かんたん酢豚―中華名菜

独居老人の友は冷凍食品だけではない。
一から作るのは面倒な料理でも、簡単に作れる半製品がある。

chuka-meisai_1751_ext_11_0.jpg 先日やってみたのは、中華名菜というシリーズの酢豚というもの。
揚げてある豚やニンジンなどの具と、酢豚のソースがセットになっているもので、玉ねぎを加えれば酢豚ができるというもの。

玉ねぎも具に入れておけばよさそうにも思うが、そうすると玉ねぎの食感や味わい・刺激というものが失われるのだろう、玉ねぎだけは作るときに加えるようにしてある。家人が作る酢豚はピーマンも入っているのでピーマンも入れようと思ったら、ちゃんと作り方のところに、好みでピーマンを加えるとある。

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ソースを入れる前の状態
玉ねぎ、ピーマンを適当に切り、具と一緒にフライパンで炒める。火が通ったところでソースを加えるというだけ。全体で10分程度の調理時間で酢豚が出来上がる。

食べてみての評価だが、冷凍食品やスーパーの惣菜などにも言えることだが、やはり味が濃くて甘い。ではあるが酢豚に関してはそういうものという面もあるから、こういう味でも悪くはないと思う。
問題はやはりメインであるはずの豚。揚げた豚が入っているわけだが、これが弾力のない、崩れるようなもの。弾力のない練り物という印象。こう書くと、酷いもののように思うかもしれないが、事前に肉を揚げておいておけば、こうならないほうが不思議なわけで、こういうものだと思うしかない。
ということでこれはこれで独居老人の助けになっている。

実はこのシリーズでは、今までに八宝菜、青椒肉絲を使ったことがある。八宝菜は白菜だけプラス、青椒肉絲はピーマンだけプラスとなっている。

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出来上がり。半分は別皿にとって冷蔵保存
以前の独居老人生活のときには、こういうものがあることは知っていたけれど、試したことはなかった。それはいずれも2~3人前となっているからで、作っても余ったら困ると思っていたからなのだが、余ったものは冷蔵庫で保存すれば2日ぐらいはもつようなので、今回の独居老人生活では使ってみたわけだ。箸をつけたものを冷蔵保存というのも良くないだろうと思って、できたものを半分に分けて、半分は冷蔵庫で保存する。

この製品の良いところはなんといっても、いろんな食材を必要とする料理で、白菜とかピーマン、玉ねぎといったものを一つ用意すればできるというところ。独居老人生活では、いろんな食材を用意すると、残ったものの処分に困るわけで、比較的保存のきくこういった食材を一つたせば良いというのは、なかなか独居老人のニーズに合っていると思う。もっとも青椒肉絲を作った時は豚肉もプラスしたけれど。

今回酢豚を作ったのは、リンガーハットの工場直売で玉ねぎをもらって、どうしようかと考えて、玉ねぎだけ足せば良いというこの製品を思い出したから。
そういう意味では、余った食材の処分にも役立つといえるかもしれない。

高齢社会、しかも独居老人が増える時代、そのニーズに合った新製品は、まだまだ出てくるのではないだろうか。

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