感覚器
感覚器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/18 03:22 UTC 版)
感覚器(かんかくき、英: Sensory system)とは、動物の体を構成する器官のうち、何らかの物理的または化学的刺激を受け取る受容器として働く器官である[1]。各器官は感覚器系と呼ばれ[1]、それぞれが繋がる末梢神経系を通し[2]、受け取った情報はニューロンを介して中枢神経系へと伝えられる[3]。感覚器には光に対する視覚器、音に対する聴覚器、化学物質に対する嗅覚器・味覚器、温度や機械刺激に対する触覚器などが挙げられる[1]。ヒトの場合、その代表的な感覚器には、五感に対応する目、耳、鼻、舌、皮膚などがある。また、動物の種類によって独自の感覚器が様々に発達している場合がある。これらの感覚器をまとめて感覚器系という1つの器官系として扱う場合がある。生理作用と知覚作用を統一的に考察する場合には、感覚器およびその知覚作用の両者を含めて感官と呼び、哲学用語である。
感覚器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 21:38 UTC 版)
この類には、外面に目立った感覚器がない。しかし、実際には殻表面に多数の穴が開いており、これが感覚器として機能している。穴には大孔と小孔があり、ここに内部から枝状器官 (aesthete) と呼ばれる物が入り込んでいる。大孔には大枝状器官(macroaesthete)、小孔には小枝状器官(microaesthete)がはいっており、後者は前者の分枝にあたり、一つの細胞のみからなる。これらはさまざまな感覚をつかさどると考えられるものの詳細は不明であるが、少なくとも光受容の機能をもつとされる。また一部の群ではこの部分にレンズを備えた殻眼をもつ。 その他、肉帯や外套膜の下面などにも小さいながらもさまざまな感覚器がある。
※この「感覚器」の解説は、「多板綱」の解説の一部です。
「感覚器」を含む「多板綱」の記事については、「多板綱」の概要を参照ください。
感覚器
出典:『Wiktionary』 (2021/07/11 03:16 UTC 版)
名詞
発音(?)
- か↗んかく↘き
- か↗んか↘くき
翻訳
- アイスランド語: skynfæri (is) 中性
- イタリア語: organo sensorio (it)
- 英語: sense organ (en)
- オランダ語: zintuig (nl)
- ギリシア語: αισθητήριο όργανο (el) 中性
- スウェーデン語: sinnesorgan (sv) 中性
- スペイン語: órgano del sentido (es)
- 中国語: 感官 (cmn) (gǎnguān), 感觉器官 (cmn), 感覺器官 (cmn) (gǎnjué qìguān)
- 朝鮮語: 감관 (ko), 감각기 (ko), 감각 기관 (ko)
- デンマーク語: sanseorgan (da) 中性
- ドイツ語: Sinnesorgan (de)
- ハンガリー語: érzékszerv (hu)
- フィンランド語: aistinelin (fi), aistin (fi)
- フランス語: organe des sens (fr)
- ベトナム語: giác quan (vi)
- ポルトガル語: órgão do sentido (pt) 男性, órgão sensorial (pt) 男性
- ロシア語: орган чувств (ru) 男性
「感覚器」の例文・使い方・用例・文例
- 感覚器官.
- 感覚器
- (光のような)変化する環境に対する(目などの)感覚器官の敏感な調節
- 聴力、平衡感覚器官、または、聴神経に有毒な
- 魚と両生類の感覚器官
- 感覚器官
- 特別な感覚器と関係していて、感覚神経終末を含んでいる上皮
- 聴覚と平衡感覚のための感覚器官
- 身体の感覚器官のシステム
- 異常な皮膚活動から起きる運動または感覚器官の一時的な障害
- 感覚器官という器官の略
- 感覚器官による知覚作用
- 動物の感覚器官の働き
- 仏教において,六つの感覚器官とその対象
- 目,耳,鼻,舌,皮膚の五つの感覚器官
- 五つの感覚器官によって感じる感覚
- 動物の5種の感覚器官
- (感覚器官を)鋭く刺激する
- 触覚をつかさどる感覚器官
- 痛覚器という皮膚感覚器官
- 感覚器のページへのリンク