バイクのバックミラーのアームが折れた -- オートウエルド登場
クルマのバンパー周りの補修をやっていたら、三男がバイクでコケたそうな(いや、バンパーの補修とコケたこととは何の関係もないけど)。
怪我は大したことなくて幸運だったんだけど、バイクの方はそれなりのダメージが。ボディの側面をガリガリしちゃったのと、右のバックミラーが根元近くから折れてしまった。
ボディの補修はゆっくりやるとしても、ミラーの方は直ぐにでも直さないとバイクに乗れない。修理に出そうかと言ってるので、取り敢えずDIYしてみようかと。
使うのは、こういう時にはこれしかないという超強力接着剤「オートウエルド」。(クルマのバンパー周りの補修にちょうど使っていたので、冒頭の一文になったわけで)
オートウエルドについてはこのブログでも何度か登場願っているので色々と紹介済みですが、改めてその接着力の凄さを数字にすると約300kg⁄cm2。
と言っても、この数値がどれくらい凄いのかピンと来ないってのが正直なところ、かな。
今回、改めて調べてみたら、「ビックリするような映像」ってのを見つけました。その中で、イギリスのテレビ局が行った実験が紹介されています。
実験の中身は、1200kgの自動車をクレーンで持ち上げるのに、接着に必要な最少面積を競合他社の製品と比較してみるというもの(ま、ありがちですけどね)。
自動車とクレーンとの間に挟むアルミの棒を実験に必要な面積にし、そこにオートウエルド(と、他社の接着剤)を塗って接着します。オートウエルドの設定面積は9cm2(直径約34mmの丸棒)。
実験はオートウエルドが一番強力だったという結果で成功(自動車を持ち上げた)のうちに終わるのですが、これを単純に計算すると133kg/cm2と、カタログ値よりだいぶ小さいけど。
ただ、接着面の強度のイメージはこんな感じ、ってことなんでしょう。
今回のバックミラーの断面積を測定してみると、少なくとも2cm2くらいはありそう。ってことは、カタログ値で計算すると600kgの引っ張り強度があるってことに。
ただ、上の写真のようなバックミラーのアームの根元付近にかかるであろう “曲げようとする力” を考えると、そう楽観は出来ないんじゃないかな、ってのが私の感想。
なので、このバックミラーの機能を一つ犠牲にすることに。折れた直ぐ下の円形部分で(駐車した際に)ミラーを折り畳めるようになっているのですが、ここもアームとの接着範囲に含めてしまいます。
難しいのはここから。オートウエルドを塗布して切断面を合わせるんだけど、その位置関係を維持するのが大変。瞬間接着剤ではないし、速乾性でもないので。
接合面が普通に置いておけばいいような状況ならいいんだけど、今回のような場合、接着剤がある程度固まるまで(1~2時間?)何らかの手段で保持しておく必要があります。
手でずっと持っているわけにもいかないので、写真のような工夫をして、輪ゴムの力で固定しておきました。
5~6時間もすると(まだ柔らかいけど)だいぶ固まってきたので、この上から更に接着剤を重ねて塗り、接合面積を増やしていきます。
ここでちょっと考えたのは、重ね塗りの時に例えば金属メッシュみたいなのを巻きつけてから、それを接着剤で固めるみたいな形にしたら、随分と強度が増すんじゃないかと。
ま、取り敢えずはこれで完全に固まるのを待ち、一旦バイクに取り付けてバイクを乗れる状態にし、形を整えたり塗装したりの仕上げ作業は来週に持ち越し。
怪我は大したことなくて幸運だったんだけど、バイクの方はそれなりのダメージが。ボディの側面をガリガリしちゃったのと、右のバックミラーが根元近くから折れてしまった。
ボディの補修はゆっくりやるとしても、ミラーの方は直ぐにでも直さないとバイクに乗れない。修理に出そうかと言ってるので、取り敢えずDIYしてみようかと。
切断面が2cm2あれば、600kgの引っ張り強度があることになるけど
ただ、写真の通り本当に根元ギリギリで折れているので、もちろん切断面を接着することは出来るけど、切断面周辺を接着剤で固める余地がない。使うのは、こういう時にはこれしかないという超強力接着剤「オートウエルド」。(クルマのバンパー周りの補修にちょうど使っていたので、冒頭の一文になったわけで)
オートウエルドについてはこのブログでも何度か登場願っているので色々と紹介済みですが、改めてその接着力の凄さを数字にすると約300kg⁄cm2。
と言っても、この数値がどれくらい凄いのかピンと来ないってのが正直なところ、かな。
今回、改めて調べてみたら、「ビックリするような映像」ってのを見つけました。その中で、イギリスのテレビ局が行った実験が紹介されています。
実験の中身は、1200kgの自動車をクレーンで持ち上げるのに、接着に必要な最少面積を競合他社の製品と比較してみるというもの(ま、ありがちですけどね)。
自動車とクレーンとの間に挟むアルミの棒を実験に必要な面積にし、そこにオートウエルド(と、他社の接着剤)を塗って接着します。オートウエルドの設定面積は9cm2(直径約34mmの丸棒)。
実験はオートウエルドが一番強力だったという結果で成功(自動車を持ち上げた)のうちに終わるのですが、これを単純に計算すると133kg/cm2と、カタログ値よりだいぶ小さいけど。
ただ、接着面の強度のイメージはこんな感じ、ってことなんでしょう。
今回のバックミラーの断面積を測定してみると、少なくとも2cm2くらいはありそう。ってことは、カタログ値で計算すると600kgの引っ張り強度があるってことに。
ただ、上の写真のようなバックミラーのアームの根元付近にかかるであろう “曲げようとする力” を考えると、そう楽観は出来ないんじゃないかな、ってのが私の感想。
なので、このバックミラーの機能を一つ犠牲にすることに。折れた直ぐ下の円形部分で(駐車した際に)ミラーを折り畳めるようになっているのですが、ここもアームとの接着範囲に含めてしまいます。
補修作業開始
先ずは、固着箇所周辺の塗装を紙ヤスリで丹念に落としました。難しいのはここから。オートウエルドを塗布して切断面を合わせるんだけど、その位置関係を維持するのが大変。瞬間接着剤ではないし、速乾性でもないので。
接合面が普通に置いておけばいいような状況ならいいんだけど、今回のような場合、接着剤がある程度固まるまで(1~2時間?)何らかの手段で保持しておく必要があります。
手でずっと持っているわけにもいかないので、写真のような工夫をして、輪ゴムの力で固定しておきました。
5~6時間もすると(まだ柔らかいけど)だいぶ固まってきたので、この上から更に接着剤を重ねて塗り、接合面積を増やしていきます。
ここでちょっと考えたのは、重ね塗りの時に例えば金属メッシュみたいなのを巻きつけてから、それを接着剤で固めるみたいな形にしたら、随分と強度が増すんじゃないかと。
ま、取り敢えずはこれで完全に固まるのを待ち、一旦バイクに取り付けてバイクを乗れる状態にし、形を整えたり塗装したりの仕上げ作業は来週に持ち越し。
- 関連記事
-
- アクリル板や塩ビ板って、モノ作りには活躍する場面が多くて
- なんでもやってみると、意外と簡単に出来るもんだと再認識
- バイクのバックミラーのアームが折れた -- オートウエルド登場
- クルマのボディって、本当に薄い板金なので、手で簡単に曲がる
- バンパーを外し、ヘッドライトも外したら、破損状況が見えてきた