今度はArdublockからArduinoの世界へと第一歩を
恐る恐る足を踏み入れたAVRマイコンの世界ですが、ヒダピオシステム(HIDaspx)→「わたしだけの電子オルゴール」(ATtiny2313)→減衰正弦波(ATtiny45)→HIDaspxとAVR Studioの関連付け、そして前回はこの環境でC言語プログラムをマイコンへと書き込むことに成功しました。
実は、ヒダピオシステムにはこれ向けに改変された「私家版 Ardublock」なるものがあります。Ardublockとは、Arduinoの初心者向けに開発されたビジュアルプログラム言語です。
改変の中身は、ATtiny2313/4313を使えるようにしたり(ArduinoはAtmega系が中心)、書き込み装置として HIDaspxを使えるようにしたりと(基本的には)機能の追加のようです。
なので当然、スケッチ(C言語のArduino対応版?)でプログラムを組むこともできます。
当初は、Ardublockでもスケッチでも私には歯が立たないと思っていたので興味を持たずにいたのですが、前回の中でC言語を少し齧ってみたら、「分からなくはないかも」という気分になりました。
で、改めて「私家版 Ardublock」をダウンロードし、ヒダピオシステムの中でスケッチでのプログラムに挑戦してみたら、これが意外といけるんです。
arduinoを起動し、「ツール」から「ArduBlock」を選択すると、表示されたArduBlockの画面にはデフォルトで PORTB (PB0~PB7)を出力ピン、H出力として設定されています。
あとは「ループ」のところに、左から必要なブロックを持ってきて嵌め込むだけです。
Lチカ程度の簡単なプログラムなら特に苦労することなく組み上げることができました。下図のように組むと、PB0に接続したLEDが1秒点灯、1秒消灯を繰り返します。
以前、「私だけの電子オルゴール」を紹介した際に、対象となるマイコンとしてATtiny45やATtiny2313を紹介しましたが、それ以外にArduinoを使うこともできるのです。
そんなことが重なって、Arduinoが欲しくなりました。買ってみようかなー、でもそこそこの出費だしなー、なんてことを考えてるうちに出会ったのが互換機と呼ばれるもの。
それも、Amazonとかではなく、私が選んだのはAliExpressという中華系大手通販サイト。とにかく安い。僅か400~500円で買えるのなら試してみてもいいかと。
当然、品質に不安はありましたが、手元に届いた商品は作りもしっかりしており、スケッチで組んだプログラムを書き込んだら、何の問題もなく動き出してくれました。
ただ、少なくとも現時点でArduino(あるいは互換機)本体を使って何かを制御する積りは無く、Arduino をATtiny2313やATtiny45への書き込み装置として使いたいと思っています。
そこで、参考にさせて頂いた(というか、書かれていることをそのまんま使わせて頂いた)のがkosakalabさんのArduino IDEでATtiny他の開発(Arduino-ISP編)という記事です。
取り敢えず先にハードの方から組みました。
ブレッドボードに28PのZIFソケット(ゼロプレッシャーソケット)を取り付け、そこに左詰めでATtiny45(13、85)を差し込むことを想定してArduino(互換機)とジャンパーコードで接続。
ここで書いた通り、ATtiny45とATtiny2313の配線の違いは[GND]ピンだけなので、ATtiny2313に書き込む際には、同じく左詰めにしてGND配線の位置を動かすだけでOK。
写真では見難いですが、ATtiny45のPB3に(ATtiny2313の場合はPD0位置に)抵抗を介してLEDを接続しています。また、PB4にはタクトスイッチを接続しています。
次回、実際にスケッチを書いて、ATtiny45へとプログラムを書き込んでいきます。
C言語に触れてからスケッチを眺めてみると、意外といけるかも?
話は、少し前に戻ります。実は、ヒダピオシステムにはこれ向けに改変された「私家版 Ardublock」なるものがあります。Ardublockとは、Arduinoの初心者向けに開発されたビジュアルプログラム言語です。
改変の中身は、ATtiny2313/4313を使えるようにしたり(ArduinoはAtmega系が中心)、書き込み装置として HIDaspxを使えるようにしたりと(基本的には)機能の追加のようです。
なので当然、スケッチ(C言語のArduino対応版?)でプログラムを組むこともできます。
当初は、Ardublockでもスケッチでも私には歯が立たないと思っていたので興味を持たずにいたのですが、前回の中でC言語を少し齧ってみたら、「分からなくはないかも」という気分になりました。
で、改めて「私家版 Ardublock」をダウンロードし、ヒダピオシステムの中でスケッチでのプログラムに挑戦してみたら、これが意外といけるんです。
arduinoを起動し、「ツール」から「ArduBlock」を選択すると、表示されたArduBlockの画面にはデフォルトで PORTB (PB0~PB7)を出力ピン、H出力として設定されています。
あとは「ループ」のところに、左から必要なブロックを持ってきて嵌め込むだけです。
Lチカ程度の簡単なプログラムなら特に苦労することなく組み上げることができました。下図のように組むと、PB0に接続したLEDが1秒点灯、1秒消灯を繰り返します。
ArduinoをATtiny45や2313の書き込み装置として使いたい
Arduino絡みで言うと、もう一つあるんです。以前、「私だけの電子オルゴール」を紹介した際に、対象となるマイコンとしてATtiny45やATtiny2313を紹介しましたが、それ以外にArduinoを使うこともできるのです。
そんなことが重なって、Arduinoが欲しくなりました。買ってみようかなー、でもそこそこの出費だしなー、なんてことを考えてるうちに出会ったのが互換機と呼ばれるもの。
それも、Amazonとかではなく、私が選んだのはAliExpressという中華系大手通販サイト。とにかく安い。僅か400~500円で買えるのなら試してみてもいいかと。
当然、品質に不安はありましたが、手元に届いた商品は作りもしっかりしており、スケッチで組んだプログラムを書き込んだら、何の問題もなく動き出してくれました。
ただ、少なくとも現時点でArduino(あるいは互換機)本体を使って何かを制御する積りは無く、Arduino をATtiny2313やATtiny45への書き込み装置として使いたいと思っています。
そこで、参考にさせて頂いた(というか、書かれていることをそのまんま使わせて頂いた)のがkosakalabさんのArduino IDEでATtiny他の開発(Arduino-ISP編)という記事です。
取り敢えず先にハードの方から組みました。
ブレッドボードに28PのZIFソケット(ゼロプレッシャーソケット)を取り付け、そこに左詰めでATtiny45(13、85)を差し込むことを想定してArduino(互換機)とジャンパーコードで接続。
ここで書いた通り、ATtiny45とATtiny2313の配線の違いは[GND]ピンだけなので、ATtiny2313に書き込む際には、同じく左詰めにしてGND配線の位置を動かすだけでOK。
写真では見難いですが、ATtiny45のPB3に(ATtiny2313の場合はPD0位置に)抵抗を介してLEDを接続しています。また、PB4にはタクトスイッチを接続しています。
次回、実際にスケッチを書いて、ATtiny45へとプログラムを書き込んでいきます。
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