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小さな角R部分のヘリ返しを美しく仕上げたい

クロム革を使った名刺入れを作った際、小さなRの角の処理に困り、ヘリ返しした2枚の革を裏同士重ね合わせて(シワの部分が内側に隠れるように)作った。

角R処理

これを、片側だけヘリ返しで(もう一方を包むように)作りたいと思い、色々試してみる。

試し1

外周を斜め漉きで薄くして、2枚の革を重ねて接着し、ヘリ返し作業。

木工用ボンドで

目指しているのは、この角の部分のシワシワを出来るだけ美しく仕上げること。

試し1結果

練習も兼ねて何度かやってみたけど、どうしても美しく仕上がらない。

試し3回

接着剤も、左側の試験片では木工用ボンドを、右側のものはゴム系ボンドに変えたり。

右ゴムのり

もちろん、事前にYouTubeでやり方を色々と見て参考にしている。

ゴム系ボンドを使う際は、これまでやってきた菊寄せと同じように丸キリで2分割の "山" を更に2分割して、更に・・・という風に、山を小さく分割するようにしていきます。

一方、YouTubeで学んだやり方では、(言葉での表現が難しいけど)角Rの始まり辺りから小さなシワをいくつも作るようにしながら接着していくことになります。

で、この端から小さなシワを作りながらR形状を形作っていくためには、接着部分がある程度 "滑る" 必要があるので、ゴム系ボンドではなく木工用ボンドを使うことになります。

ということで、木工用ボンド→ゴム系ボンド→木工用ボンド→ゴム系ボンドと試しながら、最後は木工用ボンドを使ってYouTubeで学んだやり方で(今回の試みは)終了。

練習最後

まだ全然美しくないけど、進むべき道はこちらのような気がしています。

更に練習を重ね、そして本番での回数も重ね、繰り返しやっていくしかないですね。

斜め漉きも、最初の頃は上達するような気が全くしなかったけど、今回のような試験片を作る際にも苦労せずに出来るようになっているので、この小さな角Rの処理もいつかは・・・


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