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2019.01/16 [Wed]
いまこそ原則論に戻れ!!

ロシアとのやり取りで「手玉」にとられている日本外交。
やっぱり外交は原則論で攻めるべきだと思う。
小手先の対応では、相手に言質をとられて追い込められるという典型を安倍外交はつくったといえる。
相手はロシアだ。
海千山千の外交史をもっている国だ。
それだけに理詰めで迫っていくほかはない。
その点で、日本外交は原則的ではない。
そもそも千島問題は、旧ソ連が世界大戦末期に連合国の大義(領土不拡大)に背いて武力占領したことに端を発する。
それを米英が黙認し、サンフランシスコ条約で日本もそれを認めた。
ここに千島問題の根本問題がある。
この根本問題にメスを入れずに、自民党政府は「南千島は千島じゃない」とわけのわからないことを言って、対ソ外交・国際活動を行ってきた。
これではしたたかな旧ソ連・ロシアから妥協を引き出すことはできるはずがない。
千島問題は「西のバルト三国」ともいうべき、スターリンの拡張政策の遺産である。
それを是正させるためには二国間交渉とともに、国際社会に広くその非を訴えていくことが不可欠だ。
それでも簡単にロシアが譲歩することは難しいと思う。
しかし、これまでやってきた日本外交が何も生み出さなかったという歴史的な経験に鑑みるなら、原則論に立ち返って外交を立て直すことが問題解決の最短の道だと思う。
ちなみに歯舞・色丹は、千島列島ではなく北海道の一部であることは地理的にも歴史的にも明らか。
千島問題とは違うアプローチが必要であることは言うまでもない。
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露助にあなどりを受けてたまるか
ただし、プーチンが近年わざわざ一人の日本人の逝去に、哀悼の意を評したことがあった。共産党の諸君、いったいそれは誰だと思いますか?それは終戦を知りつつ、大陸からの日本の反攻を信じて、ルバング島で、28年間、残置諜者の命令を守って戦い続けた陸軍中野学校の小野田寛郎元少尉だ。四年前、老衰で逝去された時、プーチンはわざわざ特別に国営放送を通じて、哀悼の意を表したのです。
根を洗えば、スパイの元締めであり、21世紀の現代でも、自国を裏切って英国に寝返った部下のスパイを、ポロニウムのような放射性同位元素で容赦なく毒殺するプーチンが、敵とはいえ、祖国が屈服しても、あくまで節を屈せず、約束を守って、たった一人戦い抜いた小野田さんの姿に、秘密戦に挺身従事する男の理想を見たからにほかならない。
もし、小野田氏が生きていて、彼が特命公使として交渉にあたったなら、領土交渉も何らかの成果を引き出しえたかもしれぬが、裂帛の気概なき安倍さんにいったい何ができようぞ。唯一の希望は橋下徹氏だ。