あと何日生きられるかな~平均余命
今日は私の誕生日なので、それにふさわしい記事を書くことにする。
昨日は、平均余命の簡易計算について記事にした。
長々とした数表を入れなくて済むように、近似関数を作ったのだけれど、生命表とは異なり1歳刻みではなく、任意の年齢(小数点以下がある)でも動作する。
それなら我々は時々刻々、歳をとるわけだから、その半端な年齢でも余命計算をしたら面白い。
昨日の記事に掲載したスクリプトは年齢を入れて平均余命を計算するものだったが、今度は今日から何日生きられるのか計算してみようというわけである。
まず確認しておきたいことだが、生命表に掲載のある年齢での平均余命だが、これはその年齢に達したときということではないらしい。どうやら年央、つまり四捨五入したらその年齢になるという期間における平均余命ということらしい。つまり x歳の平均余命というのは、[x-0.5,x+0.5) という区間での「平均的な」平均余命という。
さてやりたいことは、現在の年齢 a での平均余命の計算であるが、昨日作成した近似計算式(これを el(x) とする)を使うと、el(a) は実は年央の値、すなわち el(a+0.5) での値になるわけだから、計算のときは0.5ずらして、x歳の平均余命=el(x-0.5) とするのが良さそうだ。
ここまで年齢、平均余命とも、単位は年になっているが、これを日を単位にする必要がある。うるう年とかを考えると面倒なので、1年を単純に日に単位変換することにすると、1年は概ね365.2422日であるから、今まで生きてきた日数をSとすると、年単位に換算すれば、S/365.2422年である。
el(x) は年を単位にしているから、el(S/365.2422-0.5) が平均余命(年単位)だから、日に換算すれば、el(s/365.2422-0.5)×365.2422ということになる。
これもスクリプトを作ってみた。スクリプトではいつを起点としての余命であるか基準日を設定できるようにした。このページ上で動作するので試してみてください。
ただし、関数近似は2次式で行っているから、基準日であまりにも歳をとっている場合は、とんでもない値が算出される。死んだ人の余命計算などはやらないように。
なお私だが、今日から6245日後、2039/9/15が、死亡予定日である。
昨日は、平均余命の簡易計算について記事にした。
長々とした数表を入れなくて済むように、近似関数を作ったのだけれど、生命表とは異なり1歳刻みではなく、任意の年齢(小数点以下がある)でも動作する。
それなら我々は時々刻々、歳をとるわけだから、その半端な年齢でも余命計算をしたら面白い。
昨日の記事に掲載したスクリプトは年齢を入れて平均余命を計算するものだったが、今度は今日から何日生きられるのか計算してみようというわけである。
実はこちらをやってみたくて関数近似をやったのだった。
まず確認しておきたいことだが、生命表に掲載のある年齢での平均余命だが、これはその年齢に達したときということではないらしい。どうやら年央、つまり四捨五入したらその年齢になるという期間における平均余命ということらしい。つまり x歳の平均余命というのは、[x-0.5,x+0.5) という区間での「平均的な」平均余命という。
生命保険の外交員から聞いたのだけれど、保険料は年齢によって異なるが、この年齢というのは誕生日になる6ヵ月前にその年齢に達したとものとみなされる。前述の説明を裏付けているようだ。
さてやりたいことは、現在の年齢 a での平均余命の計算であるが、昨日作成した近似計算式(これを el(x) とする)を使うと、el(a) は実は年央の値、すなわち el(a+0.5) での値になるわけだから、計算のときは0.5ずらして、x歳の平均余命=el(x-0.5) とするのが良さそうだ。
関数近似をしているから、跳び跳びの値(年齢)しかとらない数表(生命表)とは違い、どんな年齢に対しても平均余命の計算ができる。
ここまで年齢、平均余命とも、単位は年になっているが、これを日を単位にする必要がある。うるう年とかを考えると面倒なので、1年を単純に日に単位変換することにすると、1年は概ね365.2422日であるから、今まで生きてきた日数をSとすると、年単位に換算すれば、S/365.2422年である。
el(x) は年を単位にしているから、el(S/365.2422-0.5) が平均余命(年単位)だから、日に換算すれば、el(s/365.2422-0.5)×365.2422ということになる。
これもスクリプトを作ってみた。スクリプトではいつを起点としての余命であるか基準日を設定できるようにした。このページ上で動作するので試してみてください。
ただし、関数近似は2次式で行っているから、基準日であまりにも歳をとっている場合は、とんでもない値が算出される。死んだ人の余命計算などはやらないように。
なお私だが、今日から6245日後、2039/9/15が、死亡予定日である。