
ども、、
えー、本日も、古(いにしえ)の卓上型式ポータブルラジヲと行ってみましょー
( ̄o ̄ )ノうぇーいー!
ということで、米国
フィルコ社(PHILCO)のポータブル真空管ラジオから、
「Model 51-632」であります。
発売は
昭和26年(1951年)、サイズは幅270mm×奥行120mm×高さ200mm、初期のトランジスターラジオのように見えますが、真空管で作動するポータブルホームラジオとなります。
( ̄▽ ̄)b
キャビネットはプラスチック(ハイインパクトスチール樹脂)製、ダイヤルスケール周り造形物はダイカスト製で、
折り畳み式の丈夫な取っ手も取り付けられておりました。
( ̄ー ̄)σ
チューニングダイヤルとボリュームを左右側面に配し、
下膨れwで愛嬌のある丸っこい本体はとてもユニークなデザインで、キャラ立ちまくりであります。
( ̄◇ ̄)♪
また、マルーンの本体に、ゴールドに輝く
「PHILCO」のロゴマークプレートやダイヤル周りの構造物等々、
無暗やたらと豪華そうで最高でありますよねー
(`・ω・´)b
そして、電源スイッチは、
ダイヤルスケールのカバーと連動しており、フロントのボタンを押してバネ式のカバーを開けると電源が入るという、大変凝った造りとなっております。
使用真空管は
電池管(1R5-1U4-1U5-3V4)の4球、整流はセレン整流器で、自社製
4インチ・パーマネント・ダイナミックスピーカーを駆動させております。
(`・ω・´)キリッ
AC/DCの二電源切替式ですが、DCで運用する場合は、当時、各電池メーカーから発売されていた、専用のバッテリーパック
「A電源1.5V+B電源90V」が必要でありました。
ヾ( ̄  ̄ )
しかし、当然のやうにw、現在ではそんな珍しいバッテリーパックは入手不可能ですし、必然的にAC100V電源での運用が中心となってしまいますよねー
と云うことで、今回も国内オクで
(米国製のラジオですがw)超格安で入手、一応受信してるけど筐体はキズだらけで割れや欠けもある、と云う
ジャンク品でありました。
( ̄◇ ̄)♪
そんなわけで、早々に到着したラジオのレストア開始でして、セレン整流器をシリコンダイオードに、日本国内100V電源に合わせてドロッパー用の抵抗とACラインのコンデンサーも交換であります。
結局、これだけで、とても良い音で鳴り始めてくれましたので、固くなった電源コードと、残りのペーパーコンデンサーも交換、半日ほどエーシングと行ってみますた
( ̄^ ̄)b
キズだらのキャビネットは完全に分解して換気扇クリーナーで強力洗浄、
欠けた部分は、プラ板と瞬着パテで
カタチを整え、サーフェサーで下地を均してやりました。
資料的観点から、極力塗装は行いたくないのですが、こうなっては仕方ありませんw、全体にタミヤのマルーンを吹いて、サランネットも新品に張り替えてやりました。
( ̄ー ̄)σ
あと、交換されていた
変なカタチの左右ダイヤルツマミは、ジャンクボックスから
オリジナルに近いカタチのモノを二個発掘、軸を加工して無理やり取り付けておりますw
( ̄◇ ̄)♪
最後に動画もアップ、懐かしの楽曲は、例によってAMトランスミッターで飛ばしてやって再現してみますたが、さすがわ天下のフィルコサンですよねー、とても良い音で鳴っておりますねー
ちなみに、専用バッテリーパックでありますけど、海外では、
9V電池を10個ほど直列にして自作してしまうという強者も存在するみたいで、なんか凄いですよねー
ささ、ということで、あっと云う間の7月でありましたけど、
ま、ぼちぼち、頑張って行ってみましょー
でわでわ、、
※写真はクリックで拡大します。( ̄▽ ̄)b
Posted at 2023/07/31 23:00:02 | |
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