共産主義・社会主義再考
★Austin Murphy著、The Triumph of Evil: The Reality of the Usa's Cold War Victory は共産主義体制と資本主義体制についての多くの根本的な嘘や誤解を暴いた名著だが、その中から、比較に最も適していると思われる東西ドイツについて、秘密警察や経済の効率性に着目して比較した箇所の要点を抜き出してみた。
資本主義と共産主義の比較(東西ドイツの秘密警察と経済):"The Triumph of Evil(勝ち誇る悪)"より
★Austin Murphy著、The Triumph of Evil: The Reality of the Usa's Cold War Victory は共産主義体制と資本主義体制についての多くの根本的な嘘や誤解を暴いた名著だが、その中から、どちらがより残酷で非人道的なシステムだったのか、「非武装の民間人の大量殺戮」と云う点に着目して比較した部分の要点を抜き出してみた。
資本主義と共産主義の比較(非武装の民間人の大量殺戮):"The Triumph of Evil(勝ち誇る悪)"より
★Bruni de la Motte と John Green 著、Stasi State or Socialist Paradise?: The German Democratic Republic and What Became of It (2015年)の紹介記事の抄訳。殆どの人が誤解している東独と西独の本当の姿とは?
社会主義の天国でも秘密警察の地獄でもない(抄訳)
ソ連の経済システムがどれだけ優秀だったかを解説する動画。最近では殆ど妄想によって形作られたロシアや中国やその他旧共産主義/社会主義諸国について好き勝手に語るのが流行りだが、こう云う傾向は本当に危ないと思う。今は学術本を一冊も読んだことの無い様な人でさえ平気で情報発信しているし、メディアの劣化も甚だしいので、現実と云うものはもっと複雑でニュアンスに富んだものだと指摘する声は解り易い怒鳴り声の前に掻き消されてしまう。ソ連は決してユートピアなどではなかったが、昨今の反共主義者達が妄想する様なディストピアでもなかった。そして様々な点に関して資本主義経済よりも優れた点を幾つも持っていた。そんな筈は無い!と脊髄反射的に反応する人は大抵、資本主義陣営の実態が見えていないし、共産主義陣営が置かれていた社会的・経済的コンテクストを無視している。事実に基付く批判や議論なら大いに結構だけれど、そんなものを今の日本語環境で目にすることは至難の業だ(とにかく口を開く前に本を読め!)。
The Soviet Economy was INSANE(ly good) (Responding to Casual Scholar)
大多数の人々の生活の質と云う点から見れば、社会主義は資本主義よりも優れている。資本主義の目的が利益の追求であり、従って人々の生活を向上させる実体経済の成長は必要とされないのに対し(第二次大戦後の先進諸国で起こった様な、大多数の人間が成長の恩恵に与れるタイプの経済成長は、歴史的・地政学的に見て例外的な事象だ)、社会主義は人間が社会的な存在であることを踏まえた上で、より害の少ない(社会主義はユートピアを意味する訳ではない)経済発展を志向する。
Socialism Is Better Than Capitalism...Right?
★2021/09/23のハキム氏の解説動画の要点。
社会主義は実際、科学的に見て優れている(要点)
★ソ連経済はダメダメだった、とする解説に対する反論動画の要点を纏めてみた。
ソ連経済の解説(『経済解説』に対する反論)(要点)
★1986/04/15にマイケル・パレンティ氏がコロラド大学で行った講演、「米国の介入主義、第三世界、そしてソヴィエト連邦」の要点を紹介する。
米国の介入主義、第三世界、そしてソヴィエト連邦(要点)
★Michael Parenti著、Blackshirts and Reds: Rational Fascism and the Overthrow of Communismのレビュー。
反共主義の嘘と迷妄をざっくり暴く快著
★1986/04/15にマイケル・パレンティ氏がコロラド大学で行った講演、「米国の介入主義、第三世界、そしてソヴィエト連邦」の要点にコメントを加えた。
米国の介入主義、第三世界、そしてソヴィエト連邦———パレンティ(要点とコメント)
反共プロパガンダ全般の嘘について、大変為になる参考文献リスト。
r/communism
関連スレッド。
世界の共産党・労働党
スターリン再考
ソ連とソ連解体再考
毛沢東再考
ヴォルィーニの虐殺とヴィスワ作戦
資本主義と共産主義の比較(東西ドイツの秘密警察と経済):"The Triumph of Evil(勝ち誇る悪)"より
★Austin Murphy著、The Triumph of Evil: The Reality of the Usa's Cold War Victory は共産主義体制と資本主義体制についての多くの根本的な嘘や誤解を暴いた名著だが、その中から、どちらがより残酷で非人道的なシステムだったのか、「非武装の民間人の大量殺戮」と云う点に着目して比較した部分の要点を抜き出してみた。
資本主義と共産主義の比較(非武装の民間人の大量殺戮):"The Triumph of Evil(勝ち誇る悪)"より
★Bruni de la Motte と John Green 著、Stasi State or Socialist Paradise?: The German Democratic Republic and What Became of It (2015年)の紹介記事の抄訳。殆どの人が誤解している東独と西独の本当の姿とは?
社会主義の天国でも秘密警察の地獄でもない(抄訳)
ソ連の経済システムがどれだけ優秀だったかを解説する動画。最近では殆ど妄想によって形作られたロシアや中国やその他旧共産主義/社会主義諸国について好き勝手に語るのが流行りだが、こう云う傾向は本当に危ないと思う。今は学術本を一冊も読んだことの無い様な人でさえ平気で情報発信しているし、メディアの劣化も甚だしいので、現実と云うものはもっと複雑でニュアンスに富んだものだと指摘する声は解り易い怒鳴り声の前に掻き消されてしまう。ソ連は決してユートピアなどではなかったが、昨今の反共主義者達が妄想する様なディストピアでもなかった。そして様々な点に関して資本主義経済よりも優れた点を幾つも持っていた。そんな筈は無い!と脊髄反射的に反応する人は大抵、資本主義陣営の実態が見えていないし、共産主義陣営が置かれていた社会的・経済的コンテクストを無視している。事実に基付く批判や議論なら大いに結構だけれど、そんなものを今の日本語環境で目にすることは至難の業だ(とにかく口を開く前に本を読め!)。
The Soviet Economy was INSANE(ly good) (Responding to Casual Scholar)
大多数の人々の生活の質と云う点から見れば、社会主義は資本主義よりも優れている。資本主義の目的が利益の追求であり、従って人々の生活を向上させる実体経済の成長は必要とされないのに対し(第二次大戦後の先進諸国で起こった様な、大多数の人間が成長の恩恵に与れるタイプの経済成長は、歴史的・地政学的に見て例外的な事象だ)、社会主義は人間が社会的な存在であることを踏まえた上で、より害の少ない(社会主義はユートピアを意味する訳ではない)経済発展を志向する。
Socialism Is Better Than Capitalism...Right?
★2021/09/23のハキム氏の解説動画の要点。
社会主義は実際、科学的に見て優れている(要点)
★ソ連経済はダメダメだった、とする解説に対する反論動画の要点を纏めてみた。
ソ連経済の解説(『経済解説』に対する反論)(要点)
★1986/04/15にマイケル・パレンティ氏がコロラド大学で行った講演、「米国の介入主義、第三世界、そしてソヴィエト連邦」の要点を紹介する。
米国の介入主義、第三世界、そしてソヴィエト連邦(要点)
★Michael Parenti著、Blackshirts and Reds: Rational Fascism and the Overthrow of Communismのレビュー。
反共主義の嘘と迷妄をざっくり暴く快著
★1986/04/15にマイケル・パレンティ氏がコロラド大学で行った講演、「米国の介入主義、第三世界、そしてソヴィエト連邦」の要点にコメントを加えた。
米国の介入主義、第三世界、そしてソヴィエト連邦———パレンティ(要点とコメント)
反共プロパガンダ全般の嘘について、大変為になる参考文献リスト。
r/communism
関連スレッド。
世界の共産党・労働党
スターリン再考
ソ連とソ連解体再考
毛沢東再考
ヴォルィーニの虐殺とヴィスワ作戦
- 関連記事
-
- 現在の反ファシズムの動き 2024/11/18
- フード・システムの再編 2024/11/17
- 共産主義・社会主義再考 2024/11/16
- クリミア 2024/11/16
- 世界の共産党・労働党 2024/11/14