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127-3.定山渓ぬくもりの宿ふる川(5) 3月22日 夕食編

□ 夕食です7階特別室ではコチュウテンという個室での食事になります。


kouchuu.jpg


     ここの雰囲気が怪しくて実にいいのです。
     ただ働いているスタッフの人が明るくて
     お客さんが見えたら、挨拶してくれるのが
     怪しくないんです。


2019-03-23 定山渓ふるかわ 013


       向かって左側が入り口で、その下には湯のみと言うお風呂に
       行く階段があります。


2019-03-22 定山渓ふるかわ 078


      これがその個室ですが、後ろの壁は開いていて、下の厨房が
      見られるようになってます。


2019-03-22 定山渓ふるかわ 080


      どうですか感じは。干した鮭(トバ)がつるしてあります。
      (ぼうだらだったかも)いいでしょう。

      小樽の倉庫では、こういう蔵つくりが良くありますが
 
      歴史や文化が感じられます。天井にある竹が
      囲炉裏のススで真っ黒になると、その材料で作った

      茶杓が最高級品になったりします。詫び錆びです。


□ それでは、順番に供されます。地図で作った大きな紙のランチョンマットは
   ここでは使われてませんが、他の食事処では使われているようです。
   使って欲しいですが・・・

   最初は食前酒で果実酒、それから先附けで 生湯葉桜ゼリー掛け
   レンコン昆布〆 子持ち白魚 岡山桜 べっ甲あん


2019-03-22 定山渓ふるかわ 085

      

□ お碗 桜エビしんじょう信田巻き 福紗仕立て ちぎり蓮麩 白髭独活
      花弁人参 木の芽 雲丹

2019-03-22 定山渓ふるかわ 087


       お吸い物ではなく餡物みたいなものです。懐かしいお袋の味
       というもので、ふるかわは品数が多くはないのですが、一杯
       入っているので、食べるとおなかが満足します


□ 造り  蛍イカ 桜鯛 針魚 中とろ 牡丹海老 細目昆布 その他


2019-03-22 定山渓ふるかわ 092


   大味のボタンエビですが必ずあります。
   中トロは何時食べても美味しいです。


DSC08676.jpg


         本マグロですね。めばち、最近は近大というのもありますが
         全く味は違います。大間かどうかわかりませんが、一切れ

         これで1000円とかありえます。綺麗な色です。中とろです
         が大トロになると恐ろしくて食べれません。(寿司屋では)


□ 凌ぎ 道産フキの押しずし 釜揚げしらす のり玉子 桜葉 白がり


DSC08679.jpg


      お凌ぎは本当に出して欲しいです。押しずしでいいんです。
      お凌ぎはここで、一段落のサインですので、献立に深み
      が出ます。


□ 中皿 アマダイのうろこ揚げ アスパラ 茄子 花弁百合根 うぐいすあん

DSC08682.jpg

                 
         
      うろこを揚げたものでパリパリして美味しかったです。それに
      このうぐいす餡が綺麗で、ここの名物にしてほしいくらい。


□ 焼き物  道産牛石焼

2019-03-22 定山渓ふるかわ 110


      石焼きです。焼き方を好みでできるので
      焼き方を聞いてくるより面倒でないのがうれしい。

      本当は良く焼くのが好きなんですが。
      フレンチではなかなかウエルダンとか
      言えません。

    

□ 止椀 イセエビとふのりのみそ汁 タケノコ炊き込みごはん

2019-03-22 定山渓ふるかわ 115

    白いご飯の手抜き説は私です。やはり炊き込みで。


□ デザート いちごのムース 焼きマシュマロ 苺ソース ミント

2019-03-22 定山渓ふるかわ 117


         最後に食事中に「お客様支配人」と言う方が来て
         記念写真を撮ってくれました。帰る時にフロントで
         渡してくれました。


定山渓ふるかわ 支配人撮影


        支配人の方かと思いましたら、頂いた名刺を良く読むと

        「お客様支配人」となっておりました。お客様の支配人って
        どういう肩書なんですか。

        総評としては不満はありませんが、前菜で1品なのでお酒を
        飲んでいるおつまみがありません。食べ終わると、すぐ碗に

        なるので呑兵衛としては、小鉢もの多くしてほしいです。


2019-01-11 宏楽 067mnhj



        ↑は小樽の宏楽園ですが、お酒のつまみ的なものが一杯あって
         飲めますね。献立としてはお造りのあとの「冬」と言うお品書きに
         なってましたが、前菜として出してくれたほうが嬉しいです。

         お部屋食なので、いっぺんに出てきますから、前菜みたいな
         ものですけどね。

         フレンチのアミューズは和食の先附け前菜から伝わったもの
         らしいです。ようこそいらっしゃいましたで、料理人の心が
         最初に伝わるものですね。

         ここに力をいれて欲しいです。


         

127-2.定山渓ぬくもりの宿ふる川(5) 3月22日  続お部屋編

□ お部屋編続きます。


2019-03-22 定山渓ふるかわ 019


    ここの特長はいろいろな軸がかけててあって
    場合によっては壁に直接書いてあります。


2012年定山渓ふるかわ 006


     昔に泊まった302の福寿草のお部屋です。
     描いてある花も福寿草でしょう。

     福寿草の花言葉は幸せを招くです。ふる川
     さんって詩人でしょうね。



2012年定山渓ふるかわ 0045789


     今はもうこの3階のお部屋は改装がかかっているので
     なくなったのもあります。このお部屋好きでしたね。

     壁の小豆色のクロスが良い色で、付け柱の使い方も
     良くできてました。付け柱は実際には柱の一部ではなく

     表面に飾り用につけてあるだけです。


2019-03-22 定山渓ふるかわ 079


    ついでに言いますけど、これは↑食事処ですが、こんなほうが
    いいんですけど。実に素朴で決して高級宿にはあり得ない

    ティストでしょう。あのニセコのS氏は本州から古民家の材料
    一棟分を運搬してきたらしいですよ北海道まで。
    それでレストランを作ったようです。


2012年定山渓ふるかわ 076


    このふるかわは小樽の倉庫を解体したときの材料です。よく見ると
    使われていないホゾ溝があちらこちらにありますでしょう。


2012年定山渓ふるかわ 071gb

    
     さすがにここまで来ると↑うっ、と思いますが。
     ここまではしなくても、いいですが、お部屋には。
     何かが出てきそうで、眠れなくなります。


2012年定山渓ふるかわ 057kjwe



2012年定山渓ふるかわ 067ert


      定山渓のふるかわと言えば、実にこの怪しさです。
      今やこの貧乏臭さはお金を出しても買えなくなりました。


2019-03-22 定山渓ふるかわ 026


       壁軸の字体も上手いんだか、下手なんだかよく分かり
       ません。

       ちなみに調べてみました。ここのお部屋は「おぼろ月」
       であることは前編で書きましたが

       「居待月」は座って待つ月で
       「寝待月」は寝て待つ月

       「幾望月」は読み方色々で、一つはキボウツキ、幾は
       近いの意味で、望月は満月の事らしいです。

       字体はへたっぴいですが(でないかも)意味は
       満月を待ついろいろな思いを綴っているようです。

       



127-1.定山渓ぬくもりの宿ふる川(5) 3月22日  導入編

□ 新しくなった定山渓ふるかわです。HPも変わりました。
  
HP2598fgk.jpg


     既存の8階の大浴場を壊して、別棟に新しく作りました。
     お風呂は次回の編ですが、7階の特別フロアーからご案内と
     なります。


2019-03-22 定山渓ふるかわ 004

     706室です。今回はクーポンを利用しての予約で
     おまけみたいなものです。お部屋には温泉は付いてませんが

     大浴場を含めての湯めぐりなので、なくてもいいやという事に
     しました。



HP2598.jpg


    温泉風呂があるのは702,703,721だけです。以前は7階の特別
    フロアーだという割には、特別じゃないと文句言ったことがあります。


    2019-03-22 定山渓ふるかわ 009


     温泉風呂がないことが不満ですが、お部屋の雰囲気はふるかわの
     ティストである古民家風で作ってあるのです。


2019-03-22 定山渓ふるかわ 023



      いい雰囲気でしょう。



2019-03-22 定山渓ふるかわ 022


      デザインしかならないようはフットスローも敷いてません。
      土足でベッドに上がるようなこともないのに不要です。
      逆に寝るときに、足に絡まって邪魔になりませんか。



2019-03-22 定山渓ふるかわ 006


     この間宿泊した721がマンションみたいだという記事書きましたが
     こちらのお部屋のほうがレトロです。CDプレーヤも昔のラジオ風です。



2019-03-22 定山渓ふるかわ 018


     洗面所が狭くて、奥さんの化粧道具では乗り切れません。
     トイレと洗面所だけはレトロでも広いほうが便利です。

     でも他はふるかわらしくて落ち着き、なおかつ、懐かしさも
     感じさせていいもの持ってますね。


2019-03-22 定山渓ふるかわ 030


       706室は「おぼろ月「」という名前が付いてます。
       おぼろに見える春の夜の月です。

       7階のフロアーは名月とか三日月とか月夜に関係のある
       名前が付けられてます。花鳥風月ですが、どこかの宿では
       鳥の名前と言うのがあったような気がします。風は間違い
       なく今のところはないです。

       それでは、もうしばらくお部屋編続きます。







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プロフィール

エバー

Author:エバー
旅行をしてます。写真一杯あります。
旅館を選ぶときはなにかと不安になるものです。
HPとは違うな口コミとは感じが違う。そういう
時にこのブログを利用してください。お役に
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