透過PNG を使って、2つの画像を思い通りに合成する
普段、このブログの作成で、写真や図の加工には、フリーの画像編集ソフト「PhotoScape」を使っています。
加工、編集といっても、よく使う機能はトリミング、リサイズや傾けたり結合したり、あるいはスクリーンキャプチャといった、本当に基本的な作業しかしていません。
なので、機能が絞られている代わりに、操作性が良くて軽く動いてくれる「PhotoScape」辺りのフリーソフトで必要十分なんです。
ただ、たまーに、唯一、これが出来たらなって機能があります。それは、「透過PNG」の製作。
2つの画像を重ねること自体は PhotoScape でも可能です。耳の大きさにイヤホンの大きさを合わせて縮小し、耳画像の上に乗せる。すると、当然こんな画像になります。
イヤホンの不透明度を半分くらいまで落としているので、下の耳画像が見えて雰囲気は分かりますが、なんかなーって感じ。
それに、今回はたまたまイヤホンの周りの色が耳画像の色と似通っていたので、それほど違和感がありませんが、これが例えば赤色とかだったとしたら、もっとダメダメな感じになります。
耳の上にイヤホンだけがあるようにするにはどうすればいいか?
簡単ですよね。イヤホン以外を透明にすればいいわけです。こんな時が「透過PNG」の活躍の場面なんです。
イヤホン以外の部分を透明にするには、レイヤー機能の備わった画像編集ソフトが必要になります。
有名なのでは「Photoshop」であるとか、フリーソフトなら「GIMP」辺りが使いこなせると、もう何の問題も無く望みの画像を手に入れることができます。
ただ、「Photoshop」も「GIMP」も高機能なだけに、素人の私が使いこなすのはかなり難しくて、これまで何度か挑戦したことがありますが、いずれも途中で断念した記憶があります。
で、機能が少なくても、もう少し楽に扱えるレイヤー機能の備わったフリーソフトはないかと探して見つけたのが、「PictBear」という画像編集ソフト。
左側のツール群の中から「自動選択ツール」を選び、これで残したいと思うイヤホンの一部をクリック。するとクリックしたところと連続している “同じ色” の範囲が選択されます。
今回は残そうとする部分が黒一色に近いので、こちらを選択していきますが、例えば透明にしたい(不要な)部分が赤一色とかなら、そちらをクリックして「選択範囲の反転」で一発でOKです。
「SHIFT」キーを押しながら「自動選択ツール」で、選択範囲を “加えて” いき、ある程度までいったら、今度は「自由選択ツール」で残ったところを “加えて” いきます。
望みの部分が「選択」できたら、「編集」から「コピー」を行い、「レイヤー」→「レイヤーの作成」→「コピーして作成」と進んでいくと、右下の枠内に「レイヤー1」が出来上がりました。
で、不要になった「背景」(元の画像)を「削除」すると、「選択」された範囲のイヤホン画像だけが、透明レイヤー上に残った状態で完成しました。
これを「PNGファイル」として保存して作業終了。続いて「耳画像」と合成していきます。
元の「耳画像」に、「透過PNG」として作成した「イヤホン画像」を取り込み、イヤホン画像の大きさや、傾き、不透明度を調整しながら位置を決めていきます。
そして、完成したのがこちら。
素人作業なので、本当はもっと簡単なやり方があるのかもしれませんが、まあ自分的にはこれでも十分に簡単かなって思っているので、取り合えずこれで良しとしましょう。
加工、編集といっても、よく使う機能はトリミング、リサイズや傾けたり結合したり、あるいはスクリーンキャプチャといった、本当に基本的な作業しかしていません。
なので、機能が絞られている代わりに、操作性が良くて軽く動いてくれる「PhotoScape」辺りのフリーソフトで必要十分なんです。
ただ、たまーに、唯一、これが出来たらなって機能があります。それは、「透過PNG」の製作。
透過PNG を使いたい
どういう時に使いたいかというと、例えば下の2つの画像を重ねて一つの画像を作りたい時。2つの画像を重ねること自体は PhotoScape でも可能です。耳の大きさにイヤホンの大きさを合わせて縮小し、耳画像の上に乗せる。すると、当然こんな画像になります。
イヤホンの不透明度を半分くらいまで落としているので、下の耳画像が見えて雰囲気は分かりますが、なんかなーって感じ。
それに、今回はたまたまイヤホンの周りの色が耳画像の色と似通っていたので、それほど違和感がありませんが、これが例えば赤色とかだったとしたら、もっとダメダメな感じになります。
耳の上にイヤホンだけがあるようにするにはどうすればいいか?
簡単ですよね。イヤホン以外を透明にすればいいわけです。こんな時が「透過PNG」の活躍の場面なんです。
イヤホン以外の部分を透明にするには、レイヤー機能の備わった画像編集ソフトが必要になります。
有名なのでは「Photoshop」であるとか、フリーソフトなら「GIMP」辺りが使いこなせると、もう何の問題も無く望みの画像を手に入れることができます。
ただ、「Photoshop」も「GIMP」も高機能なだけに、素人の私が使いこなすのはかなり難しくて、これまで何度か挑戦したことがありますが、いずれも途中で断念した記憶があります。
で、機能が少なくても、もう少し楽に扱えるレイヤー機能の備わったフリーソフトはないかと探して見つけたのが、「PictBear」という画像編集ソフト。
「PictBear」を使って、イヤホンの背景が透明になっている画像を作成
ソフトをダウンロードし、起動し、元のイヤホン画像を選んで開きました。左側のツール群の中から「自動選択ツール」を選び、これで残したいと思うイヤホンの一部をクリック。するとクリックしたところと連続している “同じ色” の範囲が選択されます。
今回は残そうとする部分が黒一色に近いので、こちらを選択していきますが、例えば透明にしたい(不要な)部分が赤一色とかなら、そちらをクリックして「選択範囲の反転」で一発でOKです。
「SHIFT」キーを押しながら「自動選択ツール」で、選択範囲を “加えて” いき、ある程度までいったら、今度は「自由選択ツール」で残ったところを “加えて” いきます。
望みの部分が「選択」できたら、「編集」から「コピー」を行い、「レイヤー」→「レイヤーの作成」→「コピーして作成」と進んでいくと、右下の枠内に「レイヤー1」が出来上がりました。
で、不要になった「背景」(元の画像)を「削除」すると、「選択」された範囲のイヤホン画像だけが、透明レイヤー上に残った状態で完成しました。
これを「PNGファイル」として保存して作業終了。続いて「耳画像」と合成していきます。
使い慣れた「PhotoScape」上で最後の合成作業
このまま「PictBear」上でも作業できますが、使い慣れた「PhotoScape」上で合成します。元の「耳画像」に、「透過PNG」として作成した「イヤホン画像」を取り込み、イヤホン画像の大きさや、傾き、不透明度を調整しながら位置を決めていきます。
そして、完成したのがこちら。
素人作業なので、本当はもっと簡単なやり方があるのかもしれませんが、まあ自分的にはこれでも十分に簡単かなって思っているので、取り合えずこれで良しとしましょう。
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