bankruptcy:冨安が破産
しかし上記毎日の記事は今ひとつハッキリしない。
いったんは民事再生により、韓国の焼酎メーカーが支援することで合意したが、最近の不況で支援が困難となり、破産に至ったという。
記事の最後には、同地裁が1月21日に破産手続開始を決定したとあり、牽連破産かとも思われる。しかし記事冒頭には「4日までに、福岡地裁久留米支部から破産手続きの開始決定を受けた。」
1月21日も、2月4日「まで」に含まれるという趣旨であろうか。
それに、1月21日に破産手続開始決定だとすれば、2週間も破産管財人の管理下にあるのに、従前通りのウェブページが掲載されている。ただしさすがにオンラインショッピングのCGIは消されているようだが。
いずれにしても、200年も続いた造り酒屋の酒がもう飲めなくなるのかと思うと、飲んでみたかったと思わざるを得ない。
醸界タイムス:「冨の寿」醸造元冨安 老舗銘柄存亡の危機が昨年までの経緯について詳しい。
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