おや?部内恋愛禁止の記事のコメントも、まだまだ受付中だというのに、
もう、次のお題かい?最近、ダイサン、学生さんたちを刺激しすぎだね。
さて、先週の日曜日の出来事。
長男(中2)が部活(ソフトテニス)の練習から帰ってきて、
何となく機嫌がよさげだったので、何かあったの?と尋ねてみると、
「最近、3年生が一生懸命練習するようになった。」と、にっこり。
長男の所属するソフトテニス部は、3年生がだらしないのです。
自分たちだけでコートを占領して、「遊びテニス」をやっているので、
小学生の頃からテニスのスポ少で鍛えられている長男とその同輩たちは、
憤懣やるかたない様子。
ところが、その3年生たちの練習態度が、
先週あたりから急に真面目になったそうです。
「遊びテニス」はいっさいやらなくなり、真面目に練習をやり始めたとのこと。
なぜなら、もうすぐ引退試合だからです。
そう言えば、達人高校弓道部の歴代3年生もそんな感じだったなあ。
だらしない3年生でも、引退間近になると、
さすがに「何かしなくては。」と思うようです。
あ、いえ、全ての3年生がだらしないという訳ではありません。念のため。
冷静に考えれば、引退試合の2週間前になって、
突然、心を入れ替えて頑張ってみても、どうなるものでもありません。
むしろ、特別な事などせずに、今まで通りの練習を淡々とこなし、
精神面、技術面、体力面を徐々に充実させていくことが大切です。
急に矢数をかけ始めても、型を崩すだけでかえって悪い。
しかし、ダイサンは、そんな彼らの悪あがき(失礼!)が大好きです。
ダイサンは思います。
その2週間というものは、とても大事な「特別な2週間」であると。
今までの部活動ライフに対する思慕と後悔の念。
もうすぐ引退であるという寂寞と安堵の思い。
そして引退試合という最後にして最大のイベントへの興奮と緊張。
これらがいっしょくたになって、何とも落ち着かない2週間。
そこには、これまで歩んできた部活動ライフのすべてが、
濃厚に凝縮されていると、ダイサンは思います。
冷静で、計画的で、落ち着いた引退前も素敵ですが、
妙に興奮していて、場当たり的で、そわそわしている引退前というのも
なかなか素敵です。
その大切な時を有意義に過ごしたいと願うことは、
若者にとってきわめて健全で正しい姿ではないでしょうか。
さて、長男は、前よりも明るい顔で部活に行くようになりました。
やっぱり、先輩の力はすごいなあと思います。
引退試合のシーズンです。悪あがき、大いに結構。
どんなにだらしない3年間を過ごしたダメ先輩クンでも、
この最後のバックストレートだけは全力で走り抜けて欲しいな。
その姿は、後輩の心に何かを残すよ。
自分の心にも、何かを残すよ。
- 2007/05/31(木) 23:48:48|
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学生さんの書く弓道ブログを読んでいると、
「部内恋愛禁止」についての記事に時々出会います。
先日も、とある弓道ブログで、赤裸々なブカツドウLOVEの実態に触れて、
「いやはや、若いっていいねえ。」と、
ダイサンは、おじさん臭い独り言をつぶやいていました。
元高校弓道部顧問ダイサンのスタンスは、
「部内恋愛、大いに結構!ドロドロ、デレデレ、それも青春。」
ってな感じでしょうか。
まあ、禁止したところで惚れた腫れたはいかんともしがたく、
三角関係などでよほどもつれない限りは、
ほったらかす方が良いと思っています。
そうは言っても、時々、部内恋愛がきっかけで、
部の雰囲気がとんでもなく気持ち悪くなることがあるのも事実。
しかしだなあ、こればっかりはどうしようもない。
その年のインターハイはあきらめるほかない。(おいおい)
だいたいが、男女のロマンス(古!)ごときで、
稽古に身が入らなくなるのならば、
しょせん、その程度のブカツドウだったわけで、
顧問・監督の立場からすれば、どんなに中りが有ろうとも戦力外。
弓も恋も両方ゲットする。
それが、理想ぢゃ。
それくらいの貪欲さがないと、世の中、生きていけないよ。
皆さんは、どうおもいますか?ブカツドウLove。
- 2007/05/28(月) 23:52:03|
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先日の審査の会場でのお話。
のっぽ師匠と一緒に四段の審査の様子を見ておりますと、
細身でイケメンの若い男性が入場してきました。
まだ20代とおぼしきジャニーズ顔の美少年は、
それだけでも十分会場の人々の注目の的でありましたが、
それはそれはすばらしい射で、さらに見学者の関心を引いておりました。
力みなく、かといって弱々しくもなく、
よどみなく流れる体配は、一分の隙もありません。
当然のごとく、甲矢は的中。
が、のっぽ師匠は「うーん。」とうなって、渋い顔。
そして、一言。
「見せ場が足りないんだよなあ。」
(ん?、見せ場って?)
のっぽ師匠に質問をしたいダイサンでしたが、
師匠は、その青年の乙矢の運びを真剣に見ているので、
声をかける隙もありません。
そして、乙矢の会、離れ、残身。
残念ながら、乙矢はわずかに前にはずれました。
「ほら、やっぱり、見せ場がなかった。」
見せ場って、何なのでしょう?
私には完璧に見えたその青年の射でしたが、
師匠は、物足りなさを感じたようです。
私も、何となくはわかるのですが、文章にしにくいです。
弓道の奥の深さを垣間見た瞬間でした。
- 2007/05/23(水) 23:21:38|
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おーっ!ダイサン、妻子持ちの身で、それはまずかろー?
と、思った方、ご安心を。
ほら、資生堂のCMの「ようこそにほんへ~〓」の、
始めに出てくる黒髪の白い服の女性。
上司に呼ばれて「はいっ!」と応えている様子。
SMAPの歌声が映像に被っているので、
その声は聞こえないのですが、
それ故に若い女性の一生懸命さがよくつたわります。
それが素敵で。
一生懸命って、いいじゃん。
だから、気になるさ。彼女。
女優としての彼女が、ではなく、
女優の彼女が演じるフツーの女性が気になるさ。
きっとその辺にいるんだろうな。
フツーに一生懸命な娘。
いいね。一生懸命ってさ。俺も頑張るぞー!
- 2007/05/21(月) 23:32:45|
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ダイサンは、汗かきです。
多汗症まではいきませんが、その一歩手前。
だから、制汗スプレーは、必需品です。
女子高生みたいで恥ずかしいのですが……。
手のひらは、特に汗かきです。
いつもじっとり濡れているので、人様と握手するには勇気がいります。
弓引きにとって、弓手のコンディションがとても大切なのは言うまでもありません。
汗でぬれた手の内は、ぬるぬるとして、角目がまったく利きません。
私の汗には、筆粉も効きません。
付けたその瞬間は良いのですが、入場の途中ですでにドロドロ。
弓手が墨を付けたようになります。
普段は「天弓」なるコンディショナーを使っています。
スリーシーズンは、これだけでほぼ完璧に湿度を保てますが、夏はダメです。
「天弓」が悪いのではなく、私の汗が多すぎるのです。
てんか粉も試しました。弓がオシメ臭くなりました。
ぎり粉を付けてみたこともあります。
べとべとして、もっとダメでした。
テニスの滑り止めグリップを握り皮の代わりに巻いたこともあります。
効果は抜群でしたが、「そりゃあルール違反だ。」と、
弓友のひんしゅくを買ったので止めました。
制汗剤を手のひらにスプレーする事もやってみました。
でも、効果はありません。女子更衣室のにおいがしました。
緊張するともっとびしょびしょになる私の手。
手の内が決まらないことの原因の2割ぐらいは、汗にあると思います。
……でも、やっぱり、手の内そのものが悪いんだろうなあ。
汗のせいにするのは、未熟な証拠か。プシュー!
- 2007/05/16(水) 23:28:59|
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しばらく諸事情で更新が滞っていました。
ご無沙汰してます。ダイサンです。
理由は聞かないでください(苦笑)。
今日は、良いことがありましたので、2ヶ月ぶりに記事を書きます。
「良いこと」とは何かというと、本日、ダイサンは弐段を認許されました。
え?まだ、弐段だったの?……って声が聞こえそうです。
そうです、年度末の審査をさぼってしまいました。
当時は、月2回の姫反支部の例会だってまともに出席できなかったんだもの、
これは、審査以前の問題ですよ。
今回も、決して十分な稽古量が確保できたわけではありません。
おそらく、稽古量としては、おそらく弓道ブログ界でワースト10に入るでしょう。
でも、今回の審査を受けなかったら、このあとずっと受けなくなりそうで、
思い切って受けてみました。
すこし、歯にものが挟まったような表現ですが、
そのうち詳細をお話ししますね。
さて、審査の内容ですが、弐段80人受審者がいて、ダイサンは真ん中あたり。
午前中に術科で、午後が学科。
まずは術科です。
ダイサンは、二立ちでした。
幸い大前が、結構きっちりした女子高生だったので、
彼女に良い感じで引っ張られ、体配その他の立ち居振る舞いは、まずまずでした。
ところが射技は、まったくもっていただけません。
先週ぐらいから手首を払うようになってしまい、その癖が本番でも出ました。
原因が手の内にあることぐらいはわかります。
しかも、今日は緊張のため手のひらが多汗症状態で、手の内はまったく効きません。
まるで、ウナギでも握っているみたい。
ヌルッ、ベシッという鈍い音とともに、矢は2本とも、四時方向へ。
中りだけで審査されたら、確実に没です。
学科は「五重十文字について記せ」というあまりにもオーソドックスなテーマにかえって緊張し、
何をどう説明したらいいのか、一瞬、頭が真っ白になりました。
しかし、そこは行政文書の検閲……いや、校正で培われた文才(?)でなんとか切り抜け、
気がつけば、赤丸が。
(合格発表時には、合格者の受審番号に赤丸がつけられるのです。)
うーん、初段の時も思ったけれど、こんな少ない稽古量で受かって良いのかなあ。
うれしいのはうれしいのだけれど、毎週きっちり稽古しているMさん(残念ながら落選)に申し訳ないなあ。
冷静に自己分析すると、多分、ダイサンは、達人高校時代の遺産で喰っているんだと思います。
あのころは1日50射、60射は当たり前でしたから、社会人としてはかなり引いている方だったと思います。
師匠にも毎週手取り足取りご指導いただいたし……。
3年間、がむしゃらに引きまくったその貯金で、ここまでは何とかなったということでしょう。
でも、参段からはこうはいきません。
そんなこと、よくわかっています。
だからこそ、悩むのです。
こんな状態で弓を続けていていいのかなあって。
あ、この話は今度するつもりの話でした。
話題を変えます。
もう一つ良いことがありました。
それは、以前少しご紹介した我が家の次男坊のソフトテニスのお話です。
なかなか勝てなくて、ダイサンはついつい、きつい言葉をかけてしまう、
なんてことを以前に記事として書いたことがありますが、
本日、ついに、全国大会の切符を手にしました!
小学生のソフトテニス大会で、あのヘボが!
同じスポ少の保護者からは、史上最弱の最高学年と揶揄され、
たまに良い成績をだしても「まぐれだ」とコーチに蹴飛ばされ、
確かに、どうひいき目に見ても、踊っているだけにしか見えないボレーに、
父としては涙してきました。
でも、よ、ようやく全国!群馬大会!
こちらの成果は、努力の証。パパの棚ぼた弐段とは違います。
素直に、ほめてあげたいです。
「夕飯には、食べたいものを食べさせてやる!」と、言ったら、
「んー、ピザ。」
で、家族そろってジョリーパスタへ。
なんと安上がりな息子。
でもなあ、東海大会の旅費と全国大会3泊の旅費、どこから工面しよう。
弐段の受審・認許料あわせて9000円も、正直、痛いなあ。
給料日まで、5千円で切り抜けなくては……。
- 2007/05/13(日) 23:04:52|
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