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今年の「#文学」
moarh.hatenablog.jp
私は元来出不精だった。休日はアイドルの現場があれば外へ出るが、何も予定がなければ家に引きこもり、Blu-rayレコーダーに毎日録画されるドラマたちをひたすら消化し、ソファでゴロゴロしながら山になっている積読本を消化したり、YouTubeやNetflixを見たりして、一日を過ごすことが多かった。夕方になってみて、生産性のない一日だったなと思うこともあったが、まぁ私の人生なんてそんなものだろうと思ったりもしていた。そんな出不精だった私が、社内のウォーキングキャンペーンをきっかけに1日8,000歩あるくようになった。最初のうちは歩けば歩くほど自分の足が軽くなるように感じ、歩くことそのものが楽しかったが、一ヶ月もすればウォーキングコースにも慣れ早くも義務化してきた。我ながら飽きが来るのが早い。何とか外へ出かける楽しみを見つけて歩かねばと思っていたとある休日の朝、モーニングに出かけてみることにしたの
最近会う古くからの友人たちに聞いていることがある。「はてなブログで長文語りをしていたオタクたちは一体どこへ行ってしまったのか?」。はてなブログにはかつて大量に長文で推しについて語るオタクがいたと記憶している。毎週のように誰かが書いた記事がTwitter(現X)に流れてきて、その記事に感化されたオタクが同じテーマで自分や自分の推しのことを語る連鎖が生まれることもあった。みんながそれぞれの言葉で推しについて語り、私はそれを読むのが好きだった。推しに対する自分では抱えきれないくらい膨大な愛をはてなブログの上に落としていくことで満たされているようなそんなブログを読むのが好きだった。しかし今、そういうブログに出会う機会が少なくなった。もちろんゼロになった訳ではないが、「このブログ読ませるな〜!」と思うブログに出会う回数がとても少なくなった。一体なぜなのか。そんな思いで先日投稿したポストがある。このポ
上半期何をしたかと問われたら「本を読んだ」と答えられるくらい当社比で本を読んだ。2022年〜2023年は仕事が忙しく小説やエッセイ等を読む余裕がなく仕事に関連する書籍ばかり読んでいたが、今年からは時間の余裕ができたので久しぶりに小説やエッセイの類に手が伸びるようになった。おまけに図書館が徒歩2分の場所にあること、通勤時にAudibleでの耳読を導入したことによって読書が捗っている。相変わらず本屋を巡ることは大好きで、本屋で紙の本と目が合うことが嬉しくて、Kindleよりも紙の本ばかり買ってしまう。本屋に行った直後は瞬く間に積読タワーができてしまうが、そのタワーのラインナップを見ると、当たり前に自分の興味の方向にまっすぐと似たようなテーマの本が並んでいる。見聞を広めようとも結局自分の興味のもとに選んでしまうと自分の半径5メートルをウロウロしているだけに過ぎないことに気づく。 同時に時間に余裕
6人になったキスマイのアリーナツアーの初日と千秋楽を見に行った。初日は2023年10月5日(木)横浜アリーナ、千秋楽は2024年2月15日(木)国立代々木競技場第一体育館だった。4か月も間が開いているとなると見え方も若干異なったけれど、総じて私は6人のキスマイがつくるライブがとても好きだと思った。 まず話は初日に遡る。2023年10月5日時点、私の心境はどうだったかというと、8月31日に北山さんが旧ジャニーズ事務所を退所、9月17日にTOBEに所属することが発表され、旧ジャニーズ事務所もまだ騒動の渦中で、そんな中でキスマイのアリーナツアーが始まるということで、何もまとまっていなかった。キスマイが6人で新たに始動するよりも先に北山さんの方が色々と動き出していたこともあり、どちらかと言うと軸足はそちらにあった。恐らくキスマイのツアーは今後1公演見に行くかそれくらいになるだろうと思っていたのは、
北山宏光さんが2023年8月31日付けでジャニーズ事務所を退所する。 その日私は仕事終わりに東京メトロに乗っていた。20時54分、Twitterを開いたら「北山退所、今日21時に発表」の文字が目に飛び込む。そのツイート自体はかなりの数RTされていたが、ツイート主のプロフィールに飛んでみると、何者なのかは全く分からなかった。出どころが知りたくて関連ワードを色々と検索したけれど、同じような記事やツイートは出てこなかった。この数ヶ月こんなことばかりしている。誰かのツイートを見ては信憑性を確かめるため、出どころを確かめるために検索して、何の保障も示されていない情報にたどり着く。 気が付いたら20時59分になっていた。こんなものを信用しているつもりではないけれど、急いでKis -My-Ft2のファンクラブサイトにログインする。更新情報には1月26日の「横尾渉より皆様へご報告」が並んでいるだけでホッと
ご無沙汰しております。ここ1ヶ月はTwitterの更新もできてなくて、遂にINIのファンとして別アカウントを作ったのではないか等と推測されていた方もいるのではないかと思いますが、別アカウントは作っておらず、単純にTwitterにもブログにも向き合えておりませんでした。というのも、タイトルにも書いた通り、11月から東京転勤が決まったのです!!!!! もうこのブログでは何度か書いたことがありますが、私は4年間東京の大学に通い、大学卒業後は東京で就職することを夢見て就職活動するも、60社受けて全落ち、やむなく高知に帰って来て高知で就職した、という経緯があります。詳しくはこちらの記事で語ってます。 www.e-aidem.com いつか東京に呼ばれる人間になろう、と密かな野心を抱きながら今の会社で働いた9年半、遂に、東京で働くことになりました!!! ここ数年でリモートワークが進み、どこに居ても仕事
2020年、13kg痩せた。その話を2020年中に書こうと思っていたが、ブログを書くことが習慣から外れてしまった昨今、パソコンを立ち上げることすら億劫で、久しぶりに立ち上げたパソコンは何かの更新にとても時間がかかっており、マウスはスクロールがバグって言うことを聞かず、ようやくようやくブログの記事を作成する画面まで来たのだ。長い道のりだった。待たせてごめん。 2020年は外出自粛で体重が減った人と増えた人の二極化が起きたのではないかと思うが、私は前者の方に入る。そもそも痩せようと思ったきっかけはコロナが国内で流行する少し前のことなので、人より早めにスタートを切っていた。「ありのままで」という歌が随分前にヒットして以降、何かにつけて「ありのままでいればいい」と言い聞かせられる機会が増えて来たけれど、他人が私のありのままの姿を好きになってくれても、私が今の自分のありのままの姿を全然好きになれてね
今週も粛々と出社し帰宅してからは粛々とトレーニングをすることを5日繰り返した。社内は在宅勤務の割合がかなり増えフロアは常に閑散とした状態。そんな中派遣社員数名と派遣社員を管理する私ともう一人の同僚は、場所が無いからという理由で会議室の中に6人以上が詰め込まれた状態で業務をしていた。2週間くらい前にこの環境は三密に近いのでどうにかして欲しいと上司に告げたが、会社としてはもうこれ以上の場所がないということで、空気清浄機を2台投入&普段は開けない窓を特別に開放してくれた。喚起は以前よりも良くなったものの空気清浄機の湿度計は雨の日以外は20%台でとても乾燥している。 金曜日、他部署の在宅勤務人数が増えたことから、他部署の方々が使用していたエリアを一部使用させてもらえることになった。会議室からようやく抜け出せると思い、いざそのエリアにお邪魔すると、他部署の方々はきちんとソーシャルディスタンスの2メー
4月8日に緊急事態宣言が発令された。瞬く間に安全の強化に入るのかと思いきや、国の補償の整備等は整わず発令前と発令後で環境が変わった実感はない。会社は金融機関として顧客の生活を守る必要があり、在宅勤務にもならず出社する状況が続いている。都市封鎖のレベルまでいかないとオフィス閉鎖にはならないようだ。会社から一人あたり50枚のマスクが支給された。私は会社まで徒歩3分なのでリスクは低いものの、片道2時間かけて通勤する社員も中にはいてさすがに気の毒だ。 唯一の楽しみにしていたパーソナルトレーニングジムも、緊急事態宣言を受けて1ヶ月の休業が決まった。たまたま前日にトレーニングが入っていたので、「オンラインでやってくれませんか?画面越しに数をカウントしてくれるだけでいんですけど!何なら見てるだけでもいいんですけど!」と色々我儘を言ってみたがオンライン対応はしていないとのことだった。トレーナーに見てもらう
2020年1月4日、私は高知を飛び立ち東京へ降り立った。1月から3月まで東京本社での長期出張が決まったのだ。以前こちらの記事(東京での就職を夢見ていた私の「迷い」と「決断」|文・あやや - りっすん by イーアイデム)で書いた通り、私は東京で就職活動をして失敗した経験がある。いつかまた東京に呼ばれる人間になろうと意気込みながら社会人生活を送って来た結果、期間限定ながら東京に呼ばれるチャンスが巡って来たのだ。大学生活以来9年振りの東京生活に私は心を躍らせていた。仕事に精を出すことはもちろんのこと、東京でしか会えない友達に沢山会い、ディズニーや箱根や鎌倉や日光にも行ってみたい。高知からだと必ず乗り継ぎが必要になる海外旅行も東京からだと短時間で行けてしまう、海外旅行に行くのも良いかもしれない。なんて期待を胸に私は東京にやって来た。 1月は楽しかった。滅多に会えない東京の友達に沢山会い、週末は必
お久しぶりです。メリークリスマス。去年の今頃は年末年始にかけて16連休を取得して部屋の片付け大会をしていましたが(アラサージャニヲタの部屋の片付けとその後 - それは恋とか愛とかの類ではなくて)今年は消化しないと消えてしまう有給休暇を横目にまだまだ年末の仕事が片付かず働いております。ゆえにKis-My-Ft2がパーソナリティを務めたミュージックソンも聴けず終い。去年は全部聴いてタイムテーブル作ったりしてたのに(第44回 ラジオ・チャリティ・ミュージックソン Kis-My-Ft2 タイムテーブル 24時間分まとめ #ミュージックソン - それは恋とか愛とかの類ではなくて)。と去年の栄光を振り返ってももうしょうがないです。今年何してたかって話ですよ。 今年は10月の消費税増税・キャッシュレス還元事業の開始に伴い、お金のことについて考える機会が多くなりました(急に真面目)。私はハマったらとことん
アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング (字幕版) エイミー・シューマーAmazon 先月初めに親知らずを抜いた時(VS.OYASHIRAZU 第1ラウンド)、二週間顔がパンパンに腫れてしまい、仕事以外で人に会うのが億劫になっていた。20代中盤から遅ればせながらメイクやコスメにハマり、化粧で自分の顔はある程度変えられる、それによって自信を持つことができる、ということを学習して来たが、顔の形が物理的に拡大されてしまったものを修復することまでは出来ないので、その期間は世界から身を隠すように生活していた。着る服も黒や紺などの目立たない色を着る日が続くと、僅かに残っていた自信も無くなり、顔の造形が数センチ伸びるだけで、気分はこんなにも落ちるものかと、自分の自信の脆さを痛感した。 『アイ・フィール・プリティ!』という映画の評判は、この映画の上映が始まる前から耳にしていて、けれども高知の映画
年末年始、驚異の16連休を手に入れたので、一念発起して部屋の片付けをすることにした。私は実家に住んでいて部屋は約6畳。しかしヲタクゆえに物が多過ぎて常に収納スペースから物が溢れ出ている状態だった。2018年の初めに「物を捨てる」を目標にしていたはずが、2018年の年末になってみても、全く物が減った様子はなかった。朝起きて物が多過ぎる部屋を眺め、何とかしなければと思うものの、何から手を付けてよいか分からなかったし、まとまった時間が無い限りリセットすることは難しいと感じていた。どれくらい物が溢れていたかビフォアー写真を撮影しておけばよかったのだが、他人様に見せられるような状態ではなく、大学を卒業して実家に戻って来てから丸8年、なかなか物を捨てられずにいた、と言えば想像がつくだろうか。何なら大学時代から取ってあるものも沢山あり、「いつか使う」と取っておいたものが充満した部屋だった。 今回こそはと
日曜日、私は体調を崩して昼寝をしていた。先週は平日前半出張で東京に行ったり後半も遅くまで残業をしていたので、今週末は絶対にどこにも出かけずゆっくりすると決めていたのだ。夕方そろそろ起きてウォーキングに出かけなければと思い、目を覚ますためにTwitterを開いたら「嵐…嘘でしょ…」というツイートが目に飛び込んだ。たった5文字のその言葉で何かよくないことがあったということは誰にでも分かる。動揺したジャニヲタの呟きがザーッと一瞬にして流れていく中で、ニュースサイトの「嵐、来年末で活動休止」を見つけてすべてを理解する。来年末…?今年ってまだ始まったばかりなのに今年の年末でもなく来年末…?平成何年…?いや新しい元号の2年目か…?2020年…?オリンピックイヤー…?えっ、ていうか何で…?寝起きの頭で理解するには情報が過激過ぎる。一旦落ち着こうぜ。何のために起きたのかってウォーキングのためだったからウォ
[asin:B07CPR7XQ2:detail] あれは確か5年以上前だったと思う。当時某グループがアリーナクラスからドームクラスへステップアップするにはどうしたらよいかということをTwitter上でジャニヲタと議論していた(あの頃はよくジャニーズにまつわるあらゆることをTwitter上で議論していた気がする)。そんな中でとあるフォロワーさんから「やはりライブの面白さが集客には必要じゃないですか」というリプライを頂いたことがあった。その方のプロフィールを見に行くと嵐のファンだった。その意見は最もな意見だったが、まるで某グループのライブが面白くないと言われたようで悔しく切ない思いをした。当時の私はジャニーズどこのグループのライブに行ってもそこまで大きな差はなく、集客にはやはりメディア露出が大事だと思っていた。その嵐のファンの方が嵐のライブを誇らしく思っていたことを本質的には理解できていなかっ
それは京セラドーム公演の3日前。デジタルチケットのQRコードで入口を確認した同行者から、一本の連絡が入った。「ビスタ席での当選でした」。えっ。遂に、遂に、噂のビスタ席来ちゃいました?!ジャニヲタ人生17年、現場に通い始めて10年、今まで一度も当たったことのない、京セラドームビスタ席。遂に来ちゃいました?!(両手を広げて)ジャニヲタ人生で新しいことに出会う機会もかなり少なくなって来ていたけれど、「ジャニヲタ人生初体験」こんなところにまだ残ってたわーー!!ということで、ビスタ席体験してきた。せっかくなのでその記録をここに残しておこうと思う。いつかみなさまもビスタ席が当たったその時に参考にして頂ければ。 まず私が一番にしたことは「双眼鏡の新調」だった。これまで使用していた双眼鏡は、2013年NEWSの秩父宮公演で雨に降られて使えなくなってしまった翌日に、4500円くらいで急遽調達した10倍の双眼
はぁ、ガッキーになりたい。水曜ドラマ『獣になれない私たち』を見ながら毎週のように思う。ドラマ自体も面白くて毎週楽しみに見ているのだが、その中に登場するビールが毎度美味しそうに光る。仕事終わりのガッキーがそれらをグイっと飲み干す姿には、女ですらも恋してしまいそうな魔力がある。あぁ、ガッキーになりたい。 そもそも私はビールが飲めない。お酒が飲める年齢になってから10年経つが、ビールのことを一度も美味しいと思ったことがない。舌の上を通過する時に口の中に充満する苦み、喉を通っていく時にも炭酸のシュワっとする感覚に必ず力んでしまい、毎回一口ずつ飲んでは「分からん」「ビール分からん」と唸ることになる。結果的に、この10年飲みやすいカクテルやサワーばかり呑んできた。 カクテルやサワーばかり呑む女の視点から見ると、ビールを頼む女は眩しい。ビールを呑む女からは「カクテルとか頼むの可愛いね」と言われたりするけ
見終わってから1ヶ月経ってしまったが、今更ながら『PRODUCE48』の感想を書きたい。きっかけは韓国アイドル好きの義妹が『PRODUCE48』を見始めて宮脇咲良さんにハマったことだった。日本に住んでいながら韓国経由で宮脇さんのことを好きになるという新しいファンルート面白い、と思い私も見始めたのだった。 元々オーディション番組は日本にもあり、モーニング娘。を生んだ『ASAYAN』等が思い出されるが、『PRODUCE48』は審査員に選ぶ権利があるのではなく、視聴者である「国民プロデューサー」によって票が投じられデビューするメンバーが決定する。ファン投票型という意味では「AKB48選抜総選挙」とも近い。向こうはデビューメンバーを決め、こちらはシングルの選抜メンバーを決めるという点は異なれど、ファンに投じられる票の重さはどちらも計り知れない。韓国では視聴者によってデビューメンバーが決まる『PRO
先月30歳になった。あ、もう先々月か。「30代が一番楽しいよ」と30代の諸先輩方から幾度となく助言を頂いていたけれど、いざ30歳になってみたらこれまでに無いスピード感で人生が回り始めた。世界が私に優しい。まだ30歳になって1ヶ月半しか経っていないのに「30代が一番楽しいよ」をもう実感している。すべては気の持ちようだったのかもしれないが、とにかく今何もかもが楽しい。経験と欲望が上手いこと噛み合っていく快感。万歳。 先々週、小学校からの幼なじみたちと三十路旅行に行って来た。毎年彼女らとは、春と秋に日帰り遠足に出かけるのだが、今年は30歳になる記念に初めてのお泊まり旅行に行こうと随分前から約束をしていた。場所はディズニーシー。東京に住んでた大学時代、大学の友達とは何度かアフター6で行ったことがある。三限目辺りを受講していたら誰かが突然「今日ディズニー行かない?!」と言い始め、思いつきでディズニー
「誰しも自分自身に課しているルールがある」という言葉から始まる『セブンルール』という番組が大好きで毎週録画で見ている。 www.ktv.jp 働く女性に密着し、その中から番組がその人の7つの習慣やルールを切り取って紹介していく。そこから人の信念が垣間見えるのが好きで、様々な考え方を参考にさせて頂いている。そんな大好きな番組をなぞって、今日は私が「ジャニヲタをする上で自分に課しているルール」を並べてみたい。他人が自分を見て切り取ったルールと、自分が自分で切り取るルールとでは少し違ってくるのだろうけど、誰かに密着してもらう訳にもいかないので今回は自分で切り取る。そしてハッシュタグ「#ジャニヲタセブンルール」でみんなのルールも教えて!という狙いもある。むしろそっちがメインかもしれない。 新しいPCを買ったらパワーポイントを使えるようになったので、今回はパワーポイントで作った本家に寄せた図で紹介し
今回の件について書くかどうか迷っていたのだけれど、時間が経ってしまえば今の気持ちはきっと隅々まで思い出せなくなるだろうし、今感じていることを書くことで自分の中で整理できるような気がしているので、読み返す機会は訪れないかもしれないけれど、自分のために書いておこうと思う。 昨日仕事から帰って来て、レコーダーの電源を入れたら、キーワード録画で『ビビット』が録画されていて、ご丁寧にその他のワイドショーもいくつか録画されていた。私のレコーダーには「小山慶一郎」も「加藤シゲアキ」もおまかせ録画のキーワードとして登録されている。『ビビット』番組内でことの経緯が細やかに説明され、その間ワイプには加藤さんの顔が映っていた。その後、本人の口から謝罪する様子が映り、共演する方々から厳しい言葉をかけられていた。またその一日前には小山さんの『every.』での謝罪、活動自粛を告げる様も見ている。それらの様子を見ても
大学に入学したら様々なアルバイトを経験しようと思っていた。高校時代はアルバイト禁止の学校だったため、18歳は大学への進学と共に、アルバイトデビューの年にもなった。しかし私は、大学時代の4年間たった一つのアルバイトしかしなかった。就職活動の為に休んでいた期間を除いておよそ3年半、一つのアルバイトをやり通した。やり通した、というと強い意志を持って続けて来たようなイメージになるかもしれないが、夢中になってアルバイトをしていたら4年間が過ぎていた、の方が感覚的には正しい。 私が学生時代にしていたアルバイトは、古本屋の店員だった。古本屋、と言うと誰もが思い浮かべる全国展開されている、あの古本屋である。私は大学の最寄駅近くに新しくできる店舗のオープニングスタッフとしてアルバイトデビューした。オープニングスタッフだから決めた、という訳では無く、単純に昔から本屋が好きだからという理由なのだけど、立ち上げの
先日、幼なじみの30歳の誕生日を祝った。4月2日生まれの友人は、同級生の中で誰よりも早く年をとる。幼い頃はそれで得をしたこともあるかもしれないが、この年になると加齢が早いことのお得感はそこまでない。30歳になった彼女には、30という文字に型どられたナンバーケーキを用意して、30歳を噛み締めてもらうというサプライズをプレゼントした。そんな彼女が言う。「でも私たち30歳にしては見た目は若いと思うんだよね絶対」最後に付け足された“絶対”という言葉の力強さに私は思わず笑ってしまった。その場にいる全員が同い年であり、自分たち以外の客観的な目が含まれていないのに、“絶対”と信じたい彼女の気持ちはよく分かる。確かに、私たちは世の中の30歳の平均よりは若く見えるのかもしれない。けれども私は、そのことを考える時に、同じ30歳でも立っているステージや役割の違いでも見た目の印象は大きく変わるのではないかと信じて
昨日より今日の方が信じられていないかもしれない。「脱退」という文字を字面で追っただけの昨日と、各情報番組で会見の様子を見た今日とでは、まるで世界が違う。字面だけで見る「脱退」はただただ絶望的で、受け入れなければならない義務としての現実だったが、会見の様子はより現実に近付いているはずなのに、やけに美しく、見終わった後暫くの間呆然としてしまった。 整えられたスーツを着て、素顔に近い化粧っ気のない澄んだ顔で、まるで台本が用意されているかのような無駄の無い言葉選び、大きく見開かれた瞳には、自らの想いが真っ直ぐに伝わるよう願う気持ちが込められているようだった。こんなに美しいものが現実であってはいけない、誰かがドッキリでしたってプラカード持って現れてくれないと、現実世界のバランスがおかしいことになってしまう。そう願いたくなる現実だった。 渋谷すばるさんは、関ジャニ∞の宝物だった。と私は思っている。アイ
無限に眠れる、と久々に思った。若い頃は不規則な生活をした後などよく無限に眠れる気がして、そして実際に休みの日には夕方まで眠れていたのだけど、年を取ると「寝る」という行為を続けられる時間にも制限があり、休みの日でも普段通りに起きることが習慣になってきていた。むしろ私は休みの日が楽しみ過ぎて、普段より早めに目が覚めるタイプだった。それが今日はどうしたものか、一度起きはしたものの瞼が重いので二度寝して、昼に起きて録画していた少年倶楽部を見てまた昼寝して、そして夜に起きた。それでも尚、無限に眠れる気がしている。ダラダラと過ごしてしまった罪悪感から、せめてもの償いとして1時間ウォーキングして来たけれども、それでもまだ無限に眠れる気がしていて少し怖い。それくらい年度初めの一週間の仕事が毎年のことながら濃厚で、知らぬ間に疲労困憊となり土日は泥のように眠る。つまりこれは「コスメと私」の3月分を更新するのが
お待たせしました!ジャニヲタのみなさまにお答え頂いた「ジャニヲタが好きな女性芸能人」アンケートの集計結果が出ました。 そもそも何故このアンケートを始めようと思ったのかと言うと、「ジャニヲタとコスメ」アンケート(後日「それどこ」にて結果掲載予定)の集計中に、ジャニヲタはどんな女の子のメイクを参考にしているのだろう?ジャニヲタが認める女性芸能人って誰なんだろう?ジャニヲタの視点が入ると一般女性が挙げる好きな女性芸能人と差が出るのか?等、色々な疑問が生まれて来た訳です。そこで、もうシンプルに「ジャニヲタが好きな女性芸能人」をただ聞くだけのアンケートやっちゃおう!ということで、こちらのブログに載せるものとしては久しぶりのアンケート芸人発動です。 【アンケート概要】 実施期間:2018年3月28日~4月1日 回答者数:3,220人 実施方法:Googleフォームを作成し、@hraomにて投稿 htt
ついていけてない。正直なところ全然ついていけてない。ジャニーズのインターネット関連事業の進歩に。これまでジャニーズはまだ対応していないのかと外から笑われていてもしょうがないくらい、インターネットコンテンツへの参入速度が遅かった。それがここ最近、タレントの写真が一部ネット解禁になったり、CMやドラマの動画配信も許諾されたり、チケットがデジタルチケットに変わったりと、堰を切ったようにこれまで禁止されていたことが許可され始めた。(下記さささんのブログで詳しくまとめられています。) sasagimame.hatenablog.com これを良きことと捉えるか、悪しきことと捉えるかは、まだ現時点で判断が付けられない。私はジャニーズの秘密の王国感が好きで、舞台挨拶の際主演にも関わらず他の出演者が報道陣に写真を撮られている中、隅の方で一人ポツンとそれを見て待っているジャニーズが、特別な何かで守られている
まだ2月は終わっていない。明日もう1日ある。けれども節約のため明日はコスメを買わないぞ、と心に誓うために2月の「コスメと私」を書いている。 2月は色々あった。まず祖父が亡くなった。祖父にとって私は初孫で、色々と面倒を見てもらったし、幼い頃いつもぼやっとした返事をしていたら、はっきり返事をしなさいと怒られていた。祖父は料理が上手で、私はいつも祖父の作るオムライスが大好きだった。どんなに美味しい料理屋のオムライスを食べても、祖父の作るオムライスには敵わないと今でも思っている。今年に入ってから入院していた祖父は、もう私の顔を見ても曖昧に叔母の名前を呼ぶようになっていてそれが単純に寂しかったけれど、亡くなる数日前に突然良く喋るようになり、私の顔を見てちゃんと私の名前を呼んでくれた。祖父の最期に見せた誠実さを思い出すと、今でも目頭が熱くなる。 祖父の葬儀は2月11日に執り行われた。実はこの日、20年
「パーソナルカラー」という言葉を初めて知ったのは数年前だった。「自分に似合う色が分かるよ」と友人がインターネットの簡単な質問に答えて、パーソナルカラーを診断してくれた。けれども途中で質問の回答に困った。瞳の色は薄いか濃いか。居酒屋の薄暗いライトの下では正確な色の判断が出来ず、診断は断念した。友人の厚意はありがたかったが、正直、自分に似合う色なんて何でも良かった。私は私の好きな色を身に付ける。自分の好きな色を似合う色にしてみせる。謎の自信に満ちていた私は、当時そこまで「パーソナルカラー」というものに興味が無かった。 そこから数年が経過し、再び「パーソナルカラー」という言葉を耳にし始めた。Twitterでもよく見かけるようになったし、ファッション誌を開けば「イエベのあなたにオススメなのはこれ!」等と、イエベかブルベか立場を明らかにしなければ、ついていけなくなった。そんなことを言われても、自分に
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