土佐高知の雑記帳

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０１年９１１と同じようにながいあいだ人々に記憶されるだろう。時代を変えた出来事として。

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被災地は大きな被害にもかかわらず、少しずつではあるが復興に向けて歩み出そうとしている。
そんなニュースを聞くたびに、人間の力はすごいって思うし熱いものがこみ上げる。

だが、未だに被災地に救援に入れていない地域があると思うと胸が痛む。
フクシマ原発事故に伴う待避圏内である。

ここでは行方不明者の捜索が難航しているという。
高い放射能のため、防護服を着なければならないうえに、発見しても遺体が放射能に汚染されているために対応に苦慮しているという。

毎日放送によるときびしい現実があるという。

----（引用開始）----
被ばくした遺体の収容は容易ではない、と専門家は指摘します。
「表面の汚染したところだけ洋服を脱がせるだけでも除染できる。一番まずいのは汚染を広げること。作業する人の被ばくにつながるのがまずい」（国際医療福祉大学　久保敦司教授）
さらに、遺体を火葬することで、放射性物質が拡散するおそれもあるといいます。
「火葬したものから煙や灰に放射性物質が残る。そういう物が環境を汚染するおそれがある」（国際医療福祉大学　久保敦司教授）
----（引用終了）----

遺族たちはどんな思いだろうか。

フクシマ原発の存在が東日本大震災をいっそう暗く酷いものにしている。
その一事をもってしても、「安全神話」に洗脳されていた我々の頭脳を解放しなければならない。

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