春分の日―2023.3.21

今日は春分の日。
春は今日からはじまる(キッパリ!)。

先日の「仰げば尊し、和菓子のON?」の記事に書いたけれど、四季の分け方はいろいろあるなか、春分、夏至、秋分、冬至で四季を分ける天文学上の四季こそ、もっとも合理的である。

equinoxes-g-loop.gif


俳句や時候の挨拶の世界では、春は立春からで、今年は2月4日だった。

立春は、太陽の位置で決める二十四節季の一つだが、春分もそうだ。立春から、雨水―啓蟄を経て春分を迎える。謎はなぜこの寒い時期に春が立つということにしたかである。


小学校では、春は3月からと教える、つまり3月1日から春になる。
2月4日は論外として、3月1日でもまだ春めいていたとは思えない。

古の人たちも「暑さ寒さも彼岸まで」と言っていた。体感上はやはり春分こそが春であろう。
桜の開花が各地で伝えられる今日この頃こそ春と呼ぶにふさわしい、と私は思う。
だから春分から春ということにしよう。

天文学上の四季を図解しているサイトがあった。

Business Insider Japan
記事は秋分の日の説明だけれど、四季の説明も同様である。
上に掲載の図解は同記事から転載したもの。


四季がなぜあるのかは小学校でも教えると思うのだが、それなら春を3月からと教えるより、春分からと教えるほうが、子供たちも納得できると思うのだけれどいかが。

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