https://news.livedoor.com/article/detail/30130682/
文部科学省は3日、来年度の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)から、性別欄の選択肢に「どちらにもあてはまらない」と「回答しない」を加えることを決めた。
多様な性に配慮するのが狙い。
この日の有識者会議で報告した。国際的な学力調査で同様の対応が既に行われていることや、国の方針で性的少数者に配慮すべきだとされていることなどが理由。性別による意識差などを調査するため、性別欄の「男」「女」の選択肢は維持する。
性的少数者の中には男子よりも女子よりもずっと優秀な子がいるのだが、配慮ない学生生活に巻き込まれて、本来の力を発揮できないケースが多い。
学力調査で多様な性に配慮することになったのを良い機会と捉えて、「どちらにもあてはまらない」か「回答しない」と回答した子には大学受験時に女子枠への出願を認める制度にできないだろうか。
既に大学の研究者の女性限定公募では、身体的には男性として生まれた女性自認の方を採用してきた実績がある。
また、オリンピック女子種目日本代表では、性自認が男性であるものの身体的には女性である方も活躍してきた。
これらの多様性配慮の実績を踏まえ、身体か性自認の少なくともどちらかは女性である受験生や、学力調査時点で性自認について回答しなかった受験生も、広く女子枠で対応できるようにして欲しい。