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メダカのさんぽ

メダカとカメの飼育、ワゴンRとWISHで車中泊、日々のウォーキングで楽しい毎日。

メダカの餌考

メダカを飼い始めた頃は、餌に無頓着で、ホムセンの棚のなかで一番安いやつを与えていた。

確か、キョーリン キョーリン メダカのエサ 50gだったと思う。

どこでも手に入るし、安いし、そこそこ食べてくれた。でも、今ひとつ、食いつきが良くなかった。

1回だけ、百均の餌を買ったことがある。ネットでは、コスパを強調しているサイトもあったが、うちのメダカはなぜか食いつきが悪かった。

いやいや食べている雰囲気。給食のときの、さと子さんみたい。だれだそりゃ。

某廉価版水槽メーカーの餌は、さらに悪かった。営業妨害になるからあえて商品名は出さないけれど、アルファベット3文字のあのメーカーのメダカの餌ね。沈下速度が早くて、底に沈殿して、誰も食べない。ヌマエビすら無視する。

大量に余ったので、モツゴの水槽に投入して、消費してもらった。

ここ数年は、キョーリンのHikariシリーズのフレーク餌に落ち着いている。キョーリンメダカプロスという餌。安定して食べてくれる。

フレーク餌は、口が小さいメダカでも、つついているうちに、崩れて食べやすいサイズになるようで、大小様々なサイズのメダカに与えられる。指先で簡単に潰れるので、稚魚にも与えやすい。

メダカプロスには善玉菌が入っているようで、もしかしたらプラセボかもしれないが、この餌にしてから確かに水の汚れが減ったような気もする。ちと値段が高いのが玉に瑕。

番外編で、生の赤虫を与えていた時期もある。

わざわざ赤虫(ユスリカの幼虫ね)を大量発生させて、ピンセットで集めて、メダカに与える。そりゃあもう、パニック状態で食べまくった。

例えるなら、和服を着たしおらしい大和撫子が、パルコのバーゲンで裾振り乱して漁っているような……たとえがへたくそ。

ところが、ナマ養殖(!)赤虫には幾つか問題点があった。

まず、安定して赤虫を供給することが難しいこと。そりゃそうだ。水をためた容器に、ボウフラが湧くまで待ってるだけだからな。

つぎは、ご想像の通り蚊が大量発生するということ。そうでなくても、メダカ水槽の周辺は湿っぽくて、蚊が一杯。ああ、いやや。かゆい。

そして、決定的な問題点は、メダカが落ちるということ。

あくまでも推察だが、生きた赤虫では消化不良を起こすのではないか?パニック起こすように、むちゃ食いするから、もともと消化器系が強くないメダカは、暴飲暴食がたたって死んでしまうのではと思う。

ミジンコもチャレンジした。これはよく食べた。本当に。
ただ、ミジンコの養殖も、とても難しい。数回チャレンジして失敗ばかり。青汁まで投入したのに。ありゃあ、難しいわ。プロの技術がいるなあ。

ミジンコは良い餌だとおもったが、なんにつけ時間とコストがかかりすぎる。青汁一箱1,000円なら、高級餌が手に入る。

天然系の餌を食べさせたくて、次に手を出したのが、キョーリン乾燥イトミミズ。ダイス状で与えやすいし、ゆっくりほどけていくし、とても良い餌だと思う。
ただ、強いメダカが独り占めするので、ちょっと考えもの。
それに、なぜか、全く見向きもしないメダカもいて、万能とは言い難い。

最近のヒットは、ヒカリ (Hikari) 乾燥 赤虫 。これは、凄い。本当に、あっという間に食べられてしまう。

今まで与えた餌の中では一番食いつきが良い。メダカも、まるまると太っていく。食べ残さないので、水が汚れない。

難点は、手で触るとしばらく独特の臭いが消えないことか。臭くはないけれど、にんにく入りビーフジャーキーのような鰹節のような不思議な匂いが、一日中指先から漂ってくる。

また、軽すぎて、水槽に投下する前に、風で散ってしまう。

そして、なにより、高い。リンクの先は一番小さいサイズだが、このサイズだと、我が家の場合、一週間もたない。

さて、長くなった。メダカの餌も、色々出ている。食いつき具合をみながら、餌を変えてみるのも楽しみの一つ。

安くて量が多くて、食いつき抜群の餌を探して、今日もホムセンをさまようだいさん。




  1. 2017/06/16(金) 00:05:12|
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今年は、メダカの成魚が落ちない!

毎年、5月から6月は、メダカが一斉に産卵するので、採卵に大忙しのだいさん。
medaka2.jpg

ツブツブの触感を楽しみながら、ふと思った。

「今年は、成魚が落ちないなあ。」

季節の変わり目に、毎年、病気や寿命で、数匹ほどお亡くなりになるのだが、何故か今年は一匹も落ちない。

思い当たる節があるとすれば……

1 水槽1台あたりの飼育数を控えめにしたこと。40センチ水槽で10匹までにした。
2 水草を多めに入れた
3 底面濾過のソイルを、小粒赤玉土から、麦飯石や五色砂などの砂利系に換えた。
4 餌を朝・昼の2回にし、そのうち1回は、乾燥赤虫(キョーリンの)に変更した。

んなところ。

1と2は当然として、3のソイルは、経験上赤玉土でもなんら問題はないのだが、どちらかと言うとメダカよりも、同居しているヌマエビやタニシの影響を考えてのこと。

なぜか、エビとタニシの生存率が低いのよ。赤玉土は。

4 の餌については、「少ないほうが良い」という先輩たちの言葉を信じて、朝1回だけでこれまでやって来たけれど、やっぱり、それでは少なすぎたみたい。

私の勤務が昼過ぎからのシフトに変わって、昼間に2回餌をやれるようになったことで、メダカの栄養状態が向上したようだ。

あわせて、キョーリンの乾燥赤虫は、びっくりするほどよく食べてくれる。それこそ、先を争って、って感じだ。

メダカって、結構グルメで、百均で買った餌は完全にそっぽ向かれた。……餌の話は、それだけで一つ記事が書けそうだから、今後のネタにとっておく。

ともあれ、まるまる太って、元気に泳ぎ回るメダカを見ると、幸せな気持ちになる。
エビもタニシも元気だし、今年はメダカが増えそう。
  1. 2017/06/15(木) 00:19:37|
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針子の季節

次々と針子が生まれている。
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針子とはメダカの稚魚のこと。今年は、若いメスが多かった割には、例年になく産卵量が多く、針子もたくさん孵った。

ただ、たくさん生まれたとしても、たくさん死んでしまい、なんとなく切ない気持ちでいた。

あるメダカサイトで、「稚魚は餓死する」というのを見て、えーっ!ってなった。お腹に栄養袋もっているから大丈夫だと思っていた。が、あの袋、数日で空っぽになるようで、3日くらいですぐに餌を与えないと餓死するとのこと。知らなかった。

それと、グリーンウォーターのほうが、稚魚の餌になるバクテリアや微生物が水中に多く存在するので、餓死しにくいとのこと。なるほど、グリーンウォーターの稚魚の生存率が高かったのはそういうことか。

ということで、今年は、餌(成魚用の餌を指先ですりつぶす)と別の水槽のグリーンウォーターを毎日与えている。おかげで、例年よりも稚魚が元気だ。

私の経験では、体調が1cmを越えて目鼻立ちがはっきりしてきたら、まず問題なく育つ。

そこまでの3週間が勝負。大切に育てねば。
  1. 2017/06/11(日) 23:01:19|
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