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今年の「#文学」
ameblo.jp/tokutake-satoko
日弁連が「実は『ちょっとしんどい』あなたへ あなたも使える生活保護」というパンフレットを1月中旬に公開しました。 生活が苦しい人に生活保護の利用を考えてみませんか、と呼びかけるパンフレットで、わかりやすい説明と相談窓口、申請書も掲載されています。パンフレットは、以下からダウンロードできます。 http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/seikatsuhogo_qa_pam_150109.pdf (後日、紹介記事を書く予定です) さて、このパンフレットが、yahoo!ニュースで取りあげられました。 【記事】生活保護「不正受給」は1%未満にすぎない――日弁連が利用を促すパンフレット作成(弁護士ドットコム) この記事に対して「不正受給が1%未満なんて、氷山の一角だろ!」というコメントが多く寄せられていました。
在日外国人は生活保護法に基づく権利があるかどうかについて、18日、最高裁の判決がありました。判決の内容については、既に報道されています。 【毎日新聞】永住外国人は生活保護法の対象外 最高裁、二審を破棄 判決全文はこちらに掲載されています。 荻上チキ・Session-22資料「永住外国人生活保護訴訟 最高裁判決」判決文(全文掲載) しかし、マスコミも混乱しているのか、わかっていないのか、五大紙であっても以下のような報道も見られます。 【日本経済新聞】永住外国人の生活保護認めず 最高裁が初判断 【読売新聞】生活保護外国人は対象外 中国籍女性が逆転敗訴 これらの報道 ↑↑ は、タイトルだけを見れば、最高裁が永住外国人に対する生活保護を一切排除する判断を下したかのようです。実際に、一部の人たちの間では、そのように受け止められています。 しかし、今回の最高裁判決は、「生活保護法の対象外」という判断を
今年の5月中旬に、群馬県の館林市で、生活保護が適用されていた身元不明の認知症の女性の身元が判明し、館林市が親族に対して、この女性に関して支出した約1000万円ともいわれる生活保護費の返還を求めるかどうかの報道がありました。 それによると、館林市は、この生活保護費の返還を求めないという判断をしています。妥当な判断だと思いますが、報道記事を見ていて気になったのが、この返還を求めない理由について、館林市が「人道的見地から生活保護を適用したため」という趣旨の説明をしていることです。 複数の新聞で報道されているので、実際に、このような説明があったのでしょう。 --------------------------- 市によると、生活保護受給者本人や家族に収入や資産があることが分かった場合、返還を求めるのが原則。しかし、人道的見地からの保護だったことから、「請求しない」と判断したという。(東京新聞)Cl
面接室に入ると、なんと監視カメラが設置されています。 奥には「録音・撮影を禁止します」という内容の貼り紙。 横壁には、「私たちは、暴力団など反社会的勢力による不当要求行為は拒否します」というポスターや、「次の行為をしたものは、面談を中止し、退室、退所していただきます。職員への暴行などは警察へ通報します。大声で騒ぐ/机、ロッカー類をたたく/暴言や恫喝/アルコールを飲んでいる」という貼り紙。 この、物々しい雰囲気の面接室、警察署ではありません。 5月29日に大阪市生活保護行政問題調査団の区役所交渉で訪れた、浪速区保健福祉課生活支援担当のフロアです。生活保護の申請者や利用者が区役所職員と話をするときに使用する部屋です。 このような部屋で、ただでさえ立場が弱くなりがちな市民と、公権力を持ってる職員が、対等に話ができるとは思えません。 この浪速区生活支援担当フロア、面接室だけでなく全体がとても威圧的
(4月に連ツイしたものに加筆しました) 平成18年の貸金業法等の改正によりグレーゾーン金利が廃止され、高金利が引き下げられました。いま、これをまた、高金利に引き戻そうという動きが出ています。 報道 貸金業の金利規制緩和 自民が法改正検討(4月19日 日経) 報道 貸金業者の金利規制緩和、自民が議論着手(5月22日 日経) これらの報道によると、金利規制緩和は、中小企業が銀行から融資を受けられないので高金利で借金しやすくしよう、ということが主眼におかれているようです。 しかし、それは高金利のサラ金地獄へ逆戻りをさせるものです。中小企業が年利29.2%という高金利で借金しても、一時的に延命するだけのことで、すぐさま、さらなる苦境に陥るのは目に見えています。 平成18年の貸金業者に対する高金利規制は、30年も前から法律家・支援者・多重債務の当事者が続けてきた金利規制の運動の末に、ようやく勝ち取っ
騰奔静想~司法書士とくたけさとこの「つれづれ日記」大阪の柏原市で司法書士をやってる徳武聡子といいます。 仕事のかたわら、あっちこっち走り回ったり、もの思いにふけったり。 いろいろお伝えしていきます。 (TW、FBでの投稿も含んでいますが、あらためて書きます。) NHKスペシャル「調査報告 女性達の貧困~”新たな連鎖”の衝撃~」を視た。 たしかに衝撃だった。 冒頭に、ネットカフェで暮らす14歳と19歳の姉妹 (後から母親も同じネットカフェで暮らしていることが取りあげられた)。 8万円のバイト料で、病気で収入の少ないの母親を含め家族4人の生計を支える19歳の女性。 結婚など考えられない、余裕がないとつぶやく20代の女性。 親の離婚、病気などなど、様々な理由で貧困に陥り、働いて家族と自分を支え、それでも将来の夢(生活の安定)に向けて努力する女性達が描かれていた。 新宿区内のネットカフェに暮らす姉
騰奔静想~司法書士とくたけさとこの「つれづれ日記」大阪の柏原市で司法書士をやってる徳武聡子といいます。 仕事のかたわら、あっちこっち走り回ったり、もの思いにふけったり。 いろいろお伝えしていきます。 残念ながら本放送を見逃し、その後の再放送も見逃してしまった、NHKクローズアップ現代の「あしたが見えない ~深刻化する『若年女性』の貧困~」。 インターネットから得られる情報だが、番組では、生活保護を利用するのに数ヶ月はかかると福祉事務所から言われ、申請を諦めて生産業に従事せざるを得なくなった女性が登場した。 「生活保護の利用に数ヶ月かかる」という大嘘八百で女性を騙し性産業に身を投じさせた福祉事務所の対応は違法で、その罪は大きい。しかし、実際に、性産業が若い女性にとってのセーフティネットを肩代わりしてしまっている一面がある。それが、「セーフティネット」」の名に相応しいかどうかはともかくとして。
騰奔静想~司法書士とくたけさとこの「つれづれ日記」大阪の柏原市で司法書士をやってる徳武聡子といいます。 仕事のかたわら、あっちこっち走り回ったり、もの思いにふけったり。 いろいろお伝えしていきます。 世によく言われる「自己責任」ってのは、ひじょーに便利な言葉だと思う。 特に「そんなん自己責任やろ?」と他者に向かって、かるーく簡単に言い放たれるとき。 その人に起こったこと、その人が抱えている困難の原因と解決をすべて、当人に求める。当人以外は責任をとらんでいい。その困難をどう解消するか、ともに悩まんでいい。「自己責任やろ」と言っとけばよい。 社会の仕組みや国の在り方という、根本的に歪んでいるところがあっても、そこに疑問を呈したり、反対したり、改善を求めたり、声を上げたり、そういった遠大で手間のかかる道を踏まんでも、別にいい。 「責任」という単語を用いつつ、「責任」からこれほどかけ離れた言葉はな
騰奔静想~司法書士とくたけさとこの「つれづれ日記」大阪の柏原市で司法書士をやってる徳武聡子といいます。 仕事のかたわら、あっちこっち走り回ったり、もの思いにふけったり。 いろいろお伝えしていきます。 とある芸能人の母親が生活保護を受けているという報道に端を発し、 連日のように、あたかもそれが不正受給であるかのようなバッシング報道が続き、 果てには、国会に呼び出しだ何だのと、騒ぎはだんだん大きくなり。 先日、その芸能人本人による会見が開かれました。 さて、この問題を大きくしたのが、片山さつき議員です。 自民党の生活保護問題PTで取り上げ、「不適切な受給」「グレー」と生活保護法上、何も規定のない理屈を持ち出し、生活保護バッシングキャンペーンを牽引してきました。 芸能人の謝罪会見後、Twitterは炎上してました。今も収まってないですね。 私も、いろいろ呟いたり、他の意見に返信で異論を唱えたりし
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