開口部
ふた物(ボンネットフード、ドア、トランクリッド、フィラーリッド)やガラスなどを除いた状態をいう。ドアやフロントウインドウを除いた状態をドア開口部、フロントウインドウ開口部という。大きいほど乗降性や使い勝手がよかったり、視野が広かったりいい面も多くあるが、モノコックのボディシェルは外殻で強度、剛性を確保しているため、開口部が大きいとそれに見合った剛性の確保が肝要である。パネルの板を厚くしたり、メンバーの断面を大きくしたりして対応されている。
開口部(かいこうぶ)
開口部 (かいこうぶ)
開口部
開口部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 01:53 UTC 版)
後部乗員席の天井に観音開きで外側へ開く上部ハッチがある。73式装甲車の上部は重量のある2枚の大型ハッチがあったが、本車では小型軽量化された4枚のハッチとなった。側面に防弾ガラスのはまった外部視察用の窓が左右それぞれ2枚ずつ取り付けられている。窓にマジックテープで留めるブラインドが取り付けられるが、素材は合成繊維で、装甲としての働きは無い。73式に備わっていた後部乗員室床面の緊急時脱出用ハッチ、車体側面ガンポート、浮航性能などは備えていない。 後部乗員は車体後方の油圧式ランプドアから乗降する。これは車内外から操作可能で、エンジン停止時でも乗降できるよう、片開きの手動ドアも取り付けられている。最後部に車両牽引用のフック、トレーラーなどに電気やブレーキ用圧縮空気を供給するソケット、弁があるが、本車が牽引するためのトレーラーなどの車両は採用されていない。 公道上を走行する場合は大型自動車の扱いとなる。主として公道を走行する時のために操縦士席及び分隊長席用にガラス窓風防が用意されている。この風防は操縦士席および分隊長席のハッチを全開にして固定し、その空いた空間にボルト止めして装着するため、風防を取り付けている間はハッチを動かすことができない。戦闘時に使用することは考慮されておらず、防弾では無い通常の自動車ガラスに準じたものとなっている。 車内の様子 各ハッチを開いた状態。後部乗員室の左後部視察窓を通して、背景の建物が見えている
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「開口部」の例文・使い方・用例・文例
- 浸透する、鋭い刃で開口部を開く行為
- 小さな開口部から出るか、漏れる
- 胃への腹壁を通しての外科的な開口部の造設(胃瘻栄養法のような)
- 肛門として機能するように回腸から腹壁を通じた開口部を形成する外科的手技
- 空気のための通路を確保するために差し込まれたチューブを用いて開口部を気管に作成する外科手術
- 観察者に面している時、頂点が上向きの右側の腹足類動物シェルは右側の開口部がある
- 外科的に形成された開口部を通してチューブによって栄養液を胃に入れること
- 下等脊椎動物の尿であるか生殖システムの外部の開口部
- 仮足が突出している開口部のある石灰質の殻をもつ海洋性微生物
- 各端に開口部を持つ透明な体をした漂流型の微小海洋被嚢類
- 米国西部およびメキシコの平原に生息する、外耳の開口部を持たない数種のほっそりしたトカゲ
- (a)魚の鰓孔、または、(b)本体が格納されるとき腹足類の殻の開口部、に対する覆いとして役立つ堅い蓋
- 腹足類の一種で、殻の開口部に赤い歯のような突起がある
- 小さな開口部を通じてのように徐々に通過する、漏れる
- 口または口のような開口部を持つ
- 口に似た開口部の
- 口または口のような開口部がないさま
- 気孔開口部
- 口または口のような開口部に関する、あるいは、口または口のような開口部の
- 顕微鏡の使用のために広い開口部がある2、または3つのレンズがあるコンデンサー
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