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CES 2025
ankeiy.hatenablog.com
私が初めて日本代表を国立に応援しに行ったときには、客席に数百人しかいなかったんですよ。それに比べればどんなに盛り上がらないワールドカップも私の中ではいつも吉野家の牛丼特盛。なかなか勝てないサッカー日本代表が叩かれていますが、人それぞれ、まあ、様々な思いがこの4年間にあって、言いたいことは山ほどあるでしょうが、今週はもうワールドカップロシア大会の開幕ですよ。みなさん、せいおっぱい、いや違う違う、精一杯、応援していきましょうw久しぶりにブログを書きますが、サッカーの話ではありません。今日は事業を起こすということはどういうことかというお話です。なぜこんなことを書くかというと、いまうちの会社でビジネスコンテストをやっているんですが、参加する人に少しでも頭を使って考えてもらおうと、私が主催で社内勉強会を開きました。先日。それで、せっかくだからその話を少しブログにまとめて、事業企画で悩んでいる人に少し
ひどいドライアイでブログなど書けないというのもありますが、書かないとほんと書かなくなっちゃいそうなので、たまには書いています。Twitterでバズったツイートがあったので、そのツイートがなぜ拡散するのかということについて少し考えて、SNSで情報を拡散したいと考えている人たちの少しは参考になればいいと思います。 今回取り上げるツイートはこれです。 12月7日の朝投稿され4日経ちましたが9.4万リツイートされて、12.2万いいねされていますね。 詳しいアクテイビティは以下とおりです。 864万インプレッション発生して、36万7500回のなんらかのアクションが取られたということですね。1ツイートとしてはなかなかの数字ですが、興味深いのは13万4000回も詳細表示がされているということです。これは(よくわかりませんが)このツイートについた、リプライを確認しているんだと思います。実際、リプライの中に
久しぶりにブログを書いてみます。というのも、だいぶドライアイが改善したからです。ありがとうございます。ということで、早速ドライじゃない目線で書き綴ってみたいと思いますw。 さてさて、旅行とかリフォームとかわりと堅調なようですけど、やっぱり個人消費がぱっとしないようです。ニトリの創業者、似鳥昭雄さんも「個人消費が腰折れしている」とおっしゃっていますが、最近はあの小売業の勝ち組「しまむら」ですら苦戦しているというニュースが流れてきました。 日銀は2%の物価上昇目標を先延ばしにばかりしていますが、現実的にモノが売れないと困る企業は、イオン、セブン、無印、ユニクロなどなど、未だに低価格化路線をひた走ります。賃金が少し上昇していている中で企業努力で価格を下げてくれるわけですから消費者としてはありがたい限りですよね。企業としては苦しいですね。政策的に値上げされた酒類にはそっぽをむくなどなかなか手厳しい
クロネコヤマトの宅配便が苦しんでいます。ネット通販が成長する中で、特に昨年はアマゾンの躍進もあり、宅配市場の取り扱い個数が6.4%もアップしたそうで、年間総貨物個数は38億個にもなっているそうです。需要が加速しているんですね。最大手のヤマトホールディングスですら「急成長」「人手不足」の中で相当苦戦しているようです。 市場が拡大するというのはビジネスとしてはうれしい悲鳴なんでしょうけど、急激な変化に組織も仕組みも対応しきれていないというのが実情のようです。 実際ヤマトホールディングスの2017年3月期の1月〜12月までの決算を見ると、売上は1兆1181億円と前年より3.1%伸びているのにもかかわらず、経常利益は583億円と前年より8%も減少してしまっています。4割を超えるシェアも若干落としてしてまっているんですかね。 それで、これから宅配市場どうなるのかというと、日本の商取引に占めるEコマー
先日、紺屋勝成さんのお別れの会に参加してきました。紺屋さんは昨年末53歳という若さでこの世を旅立ってしまったのだけれど、お別れの会に参加してこのブログに紺屋さんとの思いでを少し書いておこうという気持ちになりました。たいした話じゃありませんがw 紺屋さんがガンで闘病していることは知っていました。奥様が公職を投げて看病に専念されるということだったので相当厳しい状況であることは容易に想像できたのですが、胃がんで摘出手術に成功されて一命をとりとめたのだとばかり思っていました。闘病生活中にも何度かお会いしたのですが、そんな悲壮感を微塵も感じさせず、順調に回復しているものだとばかり思っていました。 昨年の夏過ぎにいよいよ大変な状況になって、厳しい科学療法を選択しなければならなくなったとき、その治療を開始する前日に本人が自ら録画したビデオがお別れの会で流されました。5年5か月前に発見されたガンはすい臓が
突然ですが、世の中にモノがなかった時代は生産者がものすごく強かったわけです。手作りしていたものが工業化され、大量生産され、科学の進歩とともに何度も人間社会はイノベーションをおこしますが、主役はいつも生産者でした。 少しその景色が変わったのがアメリカでスーパーマーケットなどの小売業態が誕生したからです。この流れは戦後日本にもどっと入り込んできます。総合スーパーは規模のメリットを利用して消費社会で成長していきます。このときは売り方にイノベーションが起こったわけです。生産者は作ったものをたくさん売って儲けたい、消費者は生産者が作ったものを購入して生活をもっと豊かにしたい。その両者のニーズをつなぐものがまさに小売流通業だったわけです。しかし、はじめは良好に見えたこの生産者と小売業者との関係は時を経てぎくしゃくし始めます。両者の目的に次第にずれが生じてきたからです。 生産者は「できるだけ高く売って儲
ニトリは、すでに誰でも知っているお店だと思います。ぼくも若いころからよく利用させてもらいました。特に、町田の16号線沿いのお店には、まだ子供たちが小さかったころよく行ったもんです。記憶にあるだけでもキッチンに置くサイドボード、子供のベッド、ソファ、学習机なんかを買いましたかね。 ここ10年くらいは、家具の巨人IKEAが参入してきて「ああ、ニトリもこれから大変なのかな」くらいに思っていたんですが、全然、ニトリの勢いが衰えず、逆にIKEAの方が弱ってきている感じじゃないですか。大塚家具なんて迷走している感じですし。日本の家具市場を見ると、ほんとニトリは強いですよね。と、業績をちらっと調べてみると、2016年2月期の売上高は4,581億円、経常利益で750億円です。この期まで29期連続増収増益を続けていて、この記録は上場企業の中で堂々の1位だそうです。2016年1月23日の終値でニトリホールディ
何か商売をスタートするとき、それをはじめるタイミングがすごく大切だというのは間違いないと思います。よく「流行の一歩先くらい」がちょうどいいって言いますしね。あまりに早くスタートしてしまうと、まだ市場が立ち上がっていないから失敗するし、遅れると先に誰かに果実を奪われてしまうというイメージなんだと思います。 ぼくもこの事業のタイミングを当然すごく意識してきました。たとえば今手掛けているネット広告のサービスも、まずネットユーザーが育って、Webコンテンツが増えてそこで事業を展開する広告主が増えて、はじめて「それじゃあ、広告でも利用してみるか」となるわけで、早く始めすぎると「あれ、市場がないぞ」ってことになるわけです。ぼくたちがアフィリエイト広告の仕組みを引っ提げてネット広告市場に参入したのは、2000年ですが、実際に市場が立ち上がった感触を得るのは2002年過ぎです。2年間は亡霊のようにさまよっ
今年も残すところあと数時間あまりになりました。みなさん本年もお疲れ様でした。「さて2017年の準備でも始めましょうか」と言いたいところですが、本年中に書いておかなければならないことがありました。それは私の病気の話です。このブログも1年間ほとんど更新できなかった理由も、ややそこにありますが、そもそもブログなど書いている余裕がなかったのでありますw ぼくも50歳を超え、病気の一つや二つは付き合いがあります。大切な友人も若くして何人か病気で失っていますし、そのたびに乾いたぞうきんを絞るような嫌な思いをしてきました。古い友人に久しぶりに会うと、自分や家族の病気や治療の話に花が咲いたりしますwそのくらい病気ってのは身近なものでありますが、元気なときはだいたい自分ごとになっていないません。自分だけは大丈夫、病気にならないと心のどこかでいつも思っているわけです。ぼくもまったくそういう人間であります。しか
少し体調を崩していました。お久しぶりです。体調を崩した時の話は別の機会にまとめたいと思っていますが、久しぶりにネット企業のことを少し書いてみました。ネット系上場企業のランキングです。前回から既に1年半近く書いていないんですね。時のたつのははやいものです。 この1年半に何があったのか?まずは2016年10月21日の株価終値による時価総額ランキングをみてください。 単位は億円。2016年10月21日と2015年4月24日の終値から算出。億以下は切り捨て。赤字は1年半前から伸びている時価総額。 今回のランキングからリクルートを入れてみました。いまやほとんどのサービスが紙媒体じゃなくてネットでしょうからね。日本最大のメディア企業と言ってもいいと思います。Lineもついに上場しました。おめでとうございます。 全体の話をしますと、しょっぱい局面です。というのもネット産業全体に大きな追い風となったスマホ
ついに米ナスダック市場の指数が高値超えましたね。前回の最高値が2000年3月ですから、15年ぶりの出来事ですね。思えばこの15年間、ITバブルの崩壊、911テロ、リーマンショックと数々の困難を乗り越えてのようやくの高値です。感慨深いですね。個人的にも15年前は、2歳の子供を膝に抱えて早朝、ナスダックに上場する企業の株価をチェックしていたんですけど、その子がもう高校3年生になるんですよ。時の流れとは速いものです。 日経新聞に高値更新に関する記事が出ていたんですけど、ナスダックもこの15年でいろいろあったようです。まず、上場企業数が4800社から約半数になっているそうです。ナスダックといえばITやバイオなどの新興企業が多いですから、出入りが多いのは仕方ないと思いますが、数がそんなに減っていたとは驚きです。多くの新興企業が退場を余儀なくされ、また上場のハードルが上がっている(あるいは上場する前に
はっきり申し上げて、ぼくは本とCDの8割くらいはいまやアマゾンで買っていますよ。いまやアマゾン様がなくては生きていけません。ほんとにアマゾンはネットユーザーの、いや日本人の消費活動にがっつり食い込みましたよね。 現在は米国をはじめ、日本、イギリス、フランス、ドイツ、カナダ、中国、イタリアの8カ国で営業しているようです。まさに世界ナンバーワンのEコマース事業者ですね。 このAmazon.com、創業者で現在もCEOを勤めるジェフベソス氏によって1995年7月にサービスを開始しています。彼いわく「ネットが広がる中で、ビジネスをやらずにいられなかった」そうですから。まさに確信犯ですね。その上で、何を商売にするかで彼が選んだものが「本」「音楽」どちらもタイトルが多く、生活になくてはらないものだから、ネットのデータベースを利用したビジネスに最適だと考えたようです。 さらにベソス氏がすごいところは、は
Lineの前社長もなんだか動画のサービスをはじめるらしいですね。動画のビジネスがいろいろ出てきてますね。年収数億円を稼ぐYoutuberの登場も衝撃的ですからね。ぼくが驚いたたのはぼくが代表をしている会社をフォローしてくれていた証券アナリストが突然Youtuberをとりまとめるプロダクションに転職したことです。さぞ高給だったろうに・・・w。うちのレポートはどうなるんだw 米ネットフリックスの躍進もすごいですね。レンタルビデオがなくなり次はTV局かなって?話もちらほら。スマホの登場でダブルスクリーン化したテレビは延命しているように見えますが、本気でネットの波が来たらひとたまりsですむにゃむないrkふ。・・この辺の話は危険なのでw 今日ははそんな話をしようと思ってブログを書いているわけではありません。動画時代に対応すべく、我々も日々動画づくりに励んでいることを紹介したくなったわけです。そう、動
何年か前に、ぼくの先輩が「肺がん」になってしまって、まあ若いときからタバコと酒がんがんでしたからやっぱりって感じもするような遊び大好きな人なんですけど、もちろん今も、片肺がなくなっても元気に飲み歩いているんですけどねw。その先輩が癌になったときに、高3の息子さんがいてね。それまで反発して、学校行かなかったり、髪の毛青くして相当やんちゃしていたらしんだけど、父親が「がん」で死ぬかもしれないってなったときからね。「突然、俺医者になる!」って言いだして、猛勉強し始めて、浪人して、難関校の医学部入って、今や立派なお医者さんになっているんですよね。聞くところによると救命で寝る時間もないらしいんだけど、先輩は命を救うためにがんばっている息子のことをすごく誇らしげに話してくれました。 きっかけと環境って違うと思うんですよ。モノゴトには必ずきっかけがあって、例えば華やかなアイドルをTVで観て、アイドルを目
みなさん、こんにちは。あっという間に2月ですね。昨日立春だったんですけどまだまだ寒そうですね。今日は東京でも雪が積もりそうです。風邪ひかないようにしてくださいね。さてさて今日は、みなさんに経営について少し考えてもらおうと思ってブログを書くことにしました。今回も本年のこのブログの基本路線「まじめか!」でおおくりしたいと思います。 個人投資家のみなさんのTwitterやブログなど眺めていると、「なんだこんだけしか利益でないのかあ」とか、「こんなちっぽけな増益なんて意味あんのかあ」とか、経営者の心にいちいちグサリと刺さるような言葉が並んでいて、体に悪いのですがw、まあ、立場が違えば仕方ないですよね。投資家のみなさんは株価が上がってナンボ。儲かるネタがあってはじめて評価できるわけですから。でもね。経営者側から見るとたとえ100万円でも1000万円でも利益を増やすってことはほんと大変なことなんですよ
みなさん、こにゃにゃちは。さて、本日も新しいエントリーをお届けします。二日続けてブログを更新するなんて30億年ぶりぐらいです。ぼくの頭に異物でも混入してしまったのでしょうか。なんてくだらない前置きはいらないですよ。そうですね。まずは以下のコラムをご確認ください。 Vinyl record sales in 2014 were the highest they've been since 1993 英語ですね。読めませんね。はい、わかりました。私が要約しましょう。「米国でのアナログレコードの販売数が昨年、1993年の調査以来、最高になった」ということが書かれています。アナログレコード・・。ところでみなさん見たことありますか?今や生きた化石と化している黒くて丸くてくるくる回って音を出すアレです。あっ、もしかしてレコードの音の出し方知らない?言っておきますが、スマホをかざしても音は出ませんよw。
先日、ラジオを聴いていたら作家の平野啓一郎さんが「小説の電子化って大変なんです。ぼくの作品のライバルがトルストイになったりするんですよ」とか話していました。どういうことかというと、ネット社会以前は当然ですが小説は印刷物としての「本」の形でしか存在しなかったので、ある程度時間が経つと、絶版になったり、当然物理的に流通量が減ってきて、その本と読者が出会う機会が損なわれてくるわけです。それに代わって新しい小説家が登場し、読者がその人の作品にふれる機会が増えることで、新しい小説家は経済的に自立していくわけですが、最近はそれが難しくなっているというわけです。つまり過去の作品がどんどんデジタル化されるために、過去の作家と現在の作家の作品が同列化され、新しい小説家にとって過去の人も十分ライバルになりうる状況が生まれている。平野さんの先の発言はそういう文脈から発っせられたものでした。 一見、デジタル化で市
あけましておめでとうございます。今年もマイペースでこのブログを更新していきますのでよろしくお願いいたします。さてさて、本年一発目ということなので、私も経営者の端くれとして2015年の経営や事業について少し触れてみたいと思います。今回は「真面目か!」で失礼します。 誰も気づいていない可能性が高いのですが、うちの会社は昨年末にしれっと組織変更をしています。詳しくは開示を見てもらいたいと思いますが、ポイントは、事業部体制と新規事業への取り組みの再構築です。⇒IRリリース(PDF) ぼくたちが事業をさせていただいているネット広告市場は、2011年くらいからスマホ時代が始まっているのだと思いますが、この数年はモバイルへのシフトというとにかく大きな波がありました。そんな中、スマホの普及が始まった当初は経営的には相当な迷いがありました。というのも消費者はスマホにどんどんシフトするかもしれないが、広告主や
みなさん、こんばんは。秋の夜長を楽しんでおりますでしょうか。私はまったくブログを書くつもりなどなかったのですが、たまたま開いたパソコンで昨年の10月17日付けで、ネット企業50社の時価総額をリスト化していることに気づいてしまい、これは1年後の今の状況を調べておかねばならぬということで、大切な日曜日の夕べの2時間あまりを株価調べに費やしてしまい、まったく秋の夜長を楽しんでおりません。気分はまるで月曜日の宿題をやっていないことに気づいてしまいサザエさんを見ることができずに泣きながら漢字の書き取りをやっている小学生といったところでしょうか。 まあ、いずれにしても以下の表を見てください。 (データ消しちゃったのでこの画像しかなくて修正できないくて注記が間違っていますが、比較の株価は2013年の10月18日です。) 残念なことに1年前と比較して、ネット企業上場50社の合計時価総額は10兆円を切ってし
1999年10月1日に会社登記をしましたので、本日2014年10月1日をもちまして、私が代表取締役を務める株式会社ファンコミュニケーションは設立15年となりました。東京都民の日だと勘違いしている人がいるといけませんので、念のためご報告申し上げます。 この15年間を振り返りますと、まったく成長していない日本経済の姿があります。ITバブルの崩壊、米911テロ、ホリエモン事件、リーマンショック、東日本大震災など、日本を震撼させる様々な出来事がありました。 (単位:10億円、内閣府:2014年はIMFによる2014年4月時点の推計) 1999年の名目GDPは504兆9,031億円なのですが、2014年の予想は492兆3,951億円と、残念ながら数字が小さくなってしまっています。 また、国内の広告市場もGDPに引っ張られるように成長が止まっており、 (単位:億円、経済産業省:2014年は名目GDP成
人気ブロガーのイケダハヤトさんに連日アフィリエイト利用についてブログに書いていただいておりますので、こびっと、前日本アフィリエイト協会会長の私からもアフィリエイトについて捕捉したいと思います。 こちらがイケダハヤトさんのブログです。 ↓ スタートアップ企業はアフィリエイトプログラムを用意すべき! ちょっと、イケダハヤトさんの文章をおおざっぱにまとめますと「アフィリエイトはイメージ悪かったが、自分が使っているサービスがアフィリエイトをやっているので、使ってみたらすごく良かった。もっと早く使えばよかった。ブロガーのみなさんはぜひ利用してみたら」こんな感じです。 この「アフィリエイトはイメージが悪かった」という枕言葉には、やや「カチーン!」ときますが、私は大人なので許しますw。まあ、そもそも確かに「アフィリエイト」はイメージが悪い。「嫌儲」というか、私がこのアフィリエイトプログラムを運営するサー
自分の頭で考える経営---この当たり前のことが今どれだけできているのだろう。ウォーレン・バフェットの本を読んでそんな疑問が頭をもたげてきた。だからブログを書こうと思った。そのことをもう少し考えるために。 20年ほど前、ぼくがはじめて株式投資を始めたとき、すでにバフェットはビルゲイツに次ぐ世界の富豪であり、投資の神様だった。ぼくは書店にある彼に関する書籍をむさぼり読んだ。けれども、そのとき頭の中に残った言葉は「長期投資」と「自分の理解できる企業に投資する」っていうことぐらいだった。そんなことがわかっても株式投資で儲かるわけはない。人生は短い(笑)。実際、ぼくの株式投資も短期売買による利ザヤ狙いだった(笑)。今回、彼がバークシャー・ハサウェイという彼の経営する会社の株主にあてた手紙の翻訳本をたまたま手にとった。そして、彼がどんな思いで今まで経営してきたのか、経営するための手段として投資をどのよ
みなさん、マイルドヤンキーしてますか?ぼくは毎日かかさず研究ノートをつけています♡。さて本日のブログのテーマはちょっと重いです。なぜなら、ぼくが代表をしている会社が今年3月に東証一部に上場してしまったからです。私はその重厚な立場から語らなければならなくなってしまったのです。いっそうのこと、過去を一掃するためこのブログを捨ててしまおうと考えましたが、あとから理研になんだかんだ言われた時の証拠としてとっておくことにしました。 いずれにしましても、14年前に乃木坂の小さなオフィスの片隅に、小さな机を一つ無料で借りて、そこに電話線を引き込んで秘書代行サービスを月額3万円で申し込んで、誰もオフィスにはいかないで自宅で仕事をしていた会社が、なんと、なんと東証1部に上場したということはそれなりに感慨深いものがあります。東証1部ですよ。あのトヨタやNTTや日立と同じ東証1部ですよ。驚きますよね。東証1部っ
最近、アマゾンが話題になることが多いので、アマゾンっていう企業のことを少し考えていたんですが、この企業の中心にあるものがなんとなくわかったような気がしたので、こちらのブログで紹介させてただきます。 ぼくも昔、こんな記事(2001年にAmazon.comの株を100万円分買っていたら、いくら儲かったか?)を書いていますが、アマゾンってのは現在時価総額18兆円、世界でも有数の企業に育っています。世界最大の小売業のwal-martが時価総額はいま25兆円、あと何年かしたらこれも超えてくるかもしれません。でも、どこか普通の企業と違います。それはこの会社はまだほとんど儲かっていないということなんです。利益を出していません。何で利益を出していない会社がこれほどまでに評価されているんでしょうか?株主は催眠術か何かにかかっているのでしょうか。 まあ、CEOのジェフ・ベゾス氏が株式市場の「株価が上昇していれ
むかし、真木準さんが「働けば働くほどビールがうまくなる」って書いてましたけど、ぼくは2011年に言いたい「働けば働くほど株価が下がってる」・・・。 本日11月30日は、ぼくが代表をしている会社のサラダ記念日、じゃなかった上場記念日です。IPOからはやいもんで、なんと6年です。(みんな、おじさんになるわけですねw)何はともあれ、ステークホルダーの皆様、6年間もささえていただいてありがとうございます。会社設立12年目ですから、これからは社歴で上場時代のほうが長くなるということですね。 せっかくなので、うちの会社の業績の歴史をちょっと並べてみましょう。売上げと経常利益の推移はこんな感じ。手元に正確な資料がないんで上場前の数字はそんな感じということで。 <売上> <経常利益> 1999年 800万くらい (3ヶ月決算でちょっと赤字、まだ事務所もなかったです) 2000年 7500万
あけましておめでとうございます。本年もこのいい加減なブログをよろしくお願いいたします。というわけで、昨年10月にこのブログで紹介し、一部のネットマニアにだけご確認いただいた「これが世界のネット企業ベスト100だ!」の最新版から本年はお届けしたいと思います。 米国ではとんでもない寒波が続いているようですが、寒くなれば儲かる、暑くなれば儲かるのがネットの世界でございます。まさに異常気象仕様。家やオフィスに引きこもれば引きこもるほどネット企業が儲かるのでございます。さて、そんな話はともかくまずは以下の表をご確認ください。 今回も注目はやはり圧倒的な1位のGoogleです。昨年の10月から約5兆円時価総額を伸ばし、38兆円を超えました。Googleの強みは圧倒的なネット広告のシェアです。米国のネット広告市場が4兆4000億円と言われていますが、なんとその4割2兆円弱をGoogle1社で牛耳っている
ムンクの叫びが90億円なら、もし売りに出されたら軽く100億円を超えるであろう20世紀の至高の名画がある。それは「Black Square」(白地の上の黒い正方形)と呼ばれるたった1メートル四方の抽象絵画だ。この絵を描いたのは20世紀初頭、革命のロシアで波乱の人生を芸術にささげた男、そしてソビエト共産主義によって長い間世界の美術史から封印されてきた男、カジミール・マレーヴィチ、その人である。 なぜ、単に白地に黒の正方形を描いた絵画に今そんな大きな価値があるのか。それはこの絵が現在に至るまでの抽象絵画の歴史、いや絵画芸術そのもの歴史を決定付けた革命的な絵画だからだ。同時代、マルセル・デュシャンが市販の便器にサインを入れる「レディメイド」というアイディアで芸術そのもの捉え方を変えたとすると、マレーヴィチは間違いなく「Black Square」で有史以来の絵画の概念を変えてしまった。それはまさに
みなさん、こんにちは。冬休みをエンジョイしておりますでしょうか。ぼくの場合、伊豆の温泉にでも行こうと思い、家族を誘ってみました。すると長男は車に酔うので3時間も乗っている自信がないので行かないといい。次男は友達のお父さんからスーパー銭湯の割引券をもらったからそっちに行くっていう。まったくもって最近の若者は冬の温泉のありがたみをどう思っているのやら。というわけで今日も自宅の湯船につかる予定のぼくです。まあ、人生なんてそんなもんです。 さて、みなさん9月にこのブログではじめた国内ネット企業の時価総額ランキングも今回で3回目になります。前回、10月18日付けで調べておりますから、あれから約1か月半、国内のネット企業はどう動いたのでしょうか。 ということで早速ランキングを見てみましょう。 上位はほぼ移動はありません。前回ヤフーショッピング無料化ショックで下落していたヤフーもやや復活。東証一部入りを
みなさん、お元気でしょうか。だいぶ2013年も終わりに近づいてまいりました。気を抜かないでいきましょう。さて、先日、ブログのアクセス数回復のために書いた「ヘテロトピア」の記事が、やはりヘテロトピア的過ぎて、まったくの不発に終わりました。そこで気を取り直してもう1本投入を決意いたしました。 またまた株の話なんですが、ぼくは証券の専門家でもなんでもないので話半分に聞いてくださいね。今日は外国人投資家の話です。最近はデイトレードだのNISAだの株式投資を始める人が増えているようですけど、日本人の個人投資家ってまだまだ少ないんですよね。 「株は怖いもの」「不労所得はいけないもの」なんて考えが相変わらず根強いですからね。グローバル資本主義の世界は金融に牛耳られていて、そんなこと言っていたら、絶対に金銭的なセーフティーラインを持つことができないんですけどね。ダイジョブでしょうか? ぼくは昔、よくこんな
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