >= 5.x without additional modules ・RRDtool >= 1.x, better 1.2 but not compulsory ・PHP >= 5.2. for the Webfrontend based on Kohana ・PHP-extension zlib, session
指定した時間ピッタリにCronが実行されるにはどうしたら良いかを簡単に解説します。 RHEL6 (Scientific Linux 6 や CentOS 6 も同様) から、デフォルトでは「cronie-anacron」というパッケージがインストールされ、 ジョブの定期実行は anacron で制御されるように変更されました。そのため、Centos5の時のcron のように決まりきった時間にジョブが一斉に実行されるわけではなく、 設定された時間内(3時-22時)に、ランダムに設定された時間分(0分-45分)待って実行されるように変更されています。 Crontabの記載Centos6系以降—————————————————————————————————- SHELL=/bin/bash PATH=/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin MAILTO=root HOME=
名前を入力後左のFolder Listに記載されている項目すべてを一端右側に移します。その後右側の以下の2つのみ左側に移し除外します。 ・partition-image.sin・simlock.ta このような状況にできたら、最後にCreateをクリックします。 メイン画面に戻り緑色のバーが進んで処理が開始されます。 ログの一番最後に「Bundle creation finished」と表示されれば成功です。 こちらの手順が終了するとC:flashtoolfirmwares フォルダ内にxxx.ftfという複数のファイルが作成できていると思います。 このファイルが端末が起動しなくなった際やリカバリーをPCから行う際に必要となるファイルですので、厳重に保管しておきましょう。 本当に戻るかどうかのリストア確認 先ほど作成した.ftfというファイル達をつかって本当に初期化が可能かどうかをFlas
Ciscoのルーターを利用する機会も多くなりましたので、高性能な1812jをブロードバンドルーターのように設定する方法を紹介していきます。 まず、今回構築する環境はNTTのフレッツ光NEXT回線を利用して一般的なISPで使用するPPPOEを使いWAN側のIPアドレスを取得します。 ローカル側にはプライベートIPアドレスで利用し、一つのグローバルIPアドレスをつかってネットに接続できるようにPAT(CISCO用語)一般的にはIPマスカレード NAPTの設定を行います。 PPPOEを利用するインタフェースまずPPPOEを設定する場合、どのインタフェースを利用してPPPOEを利用するかという設定を行う必要があります。IOSのバージョンにより2つのパターンにわかれます。 IOS12.4以前のルーター============================================ ・vpdn
無料で使えるVmwareEsxiで稼働中の仮想マシンについて、仮想マシンを停止することなくオンラインバックアップ(ホットバックアップ)する方法をご紹介します。 今回の要件・ホットバップアップ(稼働中の仮想マシンのバックアップを取得) ・世代管理が可能なこと ・差分フルバックアップを併用できること バックアップスクリプトの展開まず、バックアップスクリプトをダウンロードしESXI上に展開します。 ダウンロード先:http://www.virtuallyghetto.com/ 今回ダウンロードしたファイル ghettoVCB-master ダウンロードしたファイルをESXIのストレージの何処でも良いので展開します。 今回はマウントしたバックアップストレージの直下にbackupshというディレクトリを作成しその中にスクリプトを配置しています。 ghettoVCB.confの編集配置後、バックアップ
Vmware ESXiでもVmware Fusionでも同じですが、Vmware toolsをゲストOSに入れることにより各種ドライバー等が入り最適化されます。WindowsのゲストOSであればマウントしてEXEをクリックしインストールできますがLinuxの場合は少々手順があるため、インストール方法を記載します。今回はCentos系のゲストOSが対象です。 Vmware toolsのインストールVmware fusionの場合はゲストOSを選択しメニューバーから「仮想マシン」->「VMware Toolsのインストール」をクリックします。 ※ESXiを利用している場合は、Vmware VsphereクライアントからESXiサーバーに接続後仮想マシンを右クリックし ゲスト→Vmware toolsのインストール/アップグレードを選択します。 この状態で、マウントされたイメージをコピーしてイン
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