毛沢東再考
★Austin Murphy著、The Triumph of Evil: The Reality of the Usa's Cold War Victory は共産主義体制と資本主義体制についての多くの根本的な嘘や誤解を暴いた名著だが、その中から、比較に最も適していると思われる東西ドイツについて、秘密警察や経済の効率性に着目して比較した箇所の要点を抜き出してみた。
資本主義と共産主義の比較(東西ドイツの秘密警察と経済):"The Triumph of Evil(勝ち誇る悪)"より
★Austin Murphy著、The Triumph of Evil: The Reality of the Usa's Cold War Victory は共産主義体制と資本主義体制についての多くの根本的な嘘や誤解を暴いた名著だが、その中から、どちらがより残酷で非人道的なシステムだったのか、「非武装の民間人の大量殺戮」と云う点に着目して比較した部分の要点を抜き出してみた。
資本主義と共産主義の比較(非武装の民間人の大量殺戮):"The Triumph of Evil(勝ち誇る悪)"より
★Dongping Han著、The Unknown Cultural Revolution:Life and Change in a Chinese Village のレビュー。既存の文化革命観を根底から覆す画期的フィールドワーク
ゴドフリー・ロバーツ氏による大躍進政策のデバンキング記事と、賀茂川耕助氏による邦訳。スターリンの「ホロドモール」と同じく、毛沢東の大躍進政策も、西洋では大きく歪められた言説が罷り通って来たが、これは資本主義陣営の反共プロパガンダに加えて、毛沢東の死後の鄧小平政権が前政権の成果を否定するキャンペーンを始めたことも影響しているだろう。新たに明らかになったデータや文書に基付いて再検証を行ってみれば、毛沢東は「中国に飢饉を引き起こした人物」ではなく、「中国から飢饉を根絶した人物」と云う風に評価が逆転する。無論失敗は色々有った訳だが、意図的なジェノサイドだったなどと云う主張は悪意有るデマに過ぎない。因みにこの記事に出て来る Han Dongping、Mobo Gao 両氏の著書は以前にレビューで紹介したが、どちらも目から鱗の落ちる読書体験だった。

Mao's Great Leap: More successful than we thought
No. 1738 毛沢東の大躍進政策:思った以上に成功だった
No. 1739 毛沢東の大躍進政策:その後は?
中国が朝鮮戦争に参戦するまでの経緯を描いた中国CGTNのドキュメンタリー。この時の状況はウクライナ紛争に於けるロシアに似ている。ミンスク合意によってドンバス戦争をウクライナの内政問題として何とか外交的に解決しようとプーチンが奔走したのと同様、建国したばかりの中華人民共和国は戦争などしたくなかった。朝鮮戦争は朝鮮の内戦と位置付け、自分達は建国と復興に集中したかった。そして今日のロシアと同様、アメリカ帝国とも平和的な共存を望んで外交交渉による関係改善を熱心に望んでいたが、ワシントンの帝国主義者陣営は北京からの度重なる警告を一切無視して取り合わなかった。そして代理戦争に於けるジェノサイドと侵略を支援し、本丸(ウクライナ紛争の時はロシア、朝鮮戦争の時には中国)を武力によって屈服させると云う野望を決して諦めず、戦争をエスカレートさせた。銘記しておくべきなのは、DRPKも中国もソ連も、共産主義陣営はどの国も戦争など望んでいなかったと云う点だ。彼等は世界に共産主義イデオロギーを広める為でも、モスクワの世界征服指令に従っていた訳でもなく、単に自国の主権と独立を侵略者の魔の手から守ろうとしていたに過ぎない。今日のロシア軍もそうだが、彼等は自分達自身の自由を守る為に戦っていたからこそ、決して諦めなかったのだ。この点を帝国主義陣営は決して理解しなかった。ヴェトナム戦争で他国へのこの無理解の所為で手酷い敗北を喫した後ですら、彼等は、非白人にも独立した意志や欲求や願望が有り、自分達の観点から物事を見て、自分達の生活向上を望んでいると云う極く当たり前の事実を見ようとしない。だから「連中の言うことは全く理解出来ない。連中は狂信者だ」と片付けたがる。だがそれは帝国主義者共の無知と傲慢さが言わせる与太話だ。
Enemy on the doorstep: China's involvement in the Korean War
★中国の一人っ子政策を批判して来た人口学者Yi Fuxian氏の著書『空の巣の中の大国』(初版2007年)からの抜粋。
金持ちに課せられた一人っ子政策(抜粋)
共産党100周年記念大祭で毛沢東を称える中国人達。まぁ大抵の日本人はこの光景を見て「中国人は洗脳されている!」とか思うのでしょう。自分達の方こそ長年反共プロパガンダによってそうした差別感情を植え付けられて来たと云う現実は見えないままに。
Chairman Mao ‘sees prosperous China’ at gala as 1.4 billion people’s embracing of CPC shocks world
文化革命では多くの既得権益層が特権を剝奪されたが(真の革命とはそう云うものだ)、元々発言力の大きい彼等の恨み節が、文革のその後の評価に大きな影響を与えている。これは西側諸国だけでなく、中国国内に於てもどうやらそうらしい。
Cultural Revolution never forgotten in Chinese textbooks or society
習近平氏の、15歳からの7年間の農村生活を振り返る動画。彼は父親が党の大物だったにも関わらず、貧しい庶民の暮らしを自分の実体験として知っている。私は安倍やトランプやマクロンが、仮令選挙目当ての一時のパフォーマンスとしてでさえ、汗と泥に塗れて裸足で肉体労働をする所などとても想像出来ない。「都市部のエリート層の若者が貧しい農村の現実を知る」と云う流れは、毛沢東が唱導した文化革命の所産だ。習近平政権の史上最大の貧困撲滅作戦は、間接的に毛沢東政権の半世紀後の遺産と言えなくもない。
Xi Jinping's youth: Humble beginnings in the Chinese countryside
★中国の大躍進政策の「失敗」について、ジョセフ・ポール氏のデバンキング記事。
毛沢東は本当に大躍進政策で何百万人も殺したのか?(要点)
「毛沢東は大躍進で3,000万の中国人を意図的に殺害しただろう」と云う質問に対するレイモンド・ロッタ氏の反論。極くシンプルな説明だが、度々妨害を受けて喋らせて貰えない様子が見て取れる。西洋が流しているデマに反論するとなると、とにかく話を聞いて貰うだけでも一苦労なのだ。恐らく多くの白人や名誉白人にとって、中国人やロシア人やその他の非白人種が生来的に道徳的に劣った存在であることは、自らのアイデンティティの根幹に関わることなのだろう。誰か公然と見下して差別することが許される存在が、彼等には必要なのだ。
Raymond Lotta Takes on Lies about Mao's Great Leap Forward
長征を終えたばかりの中国紅軍の数ヶ月を外国人の視点から描き出したエドガー・スノーの傑作ルポ、Red Star Over China に捧げられた中国の作曲家、赵季平(Zhao Jiping)の同名の曲(交響組曲「延安」の一部)。
★James Bradley著、The China Mirage: The Hidden History of American Disaster in Asia の私のレビュー。「自分達が勝手に作り上げた幻想に基付いて中国について何かを言う」と云う西洋諸国の姿勢は、21世紀の今に至るまで全く進歩が見られない。
誤解と偏見と嘘だらけの米中関係史
壊滅的な一人っ子政策時代には、「『新人口論』を著した馬寅初を批判した毛沢東は、中国の人口爆発に責任が有る」とする批判が為されたが、これは3つの点で誤り。
1.毛は何度も避妊の普及に尽力している(但し一人っ子政策の様に強制的なものではなかった)。
2.人口爆発の主因は多産ではなく死亡率の低下(つまり人々の生活レヴェルの向上)。
3.その後の人口動態危機を見れば、現実が新マルサス主義者の予測よりも複雑であることは明らか。似非科学に耳を貸さなかった点で毛沢東は正しかった。
(一人っ子政策を批判するYi Fuxian等の考察を参照)
馬寅初
共産党100周年記念大祭で毛沢東を称える中国人達。まぁ大抵の日本人はこの光景を見て「中国人は洗脳されている!」とか思うのでしょう。自分達の方こそ長年反共プロパガンダによってそうした差別感情を植え付けられて来たと云う現実は見えないままに。
Chairman Mao ‘sees prosperous China’ at gala as 1.4 billion people’s embracing of CPC shocks world
1949年に始まる中国の貧困緩和/削減政策の概要をざっと振り返る記事。西側では「大躍進」による飢饉の話しか出て来ないが、実際には農村のエンパワーメントは70年間継続して成果を上げている。2020年の貧困撲滅運動はこの積み重ねの上に行われている。
What are the institutional designs of China's poverty reduction governance?
Wikiに拠ればBC108年からAD1911年の間に中国では少なくとも1,828件(略毎年のペース)の飢饉が記録されているが、1962年以降はゼロ。毛沢東の評価は西側では「飢饉を起こした人物」で定着しているが、長期的な視点から見てみるとそれは「飢饉を根絶した人物」に変わる。
List of famines in China
★Mobo Gao著、The Battle for China's Past: Mao and the Cultural Revolutionの私のレビュー。毛沢東は理解不能なモンスターだったと信じるより、誹謗中傷された生身の人間だったと考える方が私には受け入れ易い。
毛沢東モンスター神話のデバンキング
反共プロパガンダ全般の嘘について、大変為になる参考文献リスト。
r/communism
関連スレッド。
天安門事件(1989年)の真相
資本主義と共産主義の比較(東西ドイツの秘密警察と経済):"The Triumph of Evil(勝ち誇る悪)"より
★Austin Murphy著、The Triumph of Evil: The Reality of the Usa's Cold War Victory は共産主義体制と資本主義体制についての多くの根本的な嘘や誤解を暴いた名著だが、その中から、どちらがより残酷で非人道的なシステムだったのか、「非武装の民間人の大量殺戮」と云う点に着目して比較した部分の要点を抜き出してみた。
資本主義と共産主義の比較(非武装の民間人の大量殺戮):"The Triumph of Evil(勝ち誇る悪)"より
★Dongping Han著、The Unknown Cultural Revolution:Life and Change in a Chinese Village のレビュー。既存の文化革命観を根底から覆す画期的フィールドワーク
ゴドフリー・ロバーツ氏による大躍進政策のデバンキング記事と、賀茂川耕助氏による邦訳。スターリンの「ホロドモール」と同じく、毛沢東の大躍進政策も、西洋では大きく歪められた言説が罷り通って来たが、これは資本主義陣営の反共プロパガンダに加えて、毛沢東の死後の鄧小平政権が前政権の成果を否定するキャンペーンを始めたことも影響しているだろう。新たに明らかになったデータや文書に基付いて再検証を行ってみれば、毛沢東は「中国に飢饉を引き起こした人物」ではなく、「中国から飢饉を根絶した人物」と云う風に評価が逆転する。無論失敗は色々有った訳だが、意図的なジェノサイドだったなどと云う主張は悪意有るデマに過ぎない。因みにこの記事に出て来る Han Dongping、Mobo Gao 両氏の著書は以前にレビューで紹介したが、どちらも目から鱗の落ちる読書体験だった。

Mao's Great Leap: More successful than we thought
No. 1738 毛沢東の大躍進政策:思った以上に成功だった
No. 1739 毛沢東の大躍進政策:その後は?
中国が朝鮮戦争に参戦するまでの経緯を描いた中国CGTNのドキュメンタリー。この時の状況はウクライナ紛争に於けるロシアに似ている。ミンスク合意によってドンバス戦争をウクライナの内政問題として何とか外交的に解決しようとプーチンが奔走したのと同様、建国したばかりの中華人民共和国は戦争などしたくなかった。朝鮮戦争は朝鮮の内戦と位置付け、自分達は建国と復興に集中したかった。そして今日のロシアと同様、アメリカ帝国とも平和的な共存を望んで外交交渉による関係改善を熱心に望んでいたが、ワシントンの帝国主義者陣営は北京からの度重なる警告を一切無視して取り合わなかった。そして代理戦争に於けるジェノサイドと侵略を支援し、本丸(ウクライナ紛争の時はロシア、朝鮮戦争の時には中国)を武力によって屈服させると云う野望を決して諦めず、戦争をエスカレートさせた。銘記しておくべきなのは、DRPKも中国もソ連も、共産主義陣営はどの国も戦争など望んでいなかったと云う点だ。彼等は世界に共産主義イデオロギーを広める為でも、モスクワの世界征服指令に従っていた訳でもなく、単に自国の主権と独立を侵略者の魔の手から守ろうとしていたに過ぎない。今日のロシア軍もそうだが、彼等は自分達自身の自由を守る為に戦っていたからこそ、決して諦めなかったのだ。この点を帝国主義陣営は決して理解しなかった。ヴェトナム戦争で他国へのこの無理解の所為で手酷い敗北を喫した後ですら、彼等は、非白人にも独立した意志や欲求や願望が有り、自分達の観点から物事を見て、自分達の生活向上を望んでいると云う極く当たり前の事実を見ようとしない。だから「連中の言うことは全く理解出来ない。連中は狂信者だ」と片付けたがる。だがそれは帝国主義者共の無知と傲慢さが言わせる与太話だ。
Enemy on the doorstep: China's involvement in the Korean War
★中国の一人っ子政策を批判して来た人口学者Yi Fuxian氏の著書『空の巣の中の大国』(初版2007年)からの抜粋。
金持ちに課せられた一人っ子政策(抜粋)
共産党100周年記念大祭で毛沢東を称える中国人達。まぁ大抵の日本人はこの光景を見て「中国人は洗脳されている!」とか思うのでしょう。自分達の方こそ長年反共プロパガンダによってそうした差別感情を植え付けられて来たと云う現実は見えないままに。
Chairman Mao ‘sees prosperous China’ at gala as 1.4 billion people’s embracing of CPC shocks world
文化革命では多くの既得権益層が特権を剝奪されたが(真の革命とはそう云うものだ)、元々発言力の大きい彼等の恨み節が、文革のその後の評価に大きな影響を与えている。これは西側諸国だけでなく、中国国内に於てもどうやらそうらしい。
Cultural Revolution never forgotten in Chinese textbooks or society
習近平氏の、15歳からの7年間の農村生活を振り返る動画。彼は父親が党の大物だったにも関わらず、貧しい庶民の暮らしを自分の実体験として知っている。私は安倍やトランプやマクロンが、仮令選挙目当ての一時のパフォーマンスとしてでさえ、汗と泥に塗れて裸足で肉体労働をする所などとても想像出来ない。「都市部のエリート層の若者が貧しい農村の現実を知る」と云う流れは、毛沢東が唱導した文化革命の所産だ。習近平政権の史上最大の貧困撲滅作戦は、間接的に毛沢東政権の半世紀後の遺産と言えなくもない。
Xi Jinping's youth: Humble beginnings in the Chinese countryside
★中国の大躍進政策の「失敗」について、ジョセフ・ポール氏のデバンキング記事。
毛沢東は本当に大躍進政策で何百万人も殺したのか?(要点)
「毛沢東は大躍進で3,000万の中国人を意図的に殺害しただろう」と云う質問に対するレイモンド・ロッタ氏の反論。極くシンプルな説明だが、度々妨害を受けて喋らせて貰えない様子が見て取れる。西洋が流しているデマに反論するとなると、とにかく話を聞いて貰うだけでも一苦労なのだ。恐らく多くの白人や名誉白人にとって、中国人やロシア人やその他の非白人種が生来的に道徳的に劣った存在であることは、自らのアイデンティティの根幹に関わることなのだろう。誰か公然と見下して差別することが許される存在が、彼等には必要なのだ。
Raymond Lotta Takes on Lies about Mao's Great Leap Forward
長征を終えたばかりの中国紅軍の数ヶ月を外国人の視点から描き出したエドガー・スノーの傑作ルポ、Red Star Over China に捧げられた中国の作曲家、赵季平(Zhao Jiping)の同名の曲(交響組曲「延安」の一部)。
★James Bradley著、The China Mirage: The Hidden History of American Disaster in Asia の私のレビュー。「自分達が勝手に作り上げた幻想に基付いて中国について何かを言う」と云う西洋諸国の姿勢は、21世紀の今に至るまで全く進歩が見られない。
誤解と偏見と嘘だらけの米中関係史
壊滅的な一人っ子政策時代には、「『新人口論』を著した馬寅初を批判した毛沢東は、中国の人口爆発に責任が有る」とする批判が為されたが、これは3つの点で誤り。
1.毛は何度も避妊の普及に尽力している(但し一人っ子政策の様に強制的なものではなかった)。
2.人口爆発の主因は多産ではなく死亡率の低下(つまり人々の生活レヴェルの向上)。
3.その後の人口動態危機を見れば、現実が新マルサス主義者の予測よりも複雑であることは明らか。似非科学に耳を貸さなかった点で毛沢東は正しかった。
(一人っ子政策を批判するYi Fuxian等の考察を参照)
馬寅初
共産党100周年記念大祭で毛沢東を称える中国人達。まぁ大抵の日本人はこの光景を見て「中国人は洗脳されている!」とか思うのでしょう。自分達の方こそ長年反共プロパガンダによってそうした差別感情を植え付けられて来たと云う現実は見えないままに。
Chairman Mao ‘sees prosperous China’ at gala as 1.4 billion people’s embracing of CPC shocks world
1949年に始まる中国の貧困緩和/削減政策の概要をざっと振り返る記事。西側では「大躍進」による飢饉の話しか出て来ないが、実際には農村のエンパワーメントは70年間継続して成果を上げている。2020年の貧困撲滅運動はこの積み重ねの上に行われている。
What are the institutional designs of China's poverty reduction governance?
Wikiに拠ればBC108年からAD1911年の間に中国では少なくとも1,828件(略毎年のペース)の飢饉が記録されているが、1962年以降はゼロ。毛沢東の評価は西側では「飢饉を起こした人物」で定着しているが、長期的な視点から見てみるとそれは「飢饉を根絶した人物」に変わる。
List of famines in China
★Mobo Gao著、The Battle for China's Past: Mao and the Cultural Revolutionの私のレビュー。毛沢東は理解不能なモンスターだったと信じるより、誹謗中傷された生身の人間だったと考える方が私には受け入れ易い。
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