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メダカのさんぽ

メダカとカメの飼育、ワゴンRとWISHで車中泊、日々のウォーキングで楽しい毎日。

部内恋愛禁止ってどうよ?その2

「部内恋愛禁止ってどうよ?」の記事では、
予想に反して、現役学生さんからの反応が鈍く、ダイサンとしてはちとガッカリ。
SHINOさんだけが、現役部員代表として孤軍奮闘、頑張ってくれています(アリガトウ!)。
ダイサン自身のスタンスは、すでに記事の中で述べたとおりで、
コメントをくださった諸兄の意見にも、大いに賛同するところですが、
それではおもしろくないので、ここはディベートゲームのように、
あえて、SHINOさんの肩を持つという立場で記事を書きますね。

部内恋愛は、本来、悪いことではないはずです。
しかし、SHINOさんの言うとおり、トラブルに発展しやすいのも事実です。
部内恋愛が原因で練習に身が入らなかったり、
人間関係がこじれて部の雰囲気が悪くなったりしたら、それは、部全体の大きな損害です。
実害がある以上はそれを規制することは不合理とは言えないとダイサンは思います。

ところで、そもそも部内恋愛はなぜ、トラブルの元になるのでしょうか。

それは、本来公的な場であるはずの部活動に、
きわめて個人的なエゴが持ち込まれるからです。

例えば、SHINOさんの報告事例(?)の「彼氏と喧嘩して泣いちゃった娘」の話も、
「自分の彼女しか指導しない男」の話も、「合宿でエスケープ事件」も、
極めて個人的な出来事が原因で、他の部員が迷惑を被った例です。

個人的な事柄の持ち込み、すなわち“身勝手”とか“エゴ”とか言われるものは、
部活動に限らず、社会一般において嫌悪され、否定されるものです。
個々人のエゴをいちいち許していたら、社会生活は混乱をきたします。
その混乱を避けるために、個々人のエゴを調整する必要があります。
それが“話し合い”であり、その結果生み出された決まり事が“法”なのです。

基本的には、部活動におけるエゴへの対応も、これに準ずるものだと思います。
個人のエゴを調整し、部活動の円滑な運営のために部則を決めることは合理的です。
だから、そのエゴの最たるものである部内恋愛を禁止することにも、
それなりの合理性があると、ダイサンは考えるのです。

が、しかし、問題もあります。

部活内のエゴの中でも、恋愛がらみのものは処理がとても難しいのです。
なぜなら、恋愛感情というものは、合理性や客観性では制御できないからです。

ルールは理性によって作られ、理性的に施行されるべきものです。
しかし、恋愛感情には、理性が効かないことがたびたびあります。

男女交際について厳しい掟をもつ某アイドルグループで、
熱愛が発覚し、次々と脱退者を出したのはその良い例です。

したがって、「部内恋愛禁止」というルールは、総じてザル法になりやすいもの。
どんなに厳しいルールを作っても、
理性を失い本能的に行動をしているラブラブの二人には、おそらく効きません。
それどころか、綱紀粛正のために部内の監視体制が強化され、
かえって部の雰囲気が悪くなる、という副作用も考えられます。
ああ、怖い。

では、どうすればいいのでしょう。

そもそも、ルールとは話し合いによって導き出されるべきものだと思います。
なぜ「部内恋愛禁止」なのかについて徹底的に議論すべきです。
その過程では、部の現状の問題点や今後の方向性についても議論は及ぶでしょう。
大事なのは、その議論の過程だと思います。

部の目指す方向が再認識されれば、恋愛エゴの問題も自ずと解決されていくと思います。
部員が目指す部のありようを、徹底的に議論していけば、
恋愛エゴを部活に持ち込んでくる輩も、自らの行為を反省することでしょう。

真摯に議論を重ねた上で、それでもわからない無礼者は、
もはや部に所属していただく必要はありません。
道場はラブホテルではない。いちゃつきたければ、他でやれ!即刻退場です。

まあ、退場勧告もまた、議論を重ねたうえでの結論であることは言うまでもありません。

部活に恋愛エゴを持ち込む部員に、
彼らの及ぼす悪影響を理解させることはたやすいことではありません。
しかし、あきらめないで議論を重ねて欲しいと思います。
彼らは理解できないのではなく、ただ周りの声が聞こえないだけなのです。

周囲の声が聞こえなくなるほど、他人を好きになれるなんてすばらしい。
そんな人は、一端納得すれば、自分の恋人に対すると同じように、
本気で部活を愛してくれる。

甘い考えかもしれないですが、ダイサンはそう信じたいと思います。
  1. 2007/06/10(日) 14:14:28|
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不惑困惑

日が変わってしまいましたが、6月9日でダイサンは不惑を迎えました。

なのに、休日出勤で帰宅は22時。

一応、夏物パジャマをプレゼントされたが、
それをお披露目する前に、妻はいびきをかきはじめた。

おまえさあ、寝てばかりいないで、少しはダンナに気を遣えよ。

本気で、緑色の書類、準備すっぞ。

不惑、困惑。誕生日なんて、なくていい!

  1. 2007/06/10(日) 00:28:59|
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