2025-01-11

1年間英語勉強をそれなりに続けた結果

を書くとするよ。前提(兼プロフィール)と結果は以下の通り。


■前提

・30代男性金融機関勤務。既婚、子なし(当時)

・昔から英語は得意でTOEICの点は高かったけど、スピーキングは全くダメ典型的日本人の「英語ちょっと得意な人」

仕事含め日常英語は全く使わない。でも元々英語は得意だし、留学行きたいとか、仕事英語を使いたいとか思ってた。

・なので、子供が出来る前に英語勉強をとりあえず1年間やってみようと決意。但し、毎日3時間とかは出来ないので、可能範囲(後述)で英語継続

■結果

・思ってたより全然話せるようにならない汗。当初想定の、良くて1/3くらい?

・でもそれでもちょっとは話せるようになるし、好きなトピックとかだとまだ話せる。道で困ってた海外の人を助けることが出来たときは嬉しかった!

客観的指標だと、IELTSスピーキングテストは5.5(6、9,12カ月目に受験)。

全然話せるようになったとは思わないけど、それでも成長は実感できたかもっと勉強したいと思った。

・1年間のそれなりの勉強の後、ガチモード勉強へ移行し、半年継続結果的英国MBA合格し、1年間の留学を実行。無事卒業し、帰国希望部署に異動することに(これはまた別の話)


という訳で、この記事対象はそれなりに英語が出来るけど、英語全然話せない人で、でも英会話が出来るようになりたいし、そこそこの努力英語に捧げられる人。

ちなみにそれなりに英語が出来るのレベルは、TOEICだと700-800台位の人を想定してるけど、600点だと対象にならないんですか?と聞かれるとちょっとからない。なるような気はする。600点以下だとならないか

そこそこの努力レベルは、1日平均1.5-2.0時間位は英語に費やせる人。この辺りでそっとブラウザを閉じる人が多いと思うので一応補足すると、

・平均なので、30分の時もあれば3時間の時もあるよ(土日とか)。でも0分は絶対に避けていた。

・1.5-2.0時間まとまって勉強した訳では決してなく、基本は30分、若しくは10-15分を一つのブロックにして、30分×2+15分×2=1.5時間みたいな感じで、隙間時間可能な限り活用して勉強継続


いやそれでもそんな時間取れへんわ!というのは良く分かる。

それなりの努力と言ってもそれなりのモチベーション必要になるので、カジュアルに始めるものでもないかなと思う。自分は「英語勉強は1年限定趣味だと思って続ける」ことを心がけていて、

あくまで期間は1年間。スピーキングが3カ月とか6カ月位で向上しないというのは聞いていたので、モチベが下がっても1年間は少なくとも勉強すると決意。1年終わったら辞めるも続けるも自由

あくま英語期間限定趣味SNSとかジャンプラとか音楽とか何でもいいけど、軽い趣味は皆持ってると思うので、その時間を1年間だけは英語に費やすようにした(とか言いつつジャンプラはずっと読んでた)

という気持ちでやってたら、1年間継続することが出来た。このスタンスは何にでも応用出来ると思うので、英語に限らず何か始めたいことがあるなら実践してもらうと良いかも。



思ったより前置きが長くなってしまったけど、ここから具体的に何をしたかを書いていくよ。取り組んだのは以下項目で、どれだけ忙しくても1、2は毎日やってた。

1.瞬間英作文(系):15分

2.NHKラジオ英会話:15分

3.オンライン英会話DMM):30分

4.オンライン英会話の復習:30分

5.NHK英会話タイムトライアル10分(土日限定

(※色々試して上述に落ち着いたので、最初からこれだけやった訳ではないのだけど)


1.瞬間英作文(系):15分

英語勉強しようとする人なら「瞬間英作文」という勉強方法は聞いたことあると思う。詳細は割愛するけど、賛否両論あるし、これだけで英語が話せるようには絶対にならない。但し、スピーキングを0→1にするにはこれが最適だと思ってる。有名どころは「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」だけど、おもんなさ過ぎて昔挫折した経験あり。そんな訳で自分が取り組んだのは「瞬時に出てくる英会話フレーズ大特訓」って本で、これを1日15分、但し毎日取り組んだ。毎日とか言いつつ途中でおもんなくて中断したけど、途中で再開して結局10周位はしたかな?別にこの本でなくても良いけど、瞬間英作文は英会話筋トレにあたるので絶対トライした方が良いと思う。最初の方は本を使って勉強して、慣れた後は音源だけで移動時間かに勉強してた。ただ、デフォスピードが速いのでアプリ使って0.7倍とかで練習してたよ。


2.NHKラジオ英会話:15分×1or2

マスターピースだよね。スピーキング練習というよりは、文法のおさらい、語彙力・リスニング向上とか、英語力全体の底上げにこれ以上ない教材だと思ってる。平日は毎日少なくとも1回、出来れば2回聞いていて、出来る限りシャドーイングした。Tipsとしては、1週間遅れの再放送分で勉強すること。再放送だと好きな時間にいつでも勉強できるので、「聞き逃しちまった!」みたいなことは避けられる。ちなみにテキスト課金はしてないけど、するだけの価値はあると思う。お金勿体ないというより、テキスト買って何度も読み込む時間はなかっただけ。


3、4.オンライン英会話DMM)とその復習:30分+30分

1,2が基礎練習だとすると、これは実践編(教材によるけど)。これは流石に毎日は出来なかった。特に最初の方は海外の人と話すのが緊張しまくりで、話す前に心を落ち着けるために10分、終わって後は疲れ果ててて15分は休憩が必要だったので。なので、いきなり毎日オンライン英会話継続しようとすると挫折すると思う。あくま最初の1-2カ月は週に3-4回レッスンを受けていて、慣れてくると4-5回、5-6回、毎日、みたいな感じで徐々に回数を増やしていった。最初の方は教材は子供が選ぶような一番簡単なやつを選択していて、先ずはオンライン英会話になれることを目指した。1カ月位して慣れ始めたらレベルを上げていって、4-5カ月目くらいからはIELTSTOEFLみたいなもん)用の教材を使い始めた。よく言われるけど日常英会話が一番難しいので、ビジネス英語に絞るとか、IELTSTOEFLみたいな留学試験用の英語に絞って重要言い回しを中心に覚えた方が上達の近道だと思っている。あと、試験系の英語だと実力が可視化されるので努力やすい。そういう意味では英検でも良いけど、留学には使えないのでIELTSを選んだよ。


オンライン英会話で心がけていたのは、予習ではなく復習をしっかりすること。DMMならレッスン内容が録音されるので、「あの時どう言えば良かったのか」が復習しやすい。特に最初の方は言えない表現だらけなので、毎日レッスンを受けるよりは復習にしっかり時間をかけた方が個人的には良かった。何ならレッスン→次の日復習→レッスン→次の日復習くらいでも最初は良いかもしれない。でも体感的には、週に最低5日以上やった方が伸びてくると思うので、3カ月目以降は出来る限り週5以上は目指した方が良いと思う。


5.NHK英会話タイムトライアル10分(土日限定

これも瞬間英作文系何となく土日にまとめて練習していた。色々な表現が学べて楽しい



というのを1年間やった訳だけど、前述通り思ったよりは全然伸びなかった。単純に想定が甘かったのだけど、それでも成長を実感出来たのは楽しかった。最初の3か月間は全然成長を実感出来なくて、5か月目に至ってもダメダメだった時は割とへこんだけど、6カ月目入る前位に口から出る表現が急に増えてきて嬉しかった。10か月目位の東北旅行中、コインロッカーが使えなくて困ってる海外の方に英語で話しかけて、めちゃくちゃな英語だったけど手助け出来て感謝された時は感動したし、もっと続けたいとモチベーションになったかな。そんなこともあって、1年間の勉強を経て成長の遅さにはがっかりしたけど、このまま続ければもっと楽しいこともいっぱいあるんじゃないかと思い、ガチで挑戦をすることを決意。本当の地獄はここから始まるとは全く知らずに…



とここまで書きはしつつ、正直、英語勉強すべきだとお勧めするつもりはそんなになくて。AI進歩がすさまじいので、同時通訳ツールも5年後には凄い精度になってると思うし、英語に費やす時間もっと他のこと出来たよなぁとか何度も思っている。でも、英語が通じたときの感動とか、色んな国の人達と話せる楽しさとかは、通訳アプリでは実感出来ないよなとも思っている。それに自分場合英語が出来ることで仕事の幅が広がるので、もし英語は苦手じゃないけど話すのは全然出来ない、でも上達したいし仕事でも使いたいって人がいれば、是非ちょっとずつで良いから挑戦して欲しいなと思う訳なのです。

  • 継続しないと意味ないからなこういうのは 俺は英語でYoutube見たりするけど

  • アメリカ人に好かれないならアホ バカは点数だけ競って本質を見誤る

  • そもそも日本語で言いたいこととか書きたいことある? それを英語にすればいいだけだよ

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