意思決定過程の類型~創造とジレンマ
- 2015/10/20
- 23:49
本記事は、「ジレンマとボードゲームにおける意思決定過程の3類型」における議論を修正するものとして書かれております。はじめにそもそも、なぜこんな記事を書こうとしてるのか? ということからきちんと話しておいた方が良かったかもしれません。きっかけはもう1年近く前になる、カレー / I was gameさんとterrasimaさんのツイートです。注1僕は長考というのがあまり好きではないので、ボードゲームからジレンマという要素が...
ゲーム内行為の定義について~ゲームの系とプレイヤーの系
- 2015/10/07
- 05:57
井戸さんからの前回のコメントぷらとん@platon_dorotheaさんのブログにコメント。
http://t.co/kfzaJWwcfL
ゲーム内行為の定義の話が、ついには人間と世界のかかわりかたみたいな話になってきている。— 井戸 里志 (@kan_jiro) 2015, 10月 5を受けましての返答になります。>ゲーム内行為の定義の話が、ついには人間と世界のかかわりかたみたいな話になってきている。中田吉法さんがGameDeep vol.28の冒頭でおっしゃっ...
ボドゲのメカニクスの多様な現れについて
- 2015/10/05
- 05:52
いわゆるボードゲームのメカニクス(システムとも。部分的な仕組みのこと。)とは、一意なものではない。分析の仕方によって同じゲームでも多様な現れ方をする。そして、善いゲームにおいては、その分析が十分妥当なものである限り、どの現れ方のメカニクスからも面白さが生まれるような気がする。— ぷらとん@アナログゲーム批評理論研究 (@platon_dorothea) 2015, 10月 4これで全部言い尽くされてるんですけれど、多分伝わってない...
ゲーム内行為の定義について~入出力と介在者
- 2015/10/03
- 06:35
井戸さんへ。返信が遅くなってすみませんでした。色々悩んでみました結果、ちょっと観念的な議論に戻ります。一般に、ゲーム内行為とは、当人の系から出力され、ゲームの系に入力される、一連の働きのことだろうと思います。matsunagaさんのおっしゃっていた「入力可能性」という話は、そもそもゲームの系がそのゲームのルールによって、それ(ゲーム内行為的な何か)を自身の系に対する入力として受け容れるかどうかが、系の状態...