casing
「casing」の意味・「casing」とは 「casing」の発音・読み方 「casing」の定義を英語で解説 「casing」の類語 「casing」に関連する用語・表現 「casing」の例文
「casing」の定義を英語で解説 「casing」の類語 「casing」に関連する用語・表現 「casing」の例文
「casing」に関連する用語・表現 「casing」の例文
ケーシング
ケーシング【casing】
ケーシング
タイヤのケースまたはケーシングは、カーカスのプライ、ブレーカー、ベルト、ビードコアなどゴム引きされたコード層からなり、タイヤビード部を介して結合される、ホイールのリム部とにより形成される空洞に空気を封入する。使用空気圧に応じて負荷荷重が高まるので、トラック、バス用のように負荷荷重の大きなタイヤでは、高空気圧に耐える高強度のケーシングが使用される。また、プライ数を強度の代用特性として表示することもある。ケーシングの構成体であるカーカスをケースまたはケーシングと呼ぶこともある。
参照 カーカス、タイヤコード、プライレーテインクケーシング
【英】: casing
掘削の進行に伴って、掘られたままで地層が露出している坑井(裸坑という)に内枠をつけることをケーシングといい、近代削井方法では、ケーシング材料として丈夫な鋼管(ケーシング・パイプ)が使用される。 井戸の内に入れられた一連の鋼管をケーシング・ストリングという。ケーシング・ストリングと坑井との間は通常セメントによって閉塞{へいそく}・固定される(セメンチング)。ケーシングはこのセメンチングと相まって以下のような役目を果たす。 (1) 坑壁の崩壊を防ぐ。 (2) 圧力の異なる地層の間を遮断し、圧力の高い地層の流体が圧力の低い地層に移動するのを防止する。 (3) 油やガスを生産する場合に、油とガスだけを採取できるように、水層と油・ガス層を隔離する。 (4) ケーシングの頂部にケーシング・ヘッド、防噴装置、クリスマス・ツリーなどの坑口装置を取り付け、地層圧力をコントロールできるようにする。 (5) ケーシングの内部にチュービングやパッカーなどの油・ガス採取用装置を取り付ける。 ケーシングに際しては、その強度、長さを決めるために、石油会社は地質専門家や掘削技術者の提案や地球物理学的情報をもとにして、ケーシング・プログラムを作成する。使用される情報で一番確かなのは近くに掘られた井戸の記録で、それがない場合には似たような地域での記録が使用されたり、物理探査で得られたデータなどが利用される。ケーシング・プログラムを大きく左右するものは、坑の直径、目的層の深さ、そしてその潜在産出能力などである。これらはケーシングのサイズ、タイプ、材質の選択に大きな影響を与える。井戸が深くなり、掘進に日数がかかると、上部の坑壁は長期間裸坑のままにされ崩壊の可能性が高くなる。このため坑井の掘進にあたっては、ある深度あるいは日数まで掘進した後にいったんそこまでケーシングおよびセメンチングを施して、その後そのなかを通る径のビットでさらに下部を掘り進み、第 2 段のケーシングをする、というように、ケーシングは大口径から次第に径を減ずる複数段となるのが通常である。この場合、各段階のケーシングを次のように呼ぶ(図参照)。 (1) コンダクター・パイプ、(2) サーフェス・ケーシング、(3) インターメディエイト・ケーシング(中間ケーシング)、(4) プロダクション・ケーシング。(3) は状況により複数段になる。 |
ケーシング パイプ Casing Pipe
坑壁の維持,異常高・低圧層の保護,坑口装置のベース,ドリルストリングの坑壁抵抗の軽減,坑内トラブル防止,採油・ガスを目的に裸坑に挿入されるパイプをいう。 挿入されるケーシングの数や長さは,掘り抜かれる地層の状況や掘削される深度によって,それぞれの坑井毎に異なる。ケーシングパイプの径はビットで掘進された坑径によって定まる。 ケーシングは,管体寸法,スチールのグレード,コネクションの寸法と形式によって,APIで分類されている。管体寸法は,4-1/2から20まで14のサイズで分けられ,呼び径は管体の外径を示す。これより大きな径は,ラインパイプの分類に入る。小さい径は,チュービングパイプとなる。 | |||
分野 | 一般掘削用語 | ||
同義語 | ケーシング, 水留管, 導管 | ||
関連用語 | コンダクターパイプ, サーフェイスケーシング, インターメディエートケーシング, プロダクションケーシング, ライナー | ||
類似語 | |||
略語 | CSG | ||
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ケーシング〈casing〉
ケーシング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/30 07:43 UTC 版)
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ケーシング(Casing)は、ソーセージの表皮部分である。主に動物の腸を用いるほか、人工(コラーゲン、プラスチック、セルロース製)のものもある。ケーシングの中に調味した挽肉を入れてソーセージを作る。
概要
日本では日本農林規格により、使った腸の種類、若しくは人工ケーシングのサイズによって名称が変わる。
- 人工ケーシングを使用した場合
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- 製品の太さが36mm以上のソーセージをボロニアソーセージ 、製品の太さが20mm以上36mm未満のソーセージはフランクフルトソーセージ、製品の太さが20mm未満のソーセージはウィンナーソーセージとなる[1]。
日本ではケーシングを小ロットまたは1本単位で入手することは難しかったが、メーカー向けの納入業者がオンラインショップを開設して手に入れやすくなった。
ヨーロッパではこれらのソーセージはそれぞれ、ボローニャ、フランクフルト、ウィーンのソーセージである。近年では人工ケーシングを使った製品が多く、その場合は直径で分類する。
派生用法
工学
(流体等が詰まった)容器または筐体、もしくは筒として、ポンプやタービンの流体を誘導する入れ物に当たる部分(たとえば渦巻き室など)や、ボーリングの際の外側を覆う丈夫な管(ドリルを回す覆い・掘削用の泥水に加え、原油や天然ガスの通路)もケーシングと言う。特に後者はパイプであることを際立たせるよう、ケーシングパイプと呼ばれることが多い。
関連項目
- 網脂 - ケージングに用いられる、動物の内臓を包む薄い膜。
脚注
- ^ “【ソーセージとウインナーの名前の違い】フランクフルトやボロニアソーセージ!呼び名の違いを簡単に解説「羊や豚、牛の腸の太さによって区別!JASマークの特級、上級、標準、特定JASは品質の違いがある」”. BIJOH (2020年7月22日). 2021年10月2日閲覧。
外部リンク
「ケーシング」の例文・使い方・用例・文例
ケーシングと同じ種類の言葉
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