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blog.goo.ne.jp/stage_gate_analysis
サービスマーケティングの分野で「サービス・ドミナント・ロジック(service-dominant logic)」というフレームワークが提案されている。 サービスを「顧客との価値共創」と捉え、従来の「製品ドミナントロジック(goods-dominant logic)」との対比を行っている。「顧客との価値共創」という定義自体は、IBMのサービスサイエンスにおける「サービス」の定義と同じであり、現時点では市民権を得た定義になっている。 オリジナルの文献は、VargoとLuschの2004年の論文「Evolving to a New Dominant Logic for Marketing」であり、Webからダウンロードできる。また、書籍「The Service-Dominant Logic of Marketing: Dialog, Debate, And Directions」(ペーパーバック
2006年は「サービスサイエンス」に関する特集号が各学会(ACM,情報処理学会,OR学会,など)の学会誌で組まれたこともあり,「サービスサイエンス」に関する社会的認知度も高まってきた.ここでは,電機/計算機メーカーにおける具体的な取組みをレビューしてみよう. IBM: IBMはサービスサイエンスの提唱者であり,米国アルマデン研究所を中心に活発に研究開発を行っているらしい.具体的に見えてくる研究成果としては,バーチャル社会の「セカンドライフ」における積極的関与がある.詳しくはC-NETの記事「IBM、「Second Life」などの仮想世界に本腰」を参照のこと. 富士通/富士通総研: 富士通総研は,サービスイノベーションの調査・研究に積極的に取り組んでいる.「研究の全体枠組」に関する資料によると,Web2.0時代における顧客と提供者間の「情報交換」に注目している点が特徴である.富士通(富士通
MOTの世界最大の国際会議PICMET05で興味深かった招待講演の1つにMITのEric Von Hippel教授の「Democratizing innovation(民主的なイノベーション)」がある. 従来のイノベーションは製造業主導のものが主であったが,ネットコミュニティの発達により,今後はユーザ主導のイノベーションが増えてくるだろうとの分析結果を示したもの. Apacheプロジェクトなどのオープンソース開発やレゴのマインドストームはその典型であるが,他の分野においても,プリント基板CAD,図書館情報検索システム,アウトドア製品,外科医による医療機器のイノベーションなど,民主的なイノベーションが存在することを具体的に示している. 製品開発段階でネット等を通じてユーザの意見を取り入れようという発想は昔からあったが,あくまでも製造業主導であった.今後,ユーザが主で製造業が従になるようなイノ
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