フレンチレストラン・コートドールの楽しみ方
□ コロナのせいでコートドールの30周年記念にも
駆けつけられませんでした。設立の時から通ってます。
定例のワイン会にもいつ行けるようになるのか、分かり
ません。
今回はフレンチレストランの楽しみ方について
個人的な感想ですが、書いてみました。
□ フレンチレストランは懐石と違って、女性が主役です。
女性をエスコートします。
受付で予約を確認すると、スタッフがフロアーに案内し
てくれます。その時は女性が先で、男性がその後につい
て行くことになります。
入口を見ていると誰が先に入ってくるかで、その
カップルもしくはグループの雰囲気が分かります。
ドラマはその時から始まっています。
フロアースタッフに案内され、テーブルに着きますが
女性が先に進んでいるので、スタッフは女性を
上座に着席させます。それを見て男性が着席します。
目上に対して先に座るのは失礼でしょう。この事からも
女性が先でなければならないことがわかります。
たとえ会社の社長と部下であってもこの世界では
男性が下座に付くのがマナーです。
奥のテーブルですが、そうなってますでしょう。
男性は壁しか見られません。つまらないもので
すが男性は女性を見ているだけで幸せだと
いう事です。
□ 席に座ると、「お飲み物は何にいたしましょうか?」
と聞いてきます。
ワインを飲みに来ているので「ワインリストを
お願いします」 と言って頼みますが、すぐには決
められないのが普通です。
そういう時には先に食前酒を頼み、それを飲みながら
ゆっくりとワインを選べばいいです。スタッフも料理を
運べます。
食前酒と言うものは大抵は決まっていて白ワインを
使ったキールか、シャンパンを使ったキールロワイヤル
です、奥さんはミモザを頼みますが、それもシャンパン
で割ったものです。
キールを作れないレストランはありえません。
□ ワインは余程飲みたいものがなければ、決めかね
ます。もしお相手の女性があまり飲めないと、白ワイン
と赤ワインを2本飲むことになるので、酔ってしまいます。
余程お酒が強くないとワイン2本飲んでシラフでいられ
ますでしょうか。
その場合はシャンパンを選ぶと、料理に合わせられま
すので、通しで飲むこともできます。それにお祝い用で
オシャレです。「通し」と言って酒種を変えないということ
です。
白ワインを頼んで、メインの肉のときだけグラスワイン
で赤を選ぶという事もできます。
でもお勧めは
ソムリエにグラスワインを選んでもらうことです。
あるとき料理に合わせてグラスワインの種類を
選べますかと聞いたら、「もちろんです」との返事だった
のでお願いしました。
福田シニアソムリエ快諾です。
□ 最初に持ってきてくれたのはブルゴニューの
シャルドネ白です。
白は多少冷やしてあり、シャルドネの切れの良さで
食が進みそうな感じにさせられます。
□ 次はシルバネール(白)
□ 次はTORBREC(赤)です。甲殻類ですが
ソースが赤ワインなので、軽い赤を。
□ 次はSANTENAY(赤)
□ メインの肉にブースカッセ(赤)
見事なマリアージュです。
基本的にグラスが空けば、次のワインが注がれ
ます。
5種類のワインを飲んでますが、量的には
ボトル1本よりちょっと多いくらいでしょうか。
通常高級ワインを指定するより安いと思い
ます。グラスワインと言うものはリーズナブルに
設定してますから、グラス一杯1万円だったら
喧嘩になってます。
こういうマリアージュしてくれるのお店は、貴重
です、コートドール「いいね!」です。大抵は「今日の
グラスワイン」と言って決まってますが、白だけと
言うのも多いです。
□ もう少し飲みたい方には、「食後酒」があります。
カルヴァドスです。40度位ありますから食中酒では
ありません。
リンゴを使った蒸留酒でブランディーです。これが
また最後に少し飲むのが美味しいです。
酔うためではなく、様々なお酒に接することができるの
が、フレンチの楽しいところです。
□ 会計は受け付けでもできますし、テーブルの上で
もできます。テーブルで軽く財布に触る動作を見せると
チェックの合図ですが、カードを渡すのが嫌なら
受付で会計をと言えばやってくれます。
帰る時はスタッフが送ってくれます。入室と反対で
男性が先に階段を降りると、女性の躓きを支えて
あげれるという話もあって、スタッフは必ず下で誘導
してくれるのはそういう事です。
いかがでしたでしょうか
ぜひ大切な人と、素敵なひと時をお過ごしください。
写真はコートドールHPより
駆けつけられませんでした。設立の時から通ってます。
定例のワイン会にもいつ行けるようになるのか、分かり
ません。
今回はフレンチレストランの楽しみ方について
個人的な感想ですが、書いてみました。
□ フレンチレストランは懐石と違って、女性が主役です。
女性をエスコートします。
受付で予約を確認すると、スタッフがフロアーに案内し
てくれます。その時は女性が先で、男性がその後につい
て行くことになります。
入口を見ていると誰が先に入ってくるかで、その
カップルもしくはグループの雰囲気が分かります。
ドラマはその時から始まっています。
フロアースタッフに案内され、テーブルに着きますが
女性が先に進んでいるので、スタッフは女性を
上座に着席させます。それを見て男性が着席します。
目上に対して先に座るのは失礼でしょう。この事からも
女性が先でなければならないことがわかります。
たとえ会社の社長と部下であってもこの世界では
男性が下座に付くのがマナーです。
奥のテーブルですが、そうなってますでしょう。
男性は壁しか見られません。つまらないもので
すが男性は女性を見ているだけで幸せだと
いう事です。
□ 席に座ると、「お飲み物は何にいたしましょうか?」
と聞いてきます。
ワインを飲みに来ているので「ワインリストを
お願いします」 と言って頼みますが、すぐには決
められないのが普通です。
そういう時には先に食前酒を頼み、それを飲みながら
ゆっくりとワインを選べばいいです。スタッフも料理を
運べます。
食前酒と言うものは大抵は決まっていて白ワインを
使ったキールか、シャンパンを使ったキールロワイヤル
です、奥さんはミモザを頼みますが、それもシャンパン
で割ったものです。
キールを作れないレストランはありえません。
□ ワインは余程飲みたいものがなければ、決めかね
ます。もしお相手の女性があまり飲めないと、白ワイン
と赤ワインを2本飲むことになるので、酔ってしまいます。
余程お酒が強くないとワイン2本飲んでシラフでいられ
ますでしょうか。
その場合はシャンパンを選ぶと、料理に合わせられま
すので、通しで飲むこともできます。それにお祝い用で
オシャレです。「通し」と言って酒種を変えないということ
です。
白ワインを頼んで、メインの肉のときだけグラスワイン
で赤を選ぶという事もできます。
でもお勧めは
ソムリエにグラスワインを選んでもらうことです。
あるとき料理に合わせてグラスワインの種類を
選べますかと聞いたら、「もちろんです」との返事だった
のでお願いしました。
福田シニアソムリエ快諾です。
□ 最初に持ってきてくれたのはブルゴニューの
シャルドネ白です。
白は多少冷やしてあり、シャルドネの切れの良さで
食が進みそうな感じにさせられます。
□ 次はシルバネール(白)
□ 次はTORBREC(赤)です。甲殻類ですが
ソースが赤ワインなので、軽い赤を。
□ 次はSANTENAY(赤)
□ メインの肉にブースカッセ(赤)
見事なマリアージュです。
基本的にグラスが空けば、次のワインが注がれ
ます。
5種類のワインを飲んでますが、量的には
ボトル1本よりちょっと多いくらいでしょうか。
通常高級ワインを指定するより安いと思い
ます。グラスワインと言うものはリーズナブルに
設定してますから、グラス一杯1万円だったら
喧嘩になってます。
こういうマリアージュしてくれるのお店は、貴重
です、コートドール「いいね!」です。大抵は「今日の
グラスワイン」と言って決まってますが、白だけと
言うのも多いです。
□ もう少し飲みたい方には、「食後酒」があります。
カルヴァドスです。40度位ありますから食中酒では
ありません。
リンゴを使った蒸留酒でブランディーです。これが
また最後に少し飲むのが美味しいです。
酔うためではなく、様々なお酒に接することができるの
が、フレンチの楽しいところです。
□ 会計は受け付けでもできますし、テーブルの上で
もできます。テーブルで軽く財布に触る動作を見せると
チェックの合図ですが、カードを渡すのが嫌なら
受付で会計をと言えばやってくれます。
帰る時はスタッフが送ってくれます。入室と反対で
男性が先に階段を降りると、女性の躓きを支えて
あげれるという話もあって、スタッフは必ず下で誘導
してくれるのはそういう事です。
いかがでしたでしょうか
ぜひ大切な人と、素敵なひと時をお過ごしください。
写真はコートドールHPより