地主と小作人の関係が、戦後GHQに解体されて農地が分配され農業が民主化された
そんなことが書かれていた
でも俺の地元はまだ7割くらいが農家だったし、社会の先生も兼業農家だったから何となくこの記述に不満があったんだろう
先生が「これ東京の視点だよねぇ」とかボソッといったのを今でも覚えている
コメ不足で日本の農業に注目が集まってるけど、どう改革するかみたいなことがいまさら言われている
でも農家界隈だともう30年前くらいには議論しつくしてて集約なんだよね
GHQ政策のせいではないが、結果的にこれらは家父長制という呪縛と結びついて、夢をあきらめ農業をしなければいけない長男がばくぞうして人生設計がぶっ壊れた人が多くいただろうね
でも右(というか自民党)からすれば票田になるし、左からすれば民主化万歳だし
そもそも田舎の連中のことなんてとくに興味があるわけでもないから、この刻み農地問題はずっと無視されてきた
この政策で救われたやつらなんて、都会のやつらくらいだろう、ちゃっかり農協の本部も東京だしな
そんで都会のやつらは大企業に勤めることに血眼になってるのがうけるよな
そんなに民主化万歳ならみんなフリーランスにでもなればいいのに
俺と周辺の農地持ってた地主は、農業から離れて東京に移住してるらしいという話を、じいちゃんから聞いたことがあるw
「なんだよ、地主のほうが農業とかいうオワコンから離れられて良い生活してるじゃん」って思ったよね