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大そうじへの備え
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2024-07 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 受けている抑圧が酷いと、人は、傷付けられている事実を「無きもの」として捉えなければ、やってられないところまで追い込まれる。だから社会的な抑圧構造の被害側の「声」はそもそも出て行きにくい。そのことを知っている人たちは、それが「出ている事実」の重みを感じるが、感じない人は感じない。 昨年から「マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭」などを開催しながら自分が確認したかったことは、そういうことなのかもしれないと今日、自覚した。抑圧構造を必死にはねのけ、その声が表面に「出る」ことの大変さや重さを「理解できる」ことこそ「マイノリティ視点」から共有できる感性だ。 世の中には、それが「わからない人」が確実に居る。自分だって、自分の関心分野に入らず理解が浅い問題については、どうい
2024-12 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 「日本メジャー映画初のゲイ・フィルム」と言われる木下恵介監督作品『惜春鳥』観ました。正直、「登場人物の一人がなんとなくゲイっぽい」という程度なのかと思っていたら、もう、と~んでもないっ! 先日『陸軍』の紹介でも書きましたが、この監督はやっぱりダブルミーニングの天才。いちばん描き出したいものを表面上はボカしておきながら、実は映像や歌、物語構成など、あらん限りの演出技法を巧みに駆使して本当に描きたいことを描き出しているのです。 『陸軍』では検閲を擦り抜けて戦時中にも関わらず平和への希求を映像にしのばせ、『惜春鳥』では1959年という『薔薇族』すら発行されてない時代に、「わかる人にはわかる」仕掛けを散りばめながら、解釈の多義性を担保しつつ、紛れもなく「同性愛」を描き
2024-02 « 1234567891011121314151617181920212223242526272829 » 6.11★新宿・原発やめろデモ!出発前02●小熊英二さん(社会学者) ■6.11★新宿・原発やめろデモ!PLAYLIST 東日本大震災から3ヶ月となる6月11日、新宿で行われた素人の乱主催「6.11新宿・原発やめろデモ!!!!!!」の主に集会を撮影しました。まずは14時から。当ブログを普段ご覧の方にはレインボー・アクション主催で4月16日に開催した石原都知事の同性愛者差別発言に抗議するデモの解散地としてもお馴染み新宿中央公園・多目的運動広場で行われた「出発前大集会」の模様を紹介します。途中、主催者・出演者側での混乱が表面化するなど、参加者としては複雑な思いも味わう集会になったような気がします。 社会学者の小熊英二さんの挨拶では、そもそも「正式な法律上の手続きを経る」こ
2024-12 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 2010年10月17日(日)に開催されたメディアと性的マイノリティについて考えるディスカッション。(主催:dislocate。会場:「3331 Arts Chiyoda」) 会場にお越しいただいた方との質疑応答です。以前言及された『「オカマ」は差別か論争』にも関係しますが、「ホモ」「レズ」などの言葉について、他者への説明の方法や、使い方、使われ方について話が膨らみました。 14●「ホモ」「レズ」などの言葉について パネリスト 伊藤悟さん(すこたんソーシャルサービス)/三橋順子さん(女装家・性社会史研究者)/akaboshi(島田暁/ブログ「フツーに生きてるGAYの日常」) ■メディアと性的マイノリティ~「ジェンダーとセクシュアリティの媒介」PLAYLIST ★
2024-12 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 2010年10月17日(日)に開催されたメディアと性的マイノリティについて考えるディスカッション。(主催:dislocate。会場:「3331 Arts Chiyoda」。) インターネットを多くの人が利用している現代ですが、それでも相変わらず圧倒的にメディアとしての影響力を持っているのは「地上波テレビ」だと言っていいでしょう。実際、ネットで話題にされる事柄もテレビネタが非常に多く、会社や学校等で話題にされる「皆が知っている共通のネタ」は地上波テレビから発信されることが多いです。 特に、ヒットした連続ドラマがもたらす影響力と言うものは甚大なものがあり、21世紀になってからセクシュアル・マイノリティを描写した連続ドラマで、社会を変えるほどの影響力を持ち得たものは
2024-12 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 2010年10月17日(日)に開催されたメディアと性的マイノリティについて考えるディスカッション。(主催:dislocate。会場:「3331 Arts Chiyoda」) 今回は、2001年に起こった『「オカマ」は差別か論争』に関連して、三橋順子さんからの問題提起が行われます。伊藤悟さんが同論争後初めて、公開の記録される場で論争について語るという貴重な機会にもなりました。(予定されていなかったことなので、かなりドキドキしましたが。) ★『「オカマ」は差別か論争』とは ・週刊金曜日』に掲載された、東郷健のルポ「伝説のオカマ」のタイトルが差別かどうかをめぐって起こった論争。差別の判定を当事者に限ることに初めて当事者が異論を展開した。(Amazon書籍解説より)
2024-12 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 2010年10月17日(日)に開催されたメディアと性的マイノリティについて考えるディスカッション。(主催:dislocate。会場:「3331 Arts Chiyoda」) 休憩をはさんでから第二部のクロストークではまず、伊藤悟さんに『進め!電波少年』のアポなし直撃取材を受けた際のエピソードを伺ってみました。いろんな意味で、ポカ~ン。 10●進め!電波少年の松村邦洋が赤ちゃんで パネリスト 伊藤悟さん(すこたんソーシャルサービス)/三橋順子さん(女装家・性社会史研究者)/akaboshi(島田暁/ブログ「フツーに生きてるGAYの日常」) ■メディアと性的マイノリティ~「ジェンダーとセクシュアリティの媒介」PLAYLIST ★こちらの記事からの続きになります。
2024-08 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 2010年10月10月18日(月)は日本の性的マイノリティの歴史において、とても大きな前進があった日として記憶されることになるでしょう。 参議院の決算委員会にて民主党の松浦大悟議員が「自殺対策について」の質問を11:28から約30分間、菅直人首相や国務大臣、総務大臣に行ったわけですが、質問の後半部分において「自殺のハイリスク層」として性的マイノリティの存在に言及。さらに、国勢調査において同性カップルの存在が想定されておらず、配偶者として記入すると「誤記扱い」になる問題点等を指摘し、担当大臣から「今後検討していく」等の答弁を引き出しました。 これまで、日本の国会の場で性的マイノリティに関して行われた議論は、専ら「性同一性障害」に関してのものでした。特にセクシュア
2024-12 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 先日こちらの記事に書いた吉野家店内でのゲイ・ヘイトクライムを俳優が公式ブログで『吉野家地獄絵図』として書いた事件。 TwitterでのRT拡散をはじめ、さまざまな方法で情報が拡散し、複数の方が俳優の所属事務所、吉野家ホールディングス、俳優の公式ブログを管理しているサイバーエージェントに問い合わせを行い、その成り行きが注目されています。 その後、俳優が公式ブログのこちらの記事で「基本 ゲイの友達ばかりの俺が理由なく丼投げる訳ねぇのによ」と、ゲイの友人がたくさんいることを示唆して事態を沈静化させようとしているようですが・・・。今回の件、なにが問題なのかは『吉野家地獄絵図』の記事に記されている以下の文章を読めば明白だと思います。(抜粋引用)『酒が全然抜けない状態で一
2024-12 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » あ~たくさん喋った喋った。 日曜から『しみじみと歩いてる』の最終撮影で鹿児島に行ったのですが、まずは映画の撮影とは関係ない用事で、ビアンさんカップルのお宅にお世話になりました。スーパーで買物をした後でお鍋をつつきながら、止め処なく喋る喋るこの1年半の近況を。(1年半ぶりに行ったんですね。) おかげで24時間テレビで、はるな愛さんがゴールする場面を完全に見逃しました(笑)。見逃したことすら気付いたのは翌日だったという・・・。それだけ集中して喋りまくりながら、いろいろ考えさせられることがまたたくさん出来ました。一言で言うならば「地方の論理と都会の論理の違い」をまざまざと感じることになったということ。 近隣の人たちの多くが顔見知り。互いの生活のあり方を知り合っている
2024-12 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 8月31日付日本経済新聞夕刊・社会面に画期的な内容のスクープ記事が掲載されました。日本の裁判所が同性カップルを「事実上の婚姻関係にある」と判断したことになるケースが、2007年にあったというのです。 つまるところDV(配偶者・パートナーによる暴力)防止法が女性同士のカップルに適用され、片方の女性に保護命令が出ていたということなのですが、同法が適用されるということはすなわち、そのカップルを「婚姻の届け出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者」とみなしたということになるわけです。以下に日経新聞の記事の主要部分を抜粋して引用させていただきます。 同性間暴力にDV法適用 事実上の婚姻 認定 地裁が保護命令 同性のパートナーから暴力を受けたとする女性からの申し
2024-12 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 『しみじみと歩いてる』の最終撮影で日曜から鹿児島に行ってきます。 2006年、第1回の関西レインボーパレード前日の『PLuS+』会場で行われたボランティアミーティングで出会って以来、会う度に執拗にカメラを向け、時に煙たがられながらも記録させてもらっていた(笑)鹿児島在住のゲイの方と、また久々に語れるのが楽しみです。 また、撮影の前には鹿児島在住の友人のビアンさん宅に行きます。 1年半前にもお世話になったのでお世話になりっぱなしなのですが、都会暮らしとはまた違った事情を抱える地域で暮らす中で、どんなことを感じているのか。生活の実際を話すことで見えてくるものってたくさんあるし、実は日本という特殊な風土の中でのセクシュアルマイノリティの生活面の問題点を考える上で、す
2024-08 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » あ~もう。「見なきゃよかった」ってのはこういう時に思いますねぇ。 フジテレビで現在、木曜22時に放送中の連続ドラマ『素直になれなくて』。Twitterで知り合った若者たちがユル~い仲から次第に関係が深まっていく姿を描く若者群像劇なのですが。 登場人物の一人である編集者のリンダ役を玉山鉄二さんが演じていて、彼はゲイ(あるいはバイ)的な感性を持った人物なのか?と思わせる描写が小出しにされて、視聴者をつなぎとめるための「ネタ」の一つになっていることは以前こちらでも書きました。 玉山鉄二氏演じるリンダは上司(渡辺えり)からセクハラされて、それに応じることが出来ずに苦悩したり、瑛太演じる「ナカジ」に惹かれる気持ちに素直に向き合えず、悶々と悩みを抱えてしまったりしています
2024-12 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » セクシュアルマイノリティ関連の催事に、内閣府と法務省の内部組織が後援に付くのは初めてとのこと。5月16日(日)~23日(日)を「セクシュアルマイノリティを正しく理解する週間」と名付け、記者会見やシンポジウム、ホットラインの開設が行われるとのことです。 →公式ホームページ 実行委員会はピアフレンズ、GIDmedia、横浜Cruiseネットワーク。協賛としてSoftbank、American Airlinesという大企業が付くなど、この試みを実現するにあたっては関係者の並々ならぬ熱意と行動があったかと思われます。 実は関係者から「このブログでも情報掲載をお願いします」との連絡を受けていたのですが、すぐに踏み切ることが出来ませんでした。理由は、この催事に付けられた「
2024-08 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 先日、大学時代の友人の結婚式が新潟でありまして、出席してきました。 素朴でまっすぐな性格の友人の人柄そのものであるかのような、純朴な感じの披露宴。久々に再会した友人たちとも、10年以上の歳月の経過が嘘であるかのように「あの頃のまま」な感じで話すことが出来て新鮮でした。 「新鮮でした」ってのは実は僕、これまで同窓会とか昔の仲間と会う場に出ることが苦手でして、なんだかんだ理由を付けては出ないことが多かったんです。でも最近は苦手意識が抜けてきて、「どうでもいいこと」のように感じられるようになりました。たぶん、歳をある程度重ねて「無駄な自意識」が抜けてきたんだと思います。 また、僕はゲイですから、いわゆる世間の「男」「女」の枠組みでの結婚というものからは距離があります
2024-12 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 福島県に来ています。というのは姉の嫁ぎ先がここだからなのですが。 今年の1月に姉が子どもを産みまして、生後50日を祝うために親戚らが集められるというので、親から誘われて出てみることにしました。 姉が福島に嫁いでからは、なかなか会う機会がなかったということもあり、「久しぶりに会う機会になるからいいか」と軽い気持ちで出席を決めたのですが…。行く前日になって親から「出産祝を包んでね」と電話で言われ、正直、かなり驚きました。東京から福島に行くだけでもかなりの出費なのに、それに加えて「出産祝」を包め?しかも数万円も? ものすごく「納得できない」思いが湧きました。つまり僕は自分がゲイだと気づいて以降は、こういった昔ながらの親戚同士の互助会システムのようなものに自分が組み込
2024-12 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 皆さんは90年代半ば、ゲイ・レズビアンに特化した番組がNHKで作られ、連続放送のはずだったのに、なぜか1回だけで消えてしまったことを、ご存知ですか? 1990年代。民放とNHKで3つの同性愛関連番組を担当したテレビディレクター・佐藤安南さんにインタビュー。1995年4月から1年間にわたってNHKで放送される予定だった「真夜中の王国・サンクチュアリ」の放送が、1回で打ち切られてしまった事件の真相を今、はじめて語ります。 テレビ界やマスメディアの抱える構造的な問題点が浮かび上がるだけでなく、当時20代だった佐藤安南さんが「自分はヘテロ女性である」ということと真摯に向き合いながら、コミュニティの人々と出会い、どのような主体性を持って番組を制作したのか。そして、どんな
2024-12 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » これまで、いわゆる「LGBT権利獲得運動」の活動の場では、決まり文句のように「マスメディアでは、偏ったイメージばかりが流布されていますっ!」というアピールが行われてきた。 実際にそういう面もあったことは事実だが、実はそう言っている人たちほど「テレビなどの大衆メディア(とされるもの)」を見ていないようなタイプが多く、大して知りもしないのに思い込み(「偏見」)で言っていたという側面も、大いにあったように思う。(かつての自分もそうだった)。 一年前に引っ越しをし、パートナーがやたらとテレビを見る人なので当初は仕方なく、日常的に見るようになったテレビ。半ば強制的に、昨年からの「おネエタレントブーム」や、昨今の民放バラエティー番組での「ニューハーフタレントブーム」に触れ
2024-03 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » くだけたヒース・レジャー満載 「これが重要な物語であるということは理解してたし、これまで正しく語られてきたことのない話であるということもわかってた。これをやることで責任が生じるということも知ってた。」 「yes vol.2」には、表紙だけではなく巻頭グラビアにもヒース・レジャーが登場し、3ページに渡ってぎっしりと文字で埋め尽くされたインタビューを読むことが出来ます。 インタビュアーがゲイなので、もちろんその視点からの質問もありますし、僕が今までに見かけたどの雑誌のインタビューよりもずっと、ヒース・レジャーがくだけた調子でざっくばらんに語っているのが最大の読みどころ(笑)。映画「ブロークバックマウンテン」撮影前の当初のオファーではなんとヒースがジャックをやる予定
2024-03 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 歌手の槇原敬之さんが、会員制サイト「第2日本テレビ」の中で、公のメディアでは事実上はじめて本人サイドから「同性愛者」であることを公表しました。 これは2006年の11月23日(★日付訂正・・・正しくは2007年1月15日です。こちらの記事参照) に放送された『極上の月夜~誰も知らない美輪明宏の世界』という番組のインタビュー収録の場で語られたことであり、放送ではオンエアされなかったようです。しかし、ネット上に現在公開されている「槇原敬之インタビュー(後編)+槇原敬之『ヨイトマケの唄』ライブ」にて見ることができます。 ●視聴の仕方 第2日本テレビに会員登録する(無料) →トップページ下の「ファミリー&カルチャー&ミュージック&ビジネス」のカテゴリーから 「極上の月
2024-03 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 槇原敬之さんの「同性愛者であることを肯定する場面」が第2日本テレビで流されていた件についてですが、前回の記事の情報を一部訂正させていただきます。 槇原さんのインタビューが収録されたのは2006年11月23日放送用ではなく、2007年1月15日放送用。つまり先週の放送用に収録されたものだったようです。誤った情報を載せてしまい、たいへん失礼いたしました。 公式サイトによると「極上の月夜」では美輪明宏さんの特集をこれまでに2回放送したらしく、1回目が2006年11月23日の「愛の賛歌」の回。2回目が2007年1月15日放送の「ヨイトマケの唄」の回。槇原さんのロングインタビューは「ヨイトマケの唄」について熱く語っている内容だったので、2回目の放送用に収録されたものだっ
2024-08 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 当事者意識の有無による 「感じかた」の違い LGBT雑誌「yes vol.2」に掲載されていた「クローゼットの闇に迷い込まないための、ブロークバック山の案内図」という記事を読み、どうして僕は泣いたのか。( →こちら参照 ) 実はその後も考え続けているのですが、やはり思いが至ったのは「LGBT」と「ストレート」の違いでした。つまり、この映画を観て感じ取るものが、どうやら「LGBTを自覚して生きている人」と、「そうでない人(ストレートと呼ばれる人)」とでは、かなり違うらしいということです。 これは当たり前のことなのかもしれません。当事者になってみなければわからないことはたくさんあるし、僕だって「ストレート」の男性や女性の気持ちは理解できないことがたくさんあります。
2024-08 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » いよいよ社会学者の宮台真司さんの登場です。僕はこの話を聞いて「保守」という立場の「あるべき姿」を知りました。本当にカッコイイ保守とは、「寛容」であるべきなんですよね。 ■これからの多様な性・家族・ライフスタイル PLAYLIST 宮台真司さんは説明するまでもなく、多くの書物や雑誌に登場する社会学者です。 ●上野千鶴子、宮台真司、斎藤環、小谷真理「バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?」 ●神保哲生、宮台真司「天皇と日本のナショナリズム_神保・宮台マル激トーク・オン・デマンドIV」 次回は、日本ではじめて「LGBT当事者」として選挙に当選した、世田谷区議会議員の上川あやさんが登場します。→FC2 同性愛Blog Ranking 「これからの多様な
2024-03 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » ↑この発言、なんだと思いますか? 現在、存続の危機に直面している宮崎県都城市の「男女共同参画社会づくり条例第2条・現行版」が2003年に生み出される際、市議会で実際に交わされた言葉です。 →すこたん企画「同性愛関連ニュース 2003年11月28日 僕は思います。 こうしたことを平気で発言できる人には、その隣に座っている人や自分の家族や親戚・友人にもLGBTがいるかもしれないということへの「想像力」が、まったく欠けているのではないかと。 こうした無知による偏見や差別意識を抱えている人たちと地道に対話を重ね、やっとの思いで一票差で可決されたのが、この条例でした。その際には都城市の人権団体「SIESTA(シエスタ)」の人たちやLGBT当事者たちが、相当に頑張ったそう
2024-03 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » ☆レインボー・アクションブログからの転載です。 レインボー・アクションでは、今日から始まった品川区の人権週間記念イベント「しながわ人権のひろば2013」に展示参加しています。品川区の人権尊重都市品川宣言20周年を記念して行われるもので、セクシュアル・マイノリティ関連に特化した展示として参加するのは初めてのことになります。(写真:左からRAの三上かおりさん、以前レインボー・アクションシアターにも出演してくださったレイプクライシス・ネットワークの宇佐美翔子さん、RAの藤田裕喜さん) 会場となります大井町きゅりあん7Fイベントホールの一角にこのような展示コーナーを設け、そのすぐそばには映像を視聴できるコーナーがあり、6種類の「人権問題に関連した映像作品」の上映が繰り
2024-03 « 12345678910111213141516171819202122232425262728293031 » 正直なことを書きます。 僕は政治的主張を行う運動体の活動にはアレルギーがあり、これまで参加したことはありません。政治的主張をするために人が集まると、どうしても「戦闘的」にならざるを得ないことに抵抗感があるためです。もちろんある程度「戦う」ことは必要なことだし、集団で「ある主張」をするためには、ある程度の「意見の単純化」は必要でしょう。しかし、その集団内部で「主義」が生まれ、外部から孤立して閉鎖的になってしまう恐れも、常に抱えていると思います。 本来、人間は一人一人が多様な存在であり、ある出来事に出会ったり、人との出会いによって柔軟に、意見や見解は「更新」されて行くべきものだと思います。そうした人々が「ある一つの主張」の下で集団を組むことは、一人一人にとっては、
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