受容体とは? わかりやすく解説

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じゅよう‐たい【受容体】

読み方:じゅようたい

receptor細胞表面にあり、細胞外の物質や光を選択的に受容する物質総称光受容体ホルモン受容体抗原受容体など。レセプター


受容体

同義/類義語:レセプター, 受容器
英訳・(英)同義/類義語:receptor

化学物質外部環境変動などの信号受け取り感知すること。, 細胞外のホルモンその他の物質刺激として選択的に受容するものの総称多く場合は、体外細胞外からの刺激受け取分子をさす。

受容体

Receptor

【概要】 ある「刺激」がある「反応」を引き起こすとき、刺激が受容体に結合することが最初引き金になる。受容体は細胞の中や外にあり、特定の刺激効果を持つ分子結合する蛋白である。刺激を鍵とすると受容体は鍵穴である。 

【詳しく】 細胞表面には多数の受容体があり、ホルモンサイトカイン刺激が受容体を介して細胞内部に信号次々と伝わっていく。

《参照》 サイトカイン共同受容体ケモカイン受容体


受容体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/02 01:19 UTC 版)

生化学および薬理学において、受容体(じゅようたい、: receptorレセプターリセプター)は、生命システムに組み込まれる可能性のあるシグナル(信号)を受信し伝達する、タンパク質からなる化学構造体である[1]。これらのシグナルは通常は化学伝達物質であり[nb 1]、受容体に結合して、何らかの形の細胞/組織応答(例: 細胞の電気的活性の変化など)を引き起こす。受容体の働きは、シグナルの中継、増幅、統合の3つに大きく分類される[2]。シグナルを先方に中継し増幅することで、一つのリガンドの効果を増大させ統合することにより、シグナルを別の生化学的経路に組み込み、その経路もまた高度に専門化することを可能とする[2]




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受容体

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/12 22:29 UTC 版)

生化学の歴史」の記事における「受容体」の解説

生体内恒常性は、生体内物質により調節されていることが明らかとなった。すなわち、ホルモンオータコイドなどメッセンジャー物質によって制御されている。20世紀後半になると、これらの調節機構生体物質との関連生化学研究重要なテーマとなる。 今日では、メッセンジャー物質は受容体と呼ばれる機能タンパク質結合することで細胞シグナル伝達することが判明した。受容体がシグナル受け取ることによりイオンチャネル開いたり、セカンドメッセンジャー物質により遺伝子発現制御されることにより、生体での恒常性維持されている。

※この「受容体」の解説は、「生化学の歴史」の解説の一部です。
「受容体」を含む「生化学の歴史」の記事については、「生化学の歴史」の概要を参照ください。

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