
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
東京芝浦電気の卓上式ツースピーカーラジオ
「うぐいすGS 5UE-526」であります。
発売は
昭和36年(1961年)、大手メーカー品と云うこともあって、残っている資料も多いのですが、なぜか価格に関する資料が皆無でして、当時の定価は一切不明であります。
ヽ(  ̄◇ ̄)ノ
ラジオのサイズは、
幅526mm×高175mm×奥140mm、ツースピーカーモデルの中では比較的中型のサイズとなりますが、けっこう邪魔な横幅でありますよねー
( ̄o ̄ )ノ
キャビネットの材質はプラスチック製、真っ赤な
「Toshiba」のエンブレムも無暗に豪華そうで、淡いグリーン系のカラーリングも、如何にも
「うぐいす」と云った感じでとても素敵であります。
フロント全面をクリアパーツで覆ったキャビネットは、直線基調のスッキリとしたデザインで、堂々としたスタイリングは、とても良い雰囲気でありますよねー
(⌒∇⌒)ノ
四個のダイヤルツマミは、左端から電源スイッチ兼音質調整、ボリューム調整、フォノ(PHONO)切替スイッチ兼バンド切り替え、そして、選曲チューナーとなっております。
使用真空管は
mT管(12BE6-12BA6-12AV6-30A5-35W4)、自社製の
5吋パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させ、とても良い音で鳴っております。
( ̄◇ ̄)♪
左右にスピーカーを配した堂々とスタイルなのですが、スピーカーが二個付いていると云うだけでして、当然のように
モノラル再生となりますw
(`・ω・´)キリッ
そんなわけで、今回も
オクで格安で入手(骨董品屋サンの出品でしたけどw) ツマミが不揃いですが、ラジオの受信は出来ると云う
ジャンク品でありました。
( ̄o ̄ )ノ
早々に到着したラジオのレストアの開始となりましたが、プラ製の筐体は、天板に小さな焦げがある程度で、クリーニングだけでなんとかなりそうな感じであります。
ヾ( ̄  ̄ )
シャーシは、とりあえず目視でチェックと行ったところ、以前の所有者サンの手で
魔改造が施されておりまして、
チョークコイルを使った
電源平衡化回路が組み込まれておりました。
いやいや驚きましたねーw、おそらく真空管アンプに精通した方の仕業だと思うのですが、その他は大きなトラブルも無さそうなので、電源ケーブルを新品に交換、電源を投入してみますた。
無事に電源は入ったのですが、ウンともスンともモノを言いませんでして、結局、出力トランスの断線が原因で、いつもの
中華トランスに置き換えてやって無事に音出しに成功となりました。
この状態で受信できる訳ないのですが、ま、骨董屋さんの出品物なんて、いつもこんな感じでして、
「動く」とか
「入る」とか
「鳴る」って云う言葉を真面に信じちゃダメですよねー
(`・ω・´)
平衡化回路の取り外しも考えましたけど、せっかくですし、このまま利用させて頂くとして、残りの
ペーパーコンデンサーを数個交換、IFTを455KHzに調整し半日ほどエーシングであります。
あとは、ノイズの元となる
焦げたセメント抵抗と、無理やり取り付けられた
軸の長さカタチが違うボリュームを新品に、割れていた
バリコン用 プーリーも中古良品に交換となりました。
キャビネットは、汚れで真っ黒の筐体に換気扇クリーナー攻撃、あとは、300番の荒目から1500番くらいの細目までの耐水ペーパーで、ひたすら表面の傷を削り取って行きますw
( ̄^ ̄)b
そしてピカールで磨きだしを行って鏡面処理を実施、右側フロントグリルの
紛失したエンブレムは、銅版でベースを制作して
PCを駆使して自作デカールを作成し、それらしく仕上げてみました。
不揃いのツマミは、ネコ型ロボットのポケット
(ジャンクボックスとも云うw)を漁って、オリジナルと似た意匠のモノを四個発掘
(⁎˃ᴗ˂⁎).、早々に取り付けてやりました。
最後に動画もアップしましたが、音声に歪みもなく、とても良い音で鳴っていまして、さすが、
ツースピーカーと云ったところでありますよねー
( ̄◇ ̄)♪
ささ、ということで、猛烈な熱波でバテバテでありますけどw
ま、ぼちぼちと、頑張って行ってみましょー
でわでわ
ヾ((○*´ω`*))ノジ
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2024/07/23 23:28:37 | |
トラックバック(0) |
古いラジオ | 音楽/映画/テレビ