2025-03-18

anond:20250318230441

以下は先ほどの“ドラスティック構造改革+高関税導入→2年間の深刻な不況→3~4年目に政策転換・飛躍”というシナリオを前提に、米国株(S&P500 / NASDAQ100)、日本株ドル円が「ピーク(最高値から底値まで」どの程度下落(%)し得るかの大まかな目安です。あくま複数要素(金融政策地政学リスクマーケットセンチメントなど)が絡むため、シナリオ上の“想定レンジ”として捉えてください。

1. 米国株(S&P500 / NASDAQ100)

S&P500

• 下落率の目安: ピーク比で -30%~-40% 程度

• 1~2年目にリセッションが深刻化し、関税ショックや企業収益の急激な下振れを織り込む過程で、30%以上の大幅な調整が起こる可能性があります

歴史的にも、大きな景気後退金融危機局面ではS&P500が**30~50%下落する事例(ITバブル崩壊リーマンショックなど)があるため、-30%~-40%**は妥当範囲といえます

NASDAQ100

• 下落率の目安: ピーク比で -35%~-50% 程度

NASDAQハイテク株が多く、グローバルサプライチェーン分断や輸出制限の影響を受けやすい半面、マーケットが先行きの高成長を織り込むときは急伸しやす性格があります

• 下げるときはS&P500より深くなる傾向があり、-40%超の下落が発生するリスクも十分考えられます

• ただし、政策転換後(3~4年目)には最も大きく反発するセクターでもあります

2. 日本株

日経平均 / TOPIX など

• 下落率の目安: ピーク比で -20%~-35% 程度

米国依存特に自動車電子部品の輸出)度が高いため、米国景気後退貿易摩擦激化の影響を強く受けます

過去の急落局面(例:リーマンショックコロナショック)でも20~30%超の下落は珍しくありません。米国株が-30%超下がるシナリオでは、日本株が**-20~-35%**下がる可能性は十分にあり得ます

• ただし、日本株海外投資家の売買比率が高いため、場合によってはマインド悪化で**一時的もっと急落(-35%超)**するシーンも考えられます

3. ドル円

ドル円レート

• 下落率の目安(ドルからドル安幅): -15%以上

シナリオ上、「関税ショック+リセッション深刻化」が意識される1~2年目には、

1. リスクオフで「一時的ドル買い」に傾く動き

2. 米国景気後退FRBの大幅緩和を見込んだ「ドル売り」

交錯して大きく乱高下すると想定されます

結果的に、ピークのドル高水から約15~20%程度円高が進み、最終的に100円付近まで下落するシナリオイメージやすいです。

• その後、3年目~4年目に米国経済が急回復→利上げ観測まり→再度ドル高に振れる、という流れを考えると、「1~2年目の底値」で見るとピーク比-15%前後ドル安は起こり得るでしょう。

まとめ

米国株(S&P500)

ピーク比 -30%~-40% 程度の調整が想定範囲

米国株NASDAQ100)

ピーク比 -35%~-50% 程度の大幅下リスク

日本株日経平均など)

ピーク比 -20%~-35% 程度の下落が目安。

ドル円

ドルピーから -15%前後(たとえば120円〜100円近辺)までの円高進行が視野

このように、高関税+大規模歳出削減リセッションという複合ショックは、株式為替ともに相当に大きな下落圧力をかける可能性があります。一方、3~4年目の政策転換に成功し、景気回復が鮮明化すれば、そこからV字反発が起こり得るのも株式市場の特徴です。あくまで“想定される下落幅”としてお考えください。

記事への反応 -
  • 以下のシナリオは、「米国が高関税を導入し、大規模な政府支出削減・効率化を短期間で断行し、4年後の飛躍を目指す」という仮説ストーリーを描いたものです。実際には政治・外交・...

    • 以下は先ほどの“ドラスティックな構造改革+高関税導入→2年間の深刻な不況→3~4年目に政策転換・飛躍”というシナリオを前提に、米国株(S&P500 / NASDAQ100)、日本株、ドル円が「...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん