ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の真空管式ラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノいってみよー!
ということで、
米国フェデラル・スタンダード(Federal Standard)の真空管ラジオから、
「Model 1040TB」であります。
チューニングダイヤルとボリュームだけのシンプルな筐体は、まる
で小型ヒーターwのようでありまして、とてもユニークなデザインでありますよねー
サイズは幅25cm×奥行き13cm×高さ16cm、太いスピーカーグリルの桁も特徴的で、正真正銘のフィフテーズからやってきた、古き良き時代の米国製ラジオであります。
(⌒∇⌒)ノ
筐体は
ベークマライト製、当時、最新の射出成型技術で製造された複雑な造形は、所謂(いわゆる)
「MID CENTURY DESIGN」と云われる、流行のデザインスタイルとなります。
( ̄◇ ̄)♪
ちなみに、この
「1040TB」と云うラジオは、終戦直後の
昭和22年から
昭和27年(1947年-1952年)まで発売され、キャビネットはそのままで、中身のシャーシのみ年々更新されておりました。
今回、当方でレストアしたラジオは、mT管
(12BE6-12BA6-12AV6-50C5-35W4)が使用されており、そんなわけで、晩年の
昭和27年(1952年)頃の発売と思われます。
トランスレス5球スーパーで、
4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させており、クラシカルな良い音で鳴っております。w
( ̄◇ ̄)♪
いずれにしても、終戦直後の昭和22年、すでに、こんな凄いラジオを製造してしまう米国電機メーカーって、当時の日米の基礎工業力の差を、まざまざと見せつけられる思いでありますよねー
米国では、一般大衆向けに販売されたラジオなのですけど、GHQ統治当時の日本人は、米軍が持ち込んだこれらのラジオを、どんな気持ちで眺めていたのでしょうか。
(´・ω・`)
と云うことで、今回も国内オクで
(米国製のラジオですがw)超格安で入手、一応受信しているけど、音声が大きくならずに、キャビネットも埃まみれと云う、
ジャンク品でした。
ヾ( ̄  ̄ )
また、裏板が紛失しており、本来は裏板に取り付けてあるハズのループアンテナが、
筐体の中でブラブラしているという、なんともトホホな状態でありますた。
早々に到着したラジオのレストアですが、とりあえず、丸めた状態のループアンテナをなんとかしてやらなければ、ちゃんとした受信テストもままならない状態でありますw
そんなわけで、まずは裏板の製作から開始でありまして、
2.5mm厚のMDFボードから切り出して、それらしくカタチを整えて、丸められたループアンテナを
チマチマと貼り付けてやりますた。
これでやってテスト開始でありまして、とりあえず受信はしている、とのことでしたので、ACラインのコンデンサーと、硬くなった電源コードを交換、電源を投入してみました。
結果、なんとか放送は受信しておりますが、ブッーと云うハム音が強烈でして、完全に、紙製のブロックコンデンサーの容量抜けの模様であります。
( ̄^ ̄)b
そんなわけで、新しいコンデンサー(47μF)を2個組み合わせラグ板で固定、残りのペーパーコンデンサー数個も新品に交換、とりあえずシャーシのレストアは完了であります。
( ̄▽ ̄)b
ついでに、この時代の米国製ラジオは、ヒューズを実装してないため、少々気持ち悪いものがありますので、自動車用ヒューズボックスを流用して、0.5Aのヒューズを追加してやりました。
ささ、ということで、今月も終わってしまいますねー
ま、ぼちぼち、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。
Posted at 2019/08/29 23:48:36 | |
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