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古生代の陸上では、シダやトクサなどの植物が繁栄していましたが、中生代になると裸子植物が栄え、大森林を作るようになりました。 裸子植物は、種子を作ることで繁殖し、生息域を広範囲に広げました。 大きな樹木としては、球果類のポドザミテスや、イチョウの仲間のギンゴイジウムなどが、生育していました。 ソテツの仲間も中生代に最も栄えた植物の1つで、森林の低木や下草として茂っていました。 また、シダの仲間も下草として生い茂っていました。 シダの中には、樹木状のものもありました。 当時の自然環境は、見つかる植物化石から、季節があり、温暖な気候だったと推測されています。 中生代も末期になると、被子植物が出現し、花を咲かせ、昆虫の手を借りて効率よく受粉を行うことで、陸上植物の主役になっていきます。 シダ植物 クラドフレビス 裸子植物 シダ種子類 エボラキア 裸子植物 シダ種子類 コニオプテリス 裸子植物 シダ
梅花石は、梅の花のような模様の入った石です。 門司梅花石は、福岡県北九州市門司区で採れる石で、白い模様は、3億年前の古生代石炭紀のゴカクウミユリの化石です。 星形や丸い形が見られますが、これらは、ウミユリの茎の断面です。 星形の部分は花に、丸い部分はツボミに見立てられています。 母岩は、黒っぽい色の輝緑凝灰岩で、火山灰が海底に積もってできたものです。 岐阜県根尾谷の菊花石、京都府亀岡の桜石と並んで日本三大奇石の1つとされています。 門司梅花石 根尾菊花石 亀岡桜石
私は、子どもの頃から博物館へ行くのが好きで、企画展があるとよく出かけました。 恐竜展を見に行った時に、大きな恐竜のフィギュアを見つけました。 このフィギュアは、大英自然史博物館で発売されたモデルで、80年代に日本にも輸入され、各地の博物館のおみやげコーナーで、販売されていたものです。 私が見つけたのは、ずいぶん後になってからの事で、ずっと博物館の棚に置かれたままだったのでしょうか。 さらに我が家に来てからも、段ボール箱に入れられ、長い眠りについていました。 段ボール箱を整理していて、久しぶりに目覚めたという感じです。 この模型は、プラスチック製で、彩色は施されていません。 また、尾は垂れ下がっています。 最近の模型は、前傾姿勢で尾は垂れていないので、昔風な姿をしています。 アパトサウルス グリプトドン ステゴサウルス ティラノサウルス トリケラトプス ブラキオサウルス マメンチサウルス メ
家族そろって、近くのお店にランチに行きました。 メニューが、豊富なお店ですが、正月ということで、ランチメニューは、プレミアムごほうびランチだけということでした。 また、子ども向けには、お子様ランチがあるとのことで、それぞれ頼みました。 特に予約していなかったですが、並ぶことも無く、お料理もすぐに出てきました。 プレミアムごほうびランチは、以前食べたことがある、ごほうびランチと比べて、ほとんど変わりませんでしたが、茶碗蒸しが付いていませんでした。 ただ、価格がプレミアムでした。 プレミアムごほうびランチ お子様ランチ
30、31日にかけて、お正月の料理をいろいろと作りました。 おせち料理は、数の子、黒豆、筑前煮といった定番料理です。 黒豆は、亡き母が作ってくれた黒豆を、再現しようと試みました。 母の作る黒豆は、ふっくらとしていて、柔らかく、甘みは控えめで、豆の味が活きていました。 24時間かけて豆を戻し、重曹と塩を加え煮て、水を替えながら、何度かアクを取り、少しずつ三温糖を加え、最後にしょう油で味を調えました。 鉄くぎを入れなかったので、あまり黒くならなかったですが、母の味に近づけたかもしれません。 数の子 黒豆 筑前煮 蒲鉾は切っただけです。 他には煮豚と、畑で採れた野菜を使って、イカと里芋の煮物やカニ、ホタテとチンゲン菜のオイスターソース炒め、ダイコンのそぼろ煮、肉じゃが、ロールキャベツを作りました。 煮豚 イカと里芋の煮物 カニ、ホタテとチンゲン菜のオイスターソース炒め ダイコンのそぼろ煮 肉じゃ
元日は、快晴で風も無い穏やかな日だったので、朝から近くの神社へ初詣に出かけました。 数年前に出かけた時には、あまり混んでいなかったので、スムーズに行けるだろうと思っていましたが、神社に近づくと渋滞で、駐車場までたどり着くのが大変で、さらに駐車場は満車状態、やっと停めることができたものの、参拝者が長い行列を作っていました。 写真では、参拝者が写っていませんが、結構、混雑していました。 参拝を済ませて、おみくじを引いたら、大吉でした。 吹く風に 高峰の雲も はれ行きて 涼しく照らす 十五夜の月 の和歌が添えられていました。 正月には、大吉が多いと聞きますが、家族は大吉、吉、小吉でした。
明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 さて、今年は巳年ですが、鉱物の中には、蛇紋石という蛇の名の付いた石があります。 蛇紋石は、マグネシウムを主とする含水ケイ酸塩鉱物で、カンラン石や輝石が、水と反応することで生成されます。 蛇に似た紋が特徴的である、蛇紋岩を構成する主要鉱物で、十数種から成るグループの総称です。 化学組成 (Mg,Fe)₃Si₂O₅(OH)₄ 結晶系 斜方晶や単斜晶 鱗片状、繊維状、塊状の集合体 モース硬度 2.5~4 色は緑、黄、褐色、灰色、黒などで、ガラス光沢、樹脂光沢 学名のserpentineは、ラテン語で蛇を意味するserpentinusに由来しています。 蛇紋石 また、白い蛇の文様が浮き出た、白蛇石という石の置物があり、縁起物とされています。 白蛇石の原石は蛇紋石で、表面の風化した白い部分を、蛇の形に似せて削り出したものです。 白蛇は、
12月初めに、ご近所さんから、渋柿をいくつか頂いたので、干し柿を作ることにしました。 柿の皮を剥き、熱湯にくぐらせ殺菌してから、雨の当たらない軒先に吊るしました。 1~2ヶ月間干して、柿に含まれる糖分が表面ににじみ出て、白い粉を吹いてきたら完成です。 2~3日に1回は揉むと、渋みが早く抜け、乾燥もスムーズになるとのことで、時々、揉んでいます。 干し始めて1ヶ月ほど経ち、ずいぶん小さくなりました。 まだ、白い粉は吹いていないので、もうしばらく干そうかと思います。 干し初めの頃 2週間経って 4週間経って 今年も、当ブログにお越しいただき、ありがとうございました。 皆様、良いお年をお迎えください。 来年もよろしくお願いします。
12月初めに、庭のフェイジョアの実を収穫しました。 フェイジョアは、5~6月に花が咲き、11~12月に実が熟します。 花は花径4~5㎝で、4枚の花弁があり、花弁の外側は白く、内側は淡桃色で、雄しべ、雌しべは赤色です。 実だけでなく、花弁も食べることができ、ほんのりとした甘みがあります。 実は卵型や長楕円形で、果皮は濃緑色、果肉はクリーム色です。 収穫直後の実は、果皮が硬く、甘みが少ないですが、追熟させることで、美味しくなります。 食べ頃は、果皮の表面が少し柔らかくなった頃で、香りが強く部屋中に広がります。 完熟すると糖度は、20度近くにもなります。 冷蔵庫の野菜室で貯蔵すれば、1ヶ月程保存できます。 収穫してから1ヶ月近く、冷蔵庫の奥で眠っていたので、もう、食べなければと取り出し、家族で味わいました。 とても甘く、美味しかったです。 フェイジョアの花 フェイジョアの実 収穫した実
ずいぶん前の事ですが、恐竜のプラモのオマケが付いている、お菓子が販売されていて、集めたことがあります。 プラモが主で、お菓子がオマケに付いているような感じでした。 ずっと、段ボール箱の中に、仕舞われていたのですが、最近、整理していたら、出てきました。 このプラモは、5分割されていて、それを組み立てることで完成します。 結構、精密に作られていて、接着剤は不要で、組み立てられました。 形も忠実に再現されているような感じで、彩色も施され、リアル感があります。 1期でアパトサウルス、ステゴサウルス、トリケラトプス、パラサウロロフス、ブラキオサウルスの5種、2期でガリミムス、シネミスガメラ、ティラノサウルス、プテラノドン、ユタラプトルの5種が出ていたと思いますが、プテラノドンはどこかへ飛んで行ったのか、見当たりませんでした。 懐かしい思い出の品です。 アパトサウルス ステゴサウルス トリケラトプス
アガベは、キジカクシ科リュウゼツラン属の多肉植物で、メキシコを中心に、乾燥した砂漠地帯や山岳地帯に生息しています。 葉は多肉質で、葉先や縁に棘があります。 日本名は、龍舌蘭と言い、葉の形を竜の舌に見立てて、名付けられたそうです。 また、学名のagaveは、ギリシャ語で高貴という意味のagaueに、因んでいるとのことです。 アガベは、食用や繊維作物、観葉植物として、栽培されています。 暑さや乾燥には強いですが、加湿は苦手です。 寒さにも比較的、強いですが、霜に当たらないようする必要があります。 チタノタ 南覇王 ポタトラム ホワイトエッジ 輝山 吉祥冠錦 姫笹の雪
ヤブコウジは、十両とも呼ばれ、千両や万両と並んで、縁起物として正月の飾りに使われます。 サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑低木で、原産地は日本、中国、朝鮮半島、台湾で、薮の中の木陰に生えています。 以前は、ヤブコウジ科に属していましたが、最新の分類で、サクラソウ科に変更されています。 7~8月に、白やピンクの花が咲き、10~12月に、実が赤く色づきます。 寒さに強く、耐陰性があります。 夏の直射日光は嫌います。 古くは山橘と呼ばれ、万葉集でも詠われています。 此の雪の 消残る時に いざ行かな 山橘の 実の照るも見む 大伴家持 ヤブコウジの花 ヤブコウジの実 斑入り葉のもの
クリスマスのケーキにと、家族それぞれ、気に入ったケーキを買ったら、別にデコレーションケーキをもらい、ダブってしまいました。 デコレーションケーキは、6号、直径18㎝で、6~8人用です。 ケーキは好きですが、夕飯の後だし、1日では食べきれないと思いつつ、結局、全部食べてしまいました。 美味しかったですが、体重の方が心配です。
クリスマスの花といえば、ポインセチアと並んで、シクラメンが挙げられます。 この時期、いろいろな花色や花形のシクラメンが、店頭に並びます。 花色は、赤、白、ピンク、紫、複色などで、花形も一重咲きの他に、八重咲き、フリンジ咲き、ロココ咲き、カップ咲きなどがあります。 品種改良が、盛んに行われていて、毎年、新しい品種が生み出されています。 私は、紫色のシクラメンが好きなので、紫の花の方に、目が行ってしまいます。 紫花も青紫から赤紫、淡い紫といろいろな色合いのものがあります。 赤や白、ピンクの花もきれいです。
ポインセチアは、トウダイグサ科トウダイグサ属の常緑低木で、原産地はメキシコです。 クリスマスフラワーとも呼ばれ、クリスマスの飾りとして、よく使われています。 秋から冬にかけて、苞葉が赤や黄、ピンク、乳白色などに色づきます。 花はとても小さく、苞葉の中心に集合しています。 開花期は11~1月です。 草丈は10~60㎝です。 高温多湿に弱く、日本では夏越しが難しいです。 また、寒さにも弱く、10℃以下になると、葉が落ちてしまう恐れがあり、暖かい室内で管理する必要があります。 よく見かける赤い葉のポインセチア ピンクの葉 乳白色の葉 中心がチョコレート色のもの 赤に白の斑が入っているもの 葉数の多いもの スリムな形のもの
マーガレット フランボワーズスフレは、キク科モクシュンギク属の多年草です。 八重咲きの花で、咲き進むにつれて、花色が薄いピンクから濃いピンクに変化します。 開花期は3~6月、9~12月です。 草丈は20~40㎝です。 分枝性が良く、株いっぱいに花を咲かせ、ふんわりとした感じになります。 高温多湿は苦手で、真夏の直射日光は避け、半日陰の風通しの良い場所に置く必要があります。 寒さには、比較的強い方ですが、霜に当たらない様にする必要があります。 日当たりと、水はけの良い場所で、アルカリ性土壌を好みます。
プリムラは、ヨーロッパを原産とする多年草で、ジュリアンはプリムラの交配種です。 バラ咲きジュリアンは、花弁が巻いた、小さなバラのような形の可愛らしい花です。 花色は、赤、オレンジ、黄、白、ピンク、青、紫、複色と豊富です。 開花期は12~4月です。 草丈は5~15㎝です。 高温多湿は苦手で、日本では夏越しが難しいため、一年草の扱いになっています。 寒さには強いですが、凍ると花が傷むため、霜の当たらない場所に置くのが望ましいです。 日当たりと、風通しの良い場所を好みます。
9月初めに植えたキャベツ、ブロッコリー、白菜などの冬もの野菜は、大きく成長し、収穫時期を迎えています。 畑に出かけては、食べる分だけ収穫しています。 キャベツ 収穫したキャベツとチンゲン菜 紫キャベツ ブロッコリー 収穫したブロッコリー 白菜 収穫した白菜 種から育てた大根とカブも大きくなりました。 特に、大根は上出来で、瑞々しく、煮るととろけるような食感になり、とても美味しいです。 大根 収穫した大根 カブ 収穫したカブ 水菜も少しずつ収穫しています。 水菜 苗を頂いたチンゲン菜と摘み菜も大きくなり、収穫し始めました。 チンゲン菜 摘み菜 レタスは、トウ立ちし、花が咲いています。 サニーレタス サラダ菜 チマサンチュも、花芽ができてしまいました。 菜花の花が、咲き始めました。 寒くなりましたが、まだ、ピーマンや唐辛子の収穫が続いています。 収穫したピーマン 唐辛子 収穫した唐辛子 今年は
急に寒くなり、庭に置いてあるバケツの水が、氷るようになりました。 多肉植物は、主にハオルチアとメセンを育てていますが、氷点下になると株が傷むので、急いで室内に入れることにしました。 室内に入れる前には、枯葉や雑草、ごみを取り除き、土が減っているものは補充します。 また、枯れた部分は取り除き、必要に応じて、植え替えします。 メセンは、高温多湿に弱く、夏の猛暑で、ずいぶん枯れてしまいました。 しかし、まだ鉢の数が多く、1つ1つ作業をしているので、時間がかかり、数日を要してしまいました。
プリムラ アコーリスは、ヨーロッパ原産のブルガリス種の改良品種で、プリムラの中では、暑さ、寒さに強く、丈夫で育て易いです。 ジュリアンに比べて、開花は遅く、花期は短いです。 開花期は12~4月です。 多花性で、沢山の花が咲きますが、いっせいに咲いて終わります。 花は株元から直接、咲きます。 草丈は10~20㎝です。 シルバーエッジは、花径4~5㎝と大きめの花で、花色は赤、青、紫、花弁の縁に白いエッジが入り、フリルがあります。 湿潤な土壌を好み、乾燥は苦手です。 半日陰を好み、直射日光は苦手です。 全草に、犬や猫に対して毒性が有り、誤食すると嘔吐や下痢を起こす恐れがあります。
プリムラ ヴィンテージデニムは、サクラソウ科プリムラ属の多年草で、花弁にストライプが入った個性的な花です。 花径5㎝ほどと大きく、存在感があります。 花色は黄、白、青、空色、紫などで、黄や白の花弁に青や空色、紫の筋模様が入り、花の中心は黄色です。 開花期は11~4月です。 草丈は10~15㎝です。 夏の暑さには弱く、日本では一年草の扱いになっています。 寒さには強いですが、霜に当たらない様にする必要があります。 日当たりを好みますが、夏は半日陰の風通しの良い場所に置くのが望ましいです。
頑火輝石(エンスタタイト)は、マグネシウムを含むケイ酸塩鉱物です。 マントルを構成する超塩基性岩の主要鉱物で、カンラン石、普通輝石、スピネルと共に産します。 化学組成 Mg₂Si₂O₆ 結晶系 斜方晶 短柱状、針状結晶や塊状、繊維状、葉片状集合体として産する モース硬度 5~6 色は無色、淡黄、淡緑、緑褐色、褐色、灰色でガラス光沢 融点が、約1400℃と高く、頑固に火に対抗するという意味で、頑火輝石と名付けられたとのことです。 また、エンスタタイトの名称は、ギリシャ語の対抗するという意味のenstatesに由来するとのことです。 岩手県下閉伊郡で産するものは、黒い母岩に、金色の針状結晶が放射状に浮き出ていて、菊の花が咲いたように見え、菊寿石と呼ばれています。 母岩は、蛇紋石にクロム鉄鉱が混ざったものです。
今年は、暑い夏が長く続き、ようやく秋らしくなったと思ったら、急に寒くなり、真冬の寒さになってしまいました。 いつも、買い物に行く途中で通る公園の樹木は、紅葉が進んできましたが、落葉も目立つようになっています。 モミジやタイワンフウの木の葉の赤色がきれいです。 メタセコイヤは、赤茶色に紅葉しています。 ドングリの木は、赤や黄と色取りどりです。 トチノキは、落葉が目立ち、地面に敷きつめるように、枯葉が落ちています。 この時期、実も見かけるのですが、今年は実りが少なかったのか、既に拾われてしまったのか、1つだけポツンと転がっていました。 右がタイワンフウ、左はメタセコイヤ タイワンフウの赤色がきれいです。 メタセコイヤ モミジ ドングリの木 トチノキ トチノミ
チロリアンデージーは、キク科ヒナギク属の多年草で、原産地は地中海沿岸です。 デージーの中では、大輪で花弁の重なりが良く、ボリュームのあるポンポン咲きの花です。 花色は赤、白、ピンクで、開花期は12~5月です。 草丈は10~15㎝です。 寒さには比較的強いですが、暑さには弱く、夏越しが難しいので、日本では一年草の扱いになっています。 日当たりの良い、やや湿り気のある粘土質のアルカリ性土壌を好みます。 乾燥は苦手です。
ノースポールは、庭や公園の花壇などで、よく見かける花です。 キク科フランスギク属の多年草で、花弁が白、中心が黄色のマーガレットに似た花です。 開花期は12~5月です。 比較的寒さに強く、関東以西では、防寒無しでも冬越しできます。 高温多湿には弱く、日本では一年草の扱いになっています。 一重咲きのものが多いですが、八重咲きの花を見つけました。 雪の華という品種で、花弁の多い白花で、中心は黄色です。 重なり合った白い花弁が、雪の結晶を連想させる、きれいな花です。 1つ1つの花を見比べると、八重咲きでも、花弁の数に差があるようです。 八重咲きノースポール 一重咲きノースポール
銅は、硫化物として産出することが多いですが、稀に自然銅として産し、塊状や棒状、樹枝状などの形状をしています。 銅樹は、樹枝状に成長した自然銅で、銅赤色をしていますが、空気中で酸化し、褐色から黒色に変色し、さらに水分と反応して緑色になります。 化学組成 Cu 結晶系 立方晶 モース硬度 2.5~3 色は銅赤色で、金属光沢 銅樹 輝銅鉱は高品位の銅鉱で、黄銅鉱の2倍の銅を含んでいます。 化学組成 Cu₂S 結晶系 単斜晶 粒状や塊状で産出 モース硬度 2.5~3 色は銀灰色や、暗灰、藍黒 輝銅鉱 アホ―石は、銅のケイ酸塩鉱物で、銅の酸化によって生成される二次鉱物です。 化学組成 (K,Na)Cu₇Al(Si₃O₈)(OH)₆・3H₂O 結晶系 三斜晶 微細な針状、束状、繊維状、放射状、球状などの集合体 モース硬度 3.5 色は空色、青緑でガラス光沢 アホ―石 キノ石は、銅を含むソロケイ酸
家には恐竜の化石が、いくつかあります。 ただ、恐竜の化石とは言っても、恐竜の骨格のような立派なものでは無く、骨のカケラと、歯、糞石です。 恐竜の骨の内部には、ハバース管と呼ばれる組織が、密に分布しています。 骨が化石化する過程で、鉱物質が浸み込み、固結し、ハバース管の形が、きれいに残っているものがあります。 恐竜の骨 ジュラ紀 恐竜の骨をスライスしたもので、ハバース管が観察できます。 イグアノドンの歯 イグアノドンは、白亜紀前期に生息していた草食恐竜で、歯は扁平で縁にギザギザがあり、植物を噛みきり、擦り潰すのに適しています。 イグアノドンの模型 スピノサウルスの歯 スピノサウルスは、白亜紀前期から後期にかけて生息した肉食恐竜で、歯は細長く、表面には縦の溝があります。 魚食性だったと考えられています。 スピノサウルスの模型 糞石(コプロライト) 恐竜の糞の化石で、長い年月の間にアゲート化して
レアアースは、レアメタルのうち、スカンジウムとイットリウムの2元素とランタノイド15元素の計17元素の総称で、希土類元素とも呼ばれています。 どれも希少価値の高い元素です。 性質が少し異なるスカンジウムと、天然には存在しないプロメチウム以外は、化学的性質がよく似ていて、同じ鉱石中に伴って産出し、個別に分離するのが難しいものもあります。 それぞれの使用用途は スカンジウム メタルハライドランプ イットリウム レーザー、カラーテレビの蛍光体 ランタン、ガドリニウム 光学ガラス セリウム 基盤研磨材、LED、触媒 プラセオジム、ネオジム、サマリウム、ジスプロシウム 超強力磁石 などです。 レアアースを含む鉱物には、次のものがあります。 イットリウムを含む鉱物 ゼノタイム YPO₄ 木村石 CaY₂(CO₃)₄・6H₂O エジリン、水晶、カリ長石を伴うペグマタイト中に、灰黄色の先が尖った結晶で散在
レアメタルは、地殻中の存在量が少なかったり、採掘と精錬のコストが高いなどの理由で、流通使用量が少ない非鉄金属を指します。 ただ、最先端技術に使われるなど、必要不可欠な金属です。 レアメタルには、次のものがあります。 それぞれの使用用途は リチウム 電気自動車や電子機器のバッテリー チタン 航空機部品、人工関節、光触媒 コバルト、ニッケル 高性能バッテリー ガリウム インジウム 液晶ディスプレイ、LED テルル コンデンサー、太陽光パネル などです。 この中で、リチウムやチタン、マンガン、ニッケル、タングステン、白金などの名前はは、よく耳にしますが、他の金属については、余りその名を聞くことはありません。 これらの金属を含む鉱物には、次のようなものがあります。 ベリリウムを含む鉱物 ツグツパイト Na₄AlBeSi₄O₁₂Cl コバルトを含む鉱物 スクッテルド鉱 CoAs₃ ジルコニウムを含む
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