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今年の「#文学」
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アジアの様々な都市や地域に続々と生まれつつある音楽や、脈々と生き続けてきた音楽を前に、めまいがしそうなほど僕は興奮している。多様な音楽のありようを見ていくということは、ひとつの歴史軸や文脈だけでは読み取れない世界をどう見ていくかということだ。まずは互いを知ることから始めること、そしてそこから生まれてくるものを丁寧に見ていくこと、それをアジアの隣人達とともに探していくこと。そこでどう音を響かせていくか。ENSMBLES ASIAがはじまります。 大友良英 ――――――――――― これは「ENSMBLES ASIA」を始めるにあたって書いた文章です。 正直アジアの話になると、どこから書いていいものか。 大前提として「アジア」って言葉でくくることへの違和感もあって、そこをどうしたもんかと悩みつつも、でも、そこでひっかかると、話がすすまないので、その辺は、違和感を抱えたままの保留でいつも
気づいた方もいるかもしれません。実は今回の「音楽と美術のあいだ」というタイトル、昨年の暮に突然この世を去ってしまったギャラリー「梅香堂」のオーナーでキュレーターの後々田寿徳さんの恐らくは最後の文章となった「美術(展示)と音楽(公演)のあいだ」(芸術批評誌REAR 29号所収)を受けたものなんです。 ここでは梅田哲也、Sachiko M、そしてわたしを例にだして、普段僕ら音楽家や音楽と美術の境界で活動する作家が、美術の世界へ抱く違和感がどこからきているのかが丁寧に綴られていて、かつそれは批判的な視点ではなく、むしろ、そこから先への展望を模索するようなものとして読める文章で、僕は本当に大好きなテクストでした。 これを受けてなにか書こう、そしてこの先のことをなにか一緒にやれないか、そう思っていた矢先の2013年12月29日、後々田さんの訃報が飛び込んで来ました。51歳でした。 後々田さんのキャリ
プロジェクトFUKUSHIMA! そして、大友良英スペシャルビッグバンドによる2014年の納涼盆踊り、いよいよ7月20日から始まります。7月23日にはミニアルバム「ええじゃないか音頭」も発売。 今年は福島だけでなく様々な土地を11月頭まで巡業します。 ぜひぜひ参加ください。 まずは7月20日浅草、すみだ川で! 「すみだ川アンサンブルズパレード・音楽解放区ー大盆踊り大会」 http://asahiartsquare.org/ja/schedule/post/949/ ラッキー池田振付け、大友良英・Sachiko M作詞作曲の「すみだ川音頭」初お披露目です。この日は他にも「地元に帰ろう音頭」「クダラナ庄助音頭」も初お披露目。もちろん「あまちゃん音頭」や「ええじゃないか音頭」もやります! まずは恒例、スペシャルビックバンドによる浅草練り歩きから、そして夕方からは盆踊りに移行しま〜〜す。 ●日時
前衛ジャズ評論家でありオーガナイザー、プロデューサーの副島輝人さんの訃報。 初めてお会いしたのは78年高校時代。福島のジャズ喫茶「パスタン」でのメールスジャズフェスの8mm映画上映会と報告会の席だった。 より親しくなった切っ掛けは84年の高柳昌行・副島輝人の北海道ツアーに運転手兼アシスタントとして同行したとき。 以来言葉では表せないくらいお世話になりつづけました。 今の自分があるのは副島さんのおかげです。 ありがとうございました! 「日本フリージャズ史」「世界フリージャズ記」の二冊は、生前、過去のことを文章に残すよりは今起こってることが面白いんだと言っていた副島輝人さんが、それでもあえて残した渾身の本。 ぜひ読んでほしいなあ。 特に「日本フリージャズ史」はその執筆の過程で、自分のことだけではなく高柳さんのことでも沢山取材を受けた思いで深い本。 大友くんが黙っているのはいいけど、事実は事実な
NHK土曜ドラマ「ロンググッドバイ」 2014年4月19日(土)〜5月17日(土) NHK総合・毎週土曜日 午後9時〜9時58分(連続5回) http://www9.nhk.or.jp/dodra/goodbye/index.html 音楽はわたしが担当しました。 ということでここではサントラに参加してくれたメンバーやスタッフを紹介します。 大友良英ロンググッドバイ・スペシャルビッグバンド・メンバー 大友良英 エレクトリックギター、リゾネーターギター、 ギターバンジョー 佐々木史郎、トランペット、フリューゲルホーン 類家心平 トランペット 梅津和時 ソプラノ、アルトサックス、クラリネット、 バスクラリネット 鈴木広志 アルト、テナー、バリトンサックス、バスクラリネット、 フルート、 後関好宏、アルト、テナー、バリトンサックス、 今込 治 トロンボーン 木村仁哉 チューバ 江藤直子 ピアノ、
あけましておめでとうございます。 昨夜の紅白歌合戦内での「あまちゃん」は、第157話、最終回という感じの15分間のライブドラマでした。 僕らあまちゃんスペシャルビッグバンドも生演奏で参加させてもらいました。 アキちゃんとGMTが一緒に歌い、 そこには途中でやめた宮下アユミもいて アメ横女学園の有馬メグと成田リナに、実際に収録の際にそのシャドーをやってくれたベイビーレイズが一緒にステージに出て みなで一緒に「暦の上ではディセンバー」をやっているだけでも泣きそうなのに、 さらに、ユイちゃんがトンネルを超え紅白でアキちゃんと歌い、 天野春子がシャドーではなく自分の名まえで「潮騒のメモリー」を歌い、 鈴鹿さんがそれに続き・・・ 最後は皆で「地元に帰ろう」をやってヒビキで落とす・・・って、 もう、どこまで憎い演出なんだ。 脚本は宮藤官九郎、演出は吉田照幸と井上剛、プロデューサーの訓覇圭や菓子浩をはじ
年末恒例の新宿PITINN4デイズ、おかげさまで今年も無事終了、どうもありがとうございました。 おかげさまで、あまちゃんスペシャルビッグバンドも有終の美を飾ることができました。 素晴らしいメンバー達と楽しい1年でした。 あまちゃんスペシャルビッグバンドとして、もう1本、大晦日の紅白にも出演します。 あんま書いちゃいけないのかもしれませんが、少しだけ紅白のリハのことを。 今日はほぼ1日中NHKでリハでした。 オープニングもあまちゃんバンドでの演奏。過去の紅白のオープニング曲とあまちゃんのコラボみたいな曲になってます。あまちゃんバンドらしいグルーブ感の演奏で、ストリングスアレンジは江藤直子、さらによくよく聴くと、ノイズギターやサイン波も聴こえるはずです。オープニングはセッティングの関係もあって、完全生は諦めましたが、録音と一部生の同時演奏って感じになりそうです。もちろん天野アキちゃんもパーカッ
Sound Installation「quartets」 by Otomo Yoshihide Bangkok Art and Culture Centre (BACC) December 21,2013 -February 16,2014 with Yuki Kimura, Norimichi Hirakawa, Benedict Drew, Jim O'Rourke, Kahimi Karie, Sachiko M, Axel Dörner, Martin Brandlmayr, Ko Ishikawa and Yoshimitsu Ichiraku http://vimeo.com/1802106 Filamnet (Sachiko M + OtomoYoshihide) Live Dec 20th 2013 Bangkok Art and Culture Centre (BACC)
紅白あまちゃんスペシャルビッグバンド出演決定 メンバー詳細です 内定のまま公表出来ない状態つづきましたが 、やっと紅白あまちゃんスペシャルビッグバンド出演正式決定しました。 紅白オープニングの曲他、あまちゃんのコーナーでも演奏します。(これについては詳細は秘密)。 オープニングは今回のために書き下ろし。 もちろんこのメンバーですから、いつもの紅白のオープニングとはひと味違います。 もしかしたら、あまちゃんぽくもあるかもしれません。 昭和の紅白っぽいテイストも出てくるかもしれません。 サイン波もノイズギターも出てきます。 とにもかくにも手作りの感触のある音楽・・とだけ言っておきます。 どんな曲になるかはお楽しみに。 出演 バンマスとパーッカッション 天野アキ まちゃんスペシャルビッグバンド 大友良英(G、バンジョー) 江藤直子(P) 近藤達郎(Org) 斉藤 寛(Fl) 井上梨江(Cl) 鈴
9月末にあまちゃんを卒業しそこなった落第生ことわたくし大友良英も、いよいよ来月12月をもって、あまちゃんを卒業します。 久慈に取材に行き、テーマ曲のデモを作ったのが昨年の夏、「潮騒のメモリー」のデモを録音をしたのが昨年の12月31日夜から1月1日早朝にかけて。まさに紅白の真っ最中。それからは、作曲に次ぐ作曲、録音に次ぐ録音、そして急遽決まったサントラや劇中歌CDの発売やコンサートと怒濤の1年でした。 そしていよいよファイナル、年内であまちゃんスペシャルビッグバンドの解散も含め、あまちゃん関連は全て終了予定です。もうひと仕事。ということで、あまちゃん祭り、最後の余韻を一緒に楽しみましょう。 あまちゃんスペシャルビッグバンドのラストツアー、東京公演と年末のPITINNはソウルドアウトです。当日券の発売予定もありません。名古屋と大阪公演はチケットまだあります。 どうかお見逃しなきよう。 大友良英
「笑っていいとも」本日出演しました。高校生の頃、強烈な影響を受けたタモリさんにお会い出来て、本当に幸せな時間でした。なんか神様からご褒美もらったような感じです。 タモリさんとはいつか、もっとゆっくり音楽の話やギャグの話したいなあ。 そして、お花本当にありがとうございました。 テレビに映ってないお花もあったようなので、ここであらためて、送っていただいた方のお名前を書かせてください。 お花以外にも電報や差し入れ、本当にありがとうございました。 連続テレビ小説「あまちゃん」一同 のみなさま 能年玲奈さま 小泉今日子さま 小池徹平さま ベイビーレイズのみなさま ザ・スターリン246のみなさま カヒミ・カリィさま やくしまるえつこさま 新宿ピットインさま プロジェクトFUKUSHIMA!のみなさま ビクターエンタテインメント(株)斉藤正明さま 千住フライングオーケストラのみなさま MeToo推進室の
いよいよ最終回をむかえる「あまちゃん」の音楽を担当した「大友良英あまちゃんスペシャルビッグバンド」が国内ツアーを行います。 これが最初で最期。 あまちゃんの名まえを冠しての活動も年内までです。 もうネタバレを心配する必要もないので、ステージでは音楽制作の裏話も含むおしゃべりと、十数人編成による劇伴の数々をおおくりします。 どうかお楽しみに。 http://www.daily.co.jp/gossip/2013/09/27/0006372688.shtml とまあ、東京公演はチケット入手かなり大変そうですが、それ以外は久慈公演をのぞきチケットありますので、早めにチェックしてくださ〜い。 9月30日 下北沢GARDEN 〈2013SHIMOKITA VOICE 第二夜 北三陸からハマ通りを抜けてシモキタへ〉 出演 七尾旅人 大友良英あまちゃんスペシャルビッグバンド (チケットソウルドアウト)
地元に帰ろう制作詳細 今日の放送、「地元に帰ろう」歌詞のある部分はほぼ全貌出ました。(もっと全貌知りたい方は「あまちゃん 歌のアルバム」をチェックしてくださいね) 作詞はもちろん宮藤官九郎。作曲、全体像はほぼSachiko Mが、わたしは朝礼やお寿司のパートや、ラストの歌い上げからサンバパートを担当してます。ストリングアレンジと間奏は江藤直子です。ちなみにサンバパートは、脚本にもないのに、演出から頼まれてもいないのに、なんだか、あのままで終わりたくないなと思って、勝手につけちゃいました。 最初にできたデモでは太巻マジックでロボットボイスになってたのに・・・って突っ込みありそうですが、え〜〜と、多分リリースは結局、そのままの声になったという設定なんだと思います。正直、みんな全然歌うまくないです。でも、このまんまがいいと思いました。今時は機械で簡単に音程修正できますが、宮藤官九郎さん、Sach
【あまちゃん音楽マメ知識70】潮騒のメモリー天野アキバージョン演奏メンバー発表 歌 天野アキ(能年玲奈) ■ 作詞:宮藤官九郎 ■ 作曲:Sachiko M、大友良英 ■ プロデュース、編曲:大友良英 ■ ストリングスアレンジ:江藤直子 録音2010年(本当は2013年6月〜7月)NHK506スタジオ および604スタジオ 演奏 大友良英 ギター 江藤直子 ピアノ 近藤達郎 キーボード ピアノ 佐藤芳明 アコーディオン かわいしのぶ ベース 芳垣安洋 ドラムス、パーカッション 三沢泉 パーカッション 佐々木次彦指揮 YNストリングス 録音エンジニア 高橋清孝 アシスタントエンジニア 森山芳晴 ミックス NHK 604スタジオ
あまちゃんの楽譜について多くの問い合わせ来てます。 ありがとうございます。 実はわたしも把握出来ないくらいの譜面の数で、どれがいい楽譜なのか、判断しにくい状況です。中には、なかなか良く出来ているのもあります。逆に有名出版社から出ているのに、まるで公式風をよそおっている不誠実なものもあります。公式をうたって予約をとった大手出版社まであるくらいです。クレームをいれて「公式」の文字を消してもらいましたが、とにかく人より早く出して、出来ることなら公式に見えるようにして、少しでも他より売ろうという姿勢が透けて見えてしまって、そんな楽譜出版業界の姿勢みたいなものに、正直驚いてます。 そういえば、僕も学生の頃手に入れた譜面が適当で、びっくりしたなんてこと一度や二度じゃなかったことも思い出しました。 とはいえ、一般の方にとっては、どの譜面がいいのか判断しにくいと思いますし、高い買い物なのでいくつも買って較
全長11分半「ええじゃないか音頭」の振り付け教則ビデオアップされました。 長見順さんの唄、最高です。 ミチロウさんの福島弁ラップは必聴です。 作曲はわたくし大友良英。 http://p.tl/4Qja そしてその「ええじゃないか音頭」について少々熱くなりながらラジオで語りました。なんだか今、盆踊りに夢中です。 大友良英のJAMJAMラジオポッドキャスト版 → http://p.tl/ojmv
いよいよCDの発売、正式に決定しました。 http://natalie.mu/music/news/95408 ということで、まずは制作スタッフ、演奏メンバーの紹介です。 潮騒のメモリー ■ 歌 天野春子(小泉今日子) ■ 作詞:宮藤官九郎 ■ 作曲:Sachiko M、大友良英 ■ プロデュース、編曲:大友良英 ■ ストリングスアレンジ:江藤直子 ■ コーラスアレンジ makoring & サンズリバーズ 録音1986年(本当は2013年1月)ビクター302st 演奏 江藤直子 ピアノ 近藤達郎 キーボード 今堀恒雄 ギター 大友良英 ギター かわいしのぶ ベース 芳垣安洋 ドラムス、パーカッション 金原ストリングス コーラス サンズリバーズ(高瀬"makoring"麻里子、飯田希和、加藤圭子) エンジニア 薮原正史 ディレクター 木谷徹(ビクター) 制作 佐々木次彦 プロデュース 荒巻
三陸久慈市でこれを書いてます。 情報公開になったようなので、6月28日のブログ「暦の上ではディセンバー」制作秘話の追記、書かせてもらいます。 前回制作秘話の中で歌ってるのは「アメ横女学園芸能コース」と書きましたが、もちろんこれは劇中のみの架空のグループです。実際に歌っているのはアイドルグループのベイビーレイズの5人と、アメ横女学園芸能コースの成田りな役で出ている水瀬いのり、さらにはコーラス部分にあと4名ほど加わってもらいました。 作曲当初は、ドラマがはじまる前で、このあたりの台本もまだ未完成の状態でした。参加メンバーだけでなく、多くのスタッフが、ドラマの中でどんな風に使われるのか把握する前、正確には、この曲がどういう意味をもつのか把握しようとみながもがいている時期でした。 この先は、あくまでもわたし個人の感想ですが、当初はそこまで出る予定がなかった「暦の上ではディセンバー」が、曲の完成後は
「宮藤さんが「潮騒のメモリー」を5分で書いたことに対抗し、3分で作ろうと思いましたが、さすがに無理でした(敗北!)。サビのメロディはわたし、AメロとBメロは「潮騒のメモリー」の作曲者でもあるSachiko M、イントロと間奏のメロディは劇伴の編曲もやっている江藤直子、リズムやバックトラックは劇中のカラオケを作っている高井康生の4人でバンドでもやるように作りました。録音やミックスも本物の2009年のミリオンセラーに負けないよう、全力でつくりました。」 これまだでてないかもですが、公式発表用のわたしのコメントです。 いよいよ荒巻太一(太巻)がプロデュースした2009年のミリオンセラー、アメ横女学園芸能コースが歌う「暦の上ではディセンバー」が全貌を現しました。といっても、まだ聴き取りにくい部分あると思いますが。 それにしても、今回は宮藤さん、3分で歌詞作ったらしく、あ〜〜悔しい。 もちろんこの曲
あ〜だめだ、故郷編のラスト、何度見てもぼろ泣きしてしまう。 北三陸編が大好きだった人は、この先東京でどうなるのか心配かもしれませんが、でもきっと大丈夫。一緒にアキちゃんやユイちゃんのこの先を心配してやってください。 いよいよ来週からアキちゃんは東京です。もうめっちゃ、面白いです。そして切ないです。三陸は〜なんて心配、ふっとびます。だってみんなちゃんと居ますから。あ、今まで見てなかった人も、東京編からでも楽しめると思います。どうあれ大丈夫。 そうそう、おかげさまでサントラCD第一弾、発売になりました。あえて第一弾って言っておきます。だって、これだけじゃみんなおさまらないでしょ。オレもです。今回は劇伴のCDなんで歌とかはもちろん入れてませんが、この先もあるといいなって、オレも思ってます。でも、こればかりは一作曲家が決める事ではないので・・・。 さて、東京編からは演奏メンバーもガラリと変わります
あまちゃんのテーマ曲を選挙カーが流しているという通報複数もらってますが、私は一切関係ありません。 どれだけの思いで私たちがつくったか、毎朝みながドラマを楽しみにしているという想像力も働かずに流行にのって集票に利用していいと思う程度の想像力の人たちが政治に関わるってどうなんだろう。 最初にこの話を聞いたときに、個人的にメールを出し、理解していただき、政治の広報に使うのをやめてもらいました。これで安心かと思いましたが、その後も音楽使用あとを断ちません。複数の政党?複数の候補者?が使っているようですが、正直全てにお願いすることは個人では不可能です。 政治家を目指すような人は流行の音楽を利用するような選挙活動はやめてほしい、そう強く思っています。 【追記】 みなさんのツイッター等での反響がきかっけとなり、現時点で選挙カーでの使用は止まったようです。ご理解ありがとうございます。 6月15日付け朝日新
あまちゃん、いよいよ4月に録音の東京編の音楽が少しづつ流れてきました。 録音メンバーの詳細はまた後日。 6月18日と7月2日の「あまちゃんスペシャル・ビッグ・バンド」のコンサート、どちらも3000人近い申し込みだそうで、本当にありがとうございます。嬉しい限りです。どちらもキャパが300、400人の会場なんで、抽選漏れのみなさん、本当にごめんなさい。 今、ほかの会場やフェスでも出演機会さぐってもらってますので、どうか今少しお待ち下さいね。 先日、新宿PITINNでやった「大友良英サウンドトラック」超満員の盛況、本当にありがとうございました。あまちゃんのサントラから7割、のこりは「Blue」や「スタントウーマン」「胡桃の部屋」そして「その街のこども」から。で、アンコールはサプライズで、なんとまさかのSachiko Mが「潮騒のメモリー」を熱唱、PITINNがスナック状態というかお座敷列車のよう
久々のヨーロッパツアーを終えて、再び「あまちゃん」の音楽にかかってます。 宮藤さんの脚本、おもしろすぎて、次から次にやることが増えていきます。通常の劇伴は脚本があがってからの仕事になるので、それどころか撮影が全て終わってからの仕事も多いので、今回のように、本、撮影、編集が同時進行でからみあいながらやれるの、本当に面白いです。ライブに近いというか。 ヨーロッパツアーのほうは、ノルウェイ、デンマーク、フランス、スイス、イギリスで全9コンサート。 40代後半で体調をくずしたり、あと震災もあったんで、もうツアーはやめようかって思った時期もありました。でも、どう考えても、自分の音楽的な基礎体力みたいなもんは90年代から0年代前半にかけて、ものすごい量の海外のツアーをしてきたことで、つちかってきたようなところがあって、だから、しばらく日本にいると、やっぱり、出たくなるんですよねえ、ツアーに。 前のよう
ということで、6月19日ビクターから、連続テレビ小説「あまちゃん」オリジナル・サウンドトラック発売になりま〜〜す。全35曲、たっぷり70分。詳細は追って。 それにあわせたわけでもありませんが関連ライブも。 - 6月2日 大友良英サウンドトラックス 新宿PITINN 出演 大友良英(g) 佐藤秀徳(tp) 今込治(tb) 江藤直子(p) 近藤達郎(org,ハモニカ) 大口俊輔(acc) かわいしのぶ(b) 芳垣安洋(ds) 「あまちゃん」の劇伴参加メンバーを中心に、大友の手による映画やテレビドラマのサントラを。 http://www.pit-inn.com/index.html - - 6月18日「大友良英 with あまちゃんスペシャルビッグバンド」 〜アンサンブルズ・パレード・プレ・コンサート〜 アサヒグループ本社ビル1階ロビー(東京都墨田区吾妻橋1-23-1) 出演 大友良英(作曲、ギ
NHK朝ドラ「あまちゃん」滑り出し好評のようでありがとうございます。 オープニングテーマや劇伴音楽も予想以上の評判で、びっくりしてます。 さて好評のオープニングテーマですが、最初にスケッチを書いたのが昨年8月末、はじめて久慈や北三陸の海岸に取材に行ってウニをたらふく食べた直後です。これを十人編成で録音したのが昨年の9月。このときは二種類のデモを録音しました。演出やスタッフのみなさんはこれを聴きながら撮影にはいってくれました。 その後、あがってくる映像や台本を見ながら、さらにこのスケッチを発展させて11月には新たなデモバージョンを数人編成で録音。それをたたき台にさらにスタッフで話し合いを重ね、最終的な完成形を40人の大編成で録音したのは今年の1月。一見スーダラした曲ですが、演出やスタッフのみなさんとアイディアを交換しつつ、実際に生演奏で何度も録音しながら半年かけて練り上げていった作品です。
4月1日よりNHKの朝ドラ「あまちゃん」はじまりま〜す。 舞台は2008年の三陸から。 撮影現場も制作現場も、 そして音楽の録音現場もものすごい熱量とグルーブ感です。 宮藤官九郎さんの脚本、能年玲奈さん主演、小泉今日子さんや宮本信子さん等の出演で、素晴らしいドラマになってます。 朝から元気出ます。 朝からめっちゃ笑えます。 能年さん、可愛くて、もうたまりません。 でも、それだけじゃなく、回を追うごとに、ものすごく深いところに来る本格的なドラマであることも、分かってもらえると思います。 音楽は、わたくし大友良英。今回はテーマ曲はインストです。主題歌がなくてがっかりされた方もいるかもしれませんが、でも、実は劇中に新旧さまざまな歌が出てきます。そんなこともあって、オープニングはインストで。毎日聴いてもあきない、その上元気が出る「みそ汁」みたいな感じで作りました。 既にいろいろなところで情報でてま
本日(5/16)朝日新聞朝刊文化面に、風営法でのクラブ取り締まりの行き過ぎを指摘する記事出ている。 「風営法違反の店、摘発相次ぐ クラブじゃ踊れない? 時代と法のずれ指摘する声も」 そこでも指摘されているとおり、事態は深刻で、関西、とりわけ大阪ではクラブが壊滅状態、他の地域でもこのまま黙っていたらクラブは壊滅してしまいかねない情況です。 この問題は、昨年から話題になっていて、わたし自身も関西に行く度に、いろいろな関係者にあって話を聞いたり話し合ったりしています。 どうも様子がおかしい・・・。なんでこんなことになってるんだろう。戦前の日本じゃあるまいし・・・。 最初はそんな感じでした。でも事態は刻々と悪くなる一方です。 本来この法律は戦後まもなく、売春を取り締まるために作られたものです。そもそも当時のダンスは男女がペアで踊るものしかなく、これが売春の温床にもなっていたという事情があって許可を
Flags Across Borders 「FUKUSHIMA!」をキーワードに、自分たちの未来を考えていく。 そんなフェスティバルを自分たちの手でやってみませんか。 昨年8月に行われた「フェスティバルFUKUSHIMA!」を今年も開催します。開催期間は8月15日(水)から26日(日)の12日間。この期間、わたしたちは福島県内各地で大小様々なフェスティバルを開催する予定です。と同時に福島県内、県外、国内、国外を問わず、様々な場所で、みなさんが実現するみなさん独自のフェスティバルの同時多発開催を実現できればと思っています。開催期間は8月15日から26日ですが、その前後でもかまいません。 フェスティバルと言っても大げさなものでなくてかまいません。ほんの数人が集まってささやかなパーティを開く。有志があつまって小さなコンサートを開催する。どこかのクラブでイベントをやる。普段はなかなか話せない放射能
あけましておめでとうございます。 年末PITINNの8連続公演、至福の時間でした。もう死んでもいいってくらい(いやまだ死ねませんが)。 でもって今年の年末もこれやりますのでお楽しみに。 そしてもうひとつ 今年の8月15日〜26日の12日間、福島でFUKUSHIAMで何かが起こります・・・とだけこっそりつぶやいておきます。 2年目にあたっての自分の考えみたいなものを「大友良英のJAMJAMラジオ」のポッドキャスト版の後半でしゃべってます。(前半はクリスチャン・マークレイ特集です) 福島のこと、安易に言われる音楽の役目のこと、2年目の難しさのこと。避難や除染のこと。本音でなやみつつ話してます。これをノーカットでアップしてくれたKBS京都に心からの感謝を。 ぜひ聞いてみてください。音楽はどこまでいっても無力だからこそいいのだってことも。 http://www.kbs-kyoto.co.jp/au
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