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大そうじへの備え
blog.goo.ne.jp/memo26
茅沢勤 『習近平の正体』 ( p.72 ) 習近平が7年間の下放生活を経て北京に戻った75年夏、父の仲勲にも大きな変化が訪れた。河南省洛陽市の洛陽耐火資材工場の副工場長として、妻の斉心と娘の橋橋を帯同しての「病気療養」が許されたのである。これは62年から13年にも及ぶ軟禁生活の終わりを意味し、仲勲は「復活は近い」と確信した。 仲勲は13歳で共産革命に参加した生粋の革命戦士だけに、身体の鍛錬を忘れることはなかった。北京での軟禁生活でも、時間があればわずか7㎡の部屋を歩き回った。洛陽での3年間、雨が降ろうとも毎朝2時間は散歩を欠かさず、それから公衆浴場で汗を流し、新聞と本を読み、午後にはまた郊外のダムまで散歩するという生活を送った。すべて復活に備えるためだ。 (中略) そして78年3月、北京で開かれた中国人民政治協商会議(政協)で、仲勲は政協常務委員となり、実に16年ぶりに中央で復活を果たした
田中秀臣 『デフレ不況』 ( p.72 ) 一九九〇年代の日本においては、不況脱出のために大規模な財政出動が数度にわたって試みられました。しかしそれらの財政政策の効果は限定的なものに終わりました。 その理由をバーナンキは「リカードの等価命題」によって説明しています。 政府が赤字国債発行による財政政策を行うと、財政赤字を懸念する国民は、現在の支出増によって将来の増税を避けられないものと考える。そうなると、たとえ減税や補助金などによって名目所得が一時的に増えても、それを将来の増税に備えて貯蓄してしまい、現時点の消費に回さなくなる。 これが「リカードの等価命題」です。 いくら財政支出を増やしても、国民が財政への不安から貯蓄性向を高めてしまえば、乗数 (波及) 効果による総需要の底上げは限定されてしまい、経済全体としてはかえって消費が減って、総需要が落ちてしまう恐れさえあるのです。 日本の場合、こ
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