フィンケル氏のレッスンビデオ~速く弾くには

エマーソン弦楽四重奏団のチェリスト、デビッド・フィンケル氏が投稿しつづけているYouTubeレッスン。77~82はカナダ・カルガリーのホテルで撮りだめしたと思われるシリーズ。

82の"Playing Fast"(速く弾くには)は、レッスンで先生に言われるのとほとんど同じことでびっくりしました。このところ僕がベートーベンのソナタを弾くために先生に言われてやっていることはすべてこのビデオに入っていると言ってもいいほどです。

「速く弾けるようにするには、力が入っていてはダメ。ブレーキを踏みながら速く走れないよね」
「もうひとつは音符の固まりで練習すること。これは後で練習のしかたを見せるね」
「3つめは指を強く鍛えること。指を速く上げ下げするには指の強さが必要なんだ」
「そして『毎日』練習すること。その練習の仕方を少し細かくやってみるね。」
「速く弾くというのは、ゆっくり弾くのをスピードアップするだけのことなんだ」
「速く弾くためには、ムダな動きをなくさないといけない。移動するにもまっすぐ最短距離で移動すること」
「力を抜いてゆっくりなめらかに弾けるようになったら、音符の固まりで練習する。4つの音符の1つめを長くして残りを速く、次は2つめを長く、次は3つめ、4つめ…」
「きっとあなたの先生や同僚も自分なりの練習法を持っているはず。あなたなりの練習法を探してみるといいよ。…」

また、同じシリーズの80 "4 Minute Demo"というビデオでは、短い時間の練習でも効果があるものだということを、ベートーベンのチェロソナタ2番にあるパッセージ(Rondo 108小節のところだとコメントで教えてもらいました)を例に実演して見せてくれています。こういう「練習のしかた」は、とてもためになりますね。

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7 Comments

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NoTitle

ベートーベン2番のソナタRondo: Allegroの108小節目です。

2010/05/04 (Tue) 19:49 | EDIT | REPLY |   

yoshi  

ロンド

あ、そうですね!見落としていました。あー、すっきりした。
どなたかわかりませんが、ありがとうございました。

2010/05/04 (Tue) 21:51 | EDIT | REPLY |   

チェロ右衛門  

NoTitle

しばらく見なかったらもうNo.82なんですね。この近辺のNo.を見たら、今まさにほしかった情報でした。しかも訳していただいたので、なんとか聞き取れました。早速練習に取り入れたら効果満点! ありがとうございます。

2010/05/04 (Tue) 22:01 | EDIT | REPLY |   

yoshi  

ビデオ

> チェロ右衛門さん
こんにちは。このシリーズはこれまでのビデオを見た人からの質問・要望に応えるかたちで(No.77,78)構成されてるんですね。
この82ですが、わかるひとにはわかると思うけど、中には
「こんな簡単なことで速いパッセージが弾けたら苦労しないでしょ!」
と納得しないひともいるんじゃないかと思うんですよ。
僕もレッスンで習う前にこのビデオを見ても「そんなバカな!」と疑ったと思います。
でも、こうなんですよねえ。

2010/05/05 (Wed) 08:36 | EDIT | REPLY |   

chiibou  

貴重なVTRありがとうございます!

親指使うことは少ないですが
オーケストラでは結構使わざるを
得ないことがあるんですよね。

でも誰も教えてくれないので、先生に
聞こうかと思っていたところですが
「まだ早い」といわれそうで躊躇中でした。
これから練習に加えてみます。

2010/05/05 (Wed) 23:15 | EDIT | REPLY |   

yoshi  

> chiibouさん
いや、このビデオのポイントは親指使う使わないとは関係なく、より難しいフレーズが弾けるように練習するのにプロから初心者まで広く通用することなんじゃないかと思うんですよ。

2010/05/07 (Fri) 20:01 | EDIT | REPLY |   

chiibou  

そうですね

もう一度二つのTUBEを見直して納得しました。僕の方が勝手に親指を気にしているんですね。

2010/05/07 (Fri) 21:46 | EDIT | REPLY |   

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