Paris同時多発テロ
危険だから外に出るなと、家に留まるようにと、TF1の放送。
死者数の報道は 46人までふくらんだ。
バラク・オバマによるコメントも報じられ始めた。
オランド大統領のテレビスピーチでは、非常事態宣言と国境封鎖、外出の自粛を呼びかけた。
→翌朝、国境警備を強化するという趣旨で、封鎖ではないと訂正のコメントが流れた。
フランスでは、全土に警戒が広がっている。
昨日の朝のニュースでは、既にテロに警戒態勢をとるということで、特に国境に3万人もの警官を動員していた。今日の事態は予見されていたのだろうか?
フランスのお医者さんのストライキは吹っ飛んだようで、パリ市内は郊外も含めて全ての病院が臨戦態勢らしい。
明日土曜日は、イル・ド・フランスの全ての学校・大学が閉鎖されるとのこと。土曜日ではあるが。
土曜になって、学校のみならず、市場、博物館・美術館などあらゆる公共機関が閉鎖されることと拡大された。
今晩は、金曜の夜でいつも賑わっているはずのシャンゼリゼやパスティーユが死んだようになっているらしい。
イスラム国との戦争の一環だとテレビで発言中の解説者。
なかなか情報が入らなかった多発テロの一つのバタクラン劇場も、不明確ながら、3人のテロリストが劇場内で打倒されたと報じられた。殺されたとのこと。
結局パリ市内では7箇所でテロが行われた。カミカゼと呼ばれる自殺テロは二人が行ったとのこと。
バタクラン劇場で人質に取られていた人が外でインタビューに答えている。つい先ごろ、解放されたとのことである。それでも多数の犠牲者がでている模様。一節によれば数十人、また別の報道によれば100人が死亡ともいう。
オランド大統領は首相、内相、司法大臣を伴い、特に多くの死者を出したバタクランを訪れた。
バタクランでの死者は120人に上ったそうだ。あまりに悲惨な数字に呆然となる。
→一夜開けたら、全体で127人、バタクランでは80人死者とのこと。
なお、フェイスブックではフランスやパリに住んでいるらしい人向けに安否報告のボタンが現れ、これを押すとウォールに無事ですという表示がされるらしい。
ご心配おかけしました。
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