news:離婚訴訟中に妻を精神病院に強制連行
呆れる限りのニュースだ。
判決によると、女性は2009年、離婚訴訟を起こした。しかし、判決直前の11年1月、別居中の夫が業者6人を連れて自宅を訪問。業者は同居の長女らを押さえつけるなどして女性を連れ出し、府立精神医療センターに搬送、入院させた。女性は即日、退院したが、女性と長女は首や手に軽傷を負った。判決で森木田裁判長は、女性を強制入院させたのは、財産分与を免れることが動機だったと指摘し、「女性は精神科医療を受ける必要はなかった。精神医療の現場を巻き込み、悪質性は高い」と述べた。
業者ともども刑事罰が相当だと思うがどうか?
略取誘拐、逮捕監禁致傷、詐欺未遂、色々考えられよう。
記事には、刑事立件されたとは書かれていないが、されていないとも書かれていないので、よく分からない。しかし、少なくとも民事賠償で済まされる話ではない。
| 固定リンク
「法律・裁判」カテゴリの記事
- Arret:欧州人権裁判所がフランスに対し、破毀院判事3名の利益相反で公正な裁判を受ける権利を侵害したと有責判決(2024.01.17)
- 民事裁判IT化:“ウェブ上でやり取り” 民事裁判デジタル化への取り組み公開(2023.11.09)
- BOOK:弁論の世紀〜古代ギリシアのもう一つの戦場(2023.02.11)
- court:裁判官弾劾裁判の傍聴(2023.02.10)
- Book:平成司法制度改革の研究:理論なき改革はいかに挫折したのか(2023.02.02)
コメント