ドラマ的ビフォーアフター「世界の七不思議」 before play 4/4
- 2014/05/03
- 07:10
before play 3/4 の続き公理価値と主観価値の接合点についてということで。今まで話してきたことから、「軍事交戦の得点」、「科学建造物のシンボルの得点」、「連鎖」それから「コインの獲得」などといった点で、戦略的に意味があること(公理価値)と、戦略と無関係に楽しみを覚えそうなこと(主観価値)とが、上手く結びつくような気はするな。少なくとも吾輩としては。詰まるところ、世界の七不思議は善いゲームたる条件を満た...
ドラマ的ビフォーアフター「世界の七不思議」 before play 3/4
- 2014/05/03
- 07:08
before play 2/4 の続き戦略と直接には関わらない楽しみどころについて~主観価値まず、アクションの基本が「建造物カードを建造すること」であるとすれば、吾輩らプレイヤーは、自身の都市ボードの前に建造物カードが並んでいく様に、喜びを覚えるか、煩わしさを覚えるか、でゲームを楽しめるかどうかが分かれると言えるな。まあ、そうですかね。僕は、マークがきれいに並んでいるのを眺めるだけでもわりと嬉しくなってくる方なの...
ドラマ的ビフォーアフター「世界の七不思議」 before play 2/4
- 2014/05/03
- 07:05
before play 1/4 の続き戦略と直接関わる点について~公理価値カードを選んだ後そのカードを用いて行うアクションとは、一応3種用意されている。しかし、吾輩が思うには、基本的にそのカードを建造するというのがアクションの大半になるのではないかと思う。まあ、カードの名前自体、「建造物カード」ですもんね。それに、全く建造を行わずに、カードを捨て札にして3コインを得ることを繰り返せば、最終的に18点を得てゲームは...
ドラマ的ビフォーアフター「世界の七不思議」 before play 1/4
- 2014/05/02
- 04:31
登場人物ぷらとん一見大人しそうな、ボードゲーム初心者。一人称は「僕」。「ボードゲームの批評理論」を妄想するアリストくれすに付き合う、類い希なる変人。アリストくれす自己主張が強く、意味不明なことを口走る初級ボードゲーマー。一人称は「吾輩」。ぷらとんより年配という設定、らしい。※ この物語の登場人物はフィクションです。基本的には。アリストくれすさん、新しいボードゲーム買ってきましたよ。ほう。どれどれ、...