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junaz.hatenablog.com
※タイトルは、あまり意味なく、ジェイムズ・ティプトリー・Jrの「故郷から10000光年」より うほ、気づけばなんと、前回のエントリーから1.3年以上開いてしまいました。 書くネタはあったのですが・・・どういう訳か自分の中の可視光通信が忙しくて、間が開いてしまいました。またポツポツ復活したいと思います。 ってことで、久しぶりの記事としては、総括ネタとして、ざっくりここ1年の可視光の話題を独断と偏見と寡聞にもとづいてトピック拾ってみましょう。 特に順番に意味はありません。独断と偏見と寡聞に基づいていますから、くれぐれも眉唾な個人的総括であることはくれぐれもご承知おきください。… それではいってみましょう。 1.スマートフォンを使ったイメージセンサ通信が台頭! 本気でスマホが普及し始めているせいか、今年以後に、スマホのカメラを使った可視光イメージセンサ通信の応用の発表が相次ぎました。 (※MIT
※タイトルは、大原まり子著「銀河ネットワークで歌を歌ったクジラ」より。 前回の可視光通信キットに、さらにAruduinoを送信に使ってもう少し遊ぶとします。 LEDだと距離が苦しかったので、今回レーザーを使います。 (何しろPerfume の新譜「レーザービーム」が発売間近(2011/5/18)ですからね。なので後半ではArduionoにPerfumeを歌わせる?こともやります。) 可視光通信の送信部は、以前のはやぶさがらみ記事で、Arduionoに赤色レーザポインタをつなげたやつがあるのでOK。 受信部とA/D (アナログ−デジタル変換)は前回の光通信キットの受信部をそのまま使えばOK。 写真の白いやつは単なる乾電池のUSB給電器です。 あとはArduinoでアナログ音声変調させるスケッチ(Arduinoのプログラム)ですが、・・・とりあえず、PWM(パルス幅変調)でオーディオ出すのをグ
今週のお題東北地方太平洋沖地震 2011年 3月11日、日本は大変な災害に襲われ、我々は、今世紀世界でも歴史に残る大惨事を目の当たりにしました。被災された方々にお見舞いと安息をお祈りします。 ですが、我々は今後、世界の歴史に残る復興に立ち会えるはずでしょう。きっと。 ただ残念な事に、今おきている災害に、現状の可視光通信が出る幕がないのが歯がゆいところです。しかし、将来の災害においてこの技術が貢献できる方法ということで、考察してみようと思います。(あと自分がサラリーマン技術者ではありますが、開発者個人として、必ず取り組みたい領域ですので、ここに書いてしまって自分にプレッシャをかけとくという、企みでもあります。) さて、報道を見聞きしたりググったりのした中で、現状の災害対策の中の問題点の中から、「可視光通信技術がぴったりの解決になる?」かもしれない事例がいくつか眼にとまりました。 「ヘリにこち
冬休みの自由研究だったのですが、動画編集がめんどうでなかなか上げられませんでした。 昨年秋のMake Tokyo Meeting で、音に反応するLEDスティックが一本100円で売っていて、特に考えもなく、4本買って、何に使うかな〜と思ってました。 で、思い出しのたのが、NHK教育で見た「大科学実験」でやっていた「音の速さを見てみよう」でした。 でもこっちは数は4つ。あんな1km単位はできません。で、そこはハイスピードカメラをつかうことで、ちっぽけにパクって、音速を可視化して、計測確認してみました。 やっつけの動画をYoutubeに上げておきました。 ざくっと作ってみてみると、編集素人もろわかりで、誠に間の悪い編集になっていますが、ご容赦。
さて、以前の記事「ガンダムと可視光通信」につづいて、またビッグネームあやかりの、記事でございます。 上記事で最後に言及した、SF映画、アニメで散見する、光のビームがなぜか横から見える現象の謎についてです。 とはいえ、SFものにツッコミ入れようと思って、ビーム系兵器をちょっと調べてみたら、結局ただの入門解説記事になっちゃってます。 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア. (C)創通エージェンシー・サンライズ まず、基本のおさらい。(理科の基礎がある人は読み飛ばしましょう) ●光は横から見えない の原則 まず原則。「光は横から見えません。」 難しくいうと、「光は伝搬方向以外にエネルギーを伝えない」し、「(基本的に光は)お互いに相互作用もしません」(※1)です。なので、進んでいる光自体は横に何か出してないし、観測のために、光に光を当てようが後光を焚こうが、その他放射エネルギー当てたりして光を観測するこ
2010年10月2日に、東京都立川市の海上保安庁試験研究センターで行われた、「海保フェア」の可視光通信の技術展示で少しお手伝いをしたので、その報告です。 ●海保フェアの概要 海保フェアの案内ページはこちら 当日は、大変気持ちのいい秋晴れに恵まれました。写真はちょうど開場時間あたりの模様。開場前にも数十人は並んでいました。まあ、来場者は基本的に一般の方々です。 道の向かいでは、各地の刑務所作業製品展示・即売や取り組みの展示が行われる、「矯正展」が開催され、海保フェアは開所始まって以来の入場者だったそうです。(海保の方の話だと、二千何百人と仰ってました) 建物に入ると、いきなり待ち行列。海猿の影響か、海保グッズ売り場混雑。その後の海保さんのいろんな制服をコスプレして記念撮影コーナーは超混みでした。 で、そういう最初のいくつかの展示や出しものが出てる(おそらく事務関係や会議室の)建物を抜けて、研
最近、昔ネタ連投ですが、可視光通信・イメージセンサ通信に関する公開資料を見た人や、昔にちらと画像だけツィートだけ見た人に「よく分からなかった」とか言われたこともあるので少し詳しく。(まあ、どちらにしろ、最新成果は大人の事情で出せないので・・・) 可視光通信のLEDタグによるARです。受信はイメージセンサ通信で並列位置把握することでARのタグとします。 で、近年いろいろARあるのに、なんで可視光通信?イメージセンサ通信なんかでやるのということですが、 まず、ARToolkitなんかでおなじみの二次元マーカ型ARは、幾何学的整合問題がない(=画像にぴったり合う)という素晴らしい利点があります。しかし、画像上でけっこうでかい(長距離だととんでもなくでかいのを必要とする)という問題があります。 例えば、最近の事例だと、 ●ITmedia Gemaz 日々是遊戯:身長10メートルの巨大寧々さんも出現
なぜか今頃、TechOnの用語辞典の HOME > 用語 > LED用語辞典 > 「可視光通信」の項ができて、旧聞ながら灯台実験のことが述べられていたし、昨年末の海保さんの実験紹介 「海上保安庁さんとの可視光通信実験の舞台裏」 が思いの他、クリック伸びたので、また古いネタで恐縮ですが、 埋め草的に過去の写真の蔵出しをします。 ※公式な、灯台関係の可視光通信の取り組み紹介については、可視光通信コンソーシアムのWebページで、トップページ>VLCC活動のご紹介>灯台サブプロジェクトをご参照ください。 さて、LED灯台を想定した可視光通信コンソーシアムの共同実験は、これまで、 (1)「自衛隊滑走路実験1km」 08年5月 (2)「九十九里海岸実験2km」 08年9月 (3)「海流水槽トラッキング実験」09年12月 とやっています。 ((3)にあたるのが海上保安庁さんとの可視光通信実験の舞台裏の記
2010年3月に、「LED Next Stage」のセミナーで使いました資料の一部を修正して、公開します。 可視光通信の中で、特にイメージセンサ通信(ISC)について重点的に紹介しています。 Preziという、Flashを使ったズーミングプレゼンのデータです。 ※「はてなダイアリーが、まだこれの埋込みに対応していない」と思ってましたが、4月初旬で対応していただいてました。ありがたい。 イメージセンサ通信の有望応用としてAR(拡張現実感)がありますので、最近の盛り上がりに合わせて、そこに関する言及なども追加しました。(フルスクリーンで見ないと見づらいページあるかもしれません。右下のMoreで設定してください) Visible Light Image Sensor Communication on Prezi - なんらかの原因で、ここで表示再生できない場合のURL http://prezi.
さて、少し古いネタですが、いろんな事情でわりと最近報告が公開された、海上保安庁さんと可視光通信コンソーシアムの可視光イメージセンサ通信実験の、余分な舞台裏記録です。 公式な実験概要としては、可視光通信コンソーシアムさんの 「トップページ > VLCC活動のご紹介 > 灯台サブプロジェクト」 http://www.vlcc.net/modules/bulletin3/index.php?page=article&storyid=63 をご覧ください。 経緯としては、こういうトラッキング性能実証をやるにあたり、「実際に船と灯台で、海上でやりたいが・・・」というところに、さすが、海猿を擁する日本の海上保安庁。 東京都立川市にある研究所に、海流水槽があり、そこで、小型模型船に対する実験ができるとのこと。 なるほど、それなら模型でやって海上保安庁さんの現実とシミュレーションのモデル適用ノウハ
私は最近は可視光通信関係の開発やってますが、かつて、電子楽器の開発に関わっていたこともあり、割と自然に音のほうも考える方です。楽器はちょっとしかできませんが・・、そんな流れで考えた、意味のない思いつきを披露いたします。 (この思考実験に基づいたMIDIファイル変換のスクリプトも作成中です。その実験結果は次回で披露できればと。) ※なお、たんなる例え話で、なんら科学的、技術的な意味はな無いですから。そのところ重々ご承知おきを。 まず視覚(というか色覚)と聴覚。 これを周波数範囲と、分解能という観点で図にしてみましょう。 (いちおう横軸は、両者とも周波数で対数軸を意識しましたが、縦軸に関して、聴覚はdBによる対数、色覚は無単位比率のリニア軸です。) 上が聴覚(*1)、下が色覚(*2)です。 まず聴覚を見てみましょう。 すごいです。周波数範囲にして10オクターブ以上をカバーします。(1オクターブ
タイトルはJ.P.ホーガンの「造物主の掟」より (今回はひねりなし! ) ちょっとまえに、慶應大学の理工学部で可視光通信の紹介中心に理工学概論的な講義してくれと、外部講師のお座敷かけて頂いて、その導入部のトークとして入れたネタで久々のエントリー。 進化論と技術進歩をむりやりメタファーで繋げるという、無謀な試みをやってみます。 まず、元ネタである超重要なこの本。オススメです。 amazon:眼の誕生 ――カンブリア紀大進化の謎を解く-アンドリュー・パーカー/dp/4794214782 とりあえず、さらさらとiPadで書いてみた残念な感じのカンブリアのイメージでアノマロカリス君を載せときます。 あと、"眼"にまつわる話だと、 amazon:見る―眼の誕生はわたしたちをどう変えたか −−サイモン・イングス これも、分野も多岐にわたっていてとても面白いです。眼や光に興味がある人は必読。 さて、以前
さて、光も電磁波、電波も電磁波です。でも何か腑に落ちて納得できない感じです。 たぶん、電波と光が仲間と納得しにくいという理由は、光だけが「眼で見える」電磁波だからでしょう。 「光」という物理実体はなく、ただ、生物が感じられる電磁波が「光」なわけです。 正確には、生物の種によって『可視光』は多少異なり、赤外域まで見ている種もいれば、紫外領域まで感度があるものもある。しかし地球上の生物 はおおむね可視光帯を中心に利用しています。 なぜ、ずら〜とある電磁波のスペクトルの中から我々は、というか我々の祖先は、もしくは神様の仕様設計担当者は、この「350nm-800nm(400-500THz弱)」あたりを、感覚器として採用したのでしょうか? なんか、電波を感じられる方が、なんかものを見通したり、ケータイみたいに離れて通信できて便利だったはずじゃん? みたいな感じもあります・・なんででしょう? 実は、そ
さて、ガンダムの話です。 へたにネットにまとまった文書を載せるのもビビる大作。しかし、可視光通信を語るならやはりガンダムを抜きにはかたれません。 そもそもガンダムファンの立場では、「可視光通信とは」ときたら、「ミノフスキー雰囲気の宇宙空間における唯一の無線通信」といいたいところです。 なぜって、このアニメでは、戦闘においてロボット同士が接近した白兵戦を行う説得性を出すために、<可視光以外の電磁波を撹乱してしまう>「ミノフスキー粒子」という架空の粒子が発見されたという設定を設けています。 そのため、この世界では、戦闘においてはこの粒子をまいて、無線誘導兵器やレーダーの利用を困難にするのが基本戦術であるため、ロボットに乗り込んで目視つまり可視光での白兵戦を必然とするという、実にまじめな基本設定があるのです。 (#もっとも、そんな巨大ロボットに乗る意味付けだけだったミノフスキー粒子も、いろいろな
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