日本共産党規約にある「党の内部問題は、党内で解決する」(第5条(八))はもともとどうして生まれたルールでしょうか。 このルールは今や、宝塚のハラスメントにおける「外部漏らし」や兵庫県庁の内部告発の「犯人探し」と同じように、党内不祥事を隠蔽する道具になりつつあります。後述しますが、ルールの問題ではなく、このルールの意味を理解せず党幹部が運用をデタラメにしていることが原因だと思います。 そもそもどんな必要から生まれたルールなのかを理解しないと、ルールが教条化し独り歩きして、“どんなことがあっても外に出さないことが正義”のようになって、悪用・濫用がまかり通ってしまうのです。 福岡市中央区(妙法寺) 党員の中にはこのルールを、 企業における情報漏洩対策 権力に対する組織防衛 のように考えている向きがあります。 1.は例えば党員や読者の名簿、機密性の高い議事録を外に漏らしてはいけない、というものです