Archive [2016年08月 ] 記事一覧
特攻専用機の「剣」の模型
この前の映画「サクラ花~桜花最期の特攻」上映に小松大洋氏から桜花、一式陸攻の模型を提供してもらった。実際に模型があると、「こんなになっていたのか」と皆さん興味をもってもらった。展示は成功だったと思う。そのとき、小松氏が「こんなものもあるんですよ」と見せてくれたのが、特攻専用機「剣」の模型。日本製ではなく外国製だという。ジュラルミンを使わず鋼製および木製とし、構造も可能な限り簡素化されは機体で、離陸...
高知新聞社説が取り上げてくれた。
拙著が、今日の高知新聞社説に取り上げられていた。感謝、感謝である。埋もれている戦争体験を掘り起こし、記録に残すことは我々の世代の使命かもしれない。...
桜花特攻の概要
桜花は、航空偵察員大田正一海軍特務少尉が、ドイツのV1号ミサイルの命中精度を上げるために人間が操縦することから着想、東京帝国大学航空研究所、三菱名古屋発動機製作所の協力のもと、海軍航空本部と軍令部に持ち込んだことから具体化した。航空本部は1944(昭和19)年8月16日に発案者大田の名前から「○大(マルダイ)部品」と名付けて研究試作を下命、28日には量産化が決定された。平行して桜花特攻隊員の募集が行われ、1944...
原発建設めぐる漁民総会のひらかれた町
伊方原発ゲート前での抗議行動を終え、参加者の多くは九町漁港に移動。そこで集会を持った。九町は半島を挟んで伊方原発の南側にある漁港の町。地元の方が「ここは原発に反対して町をあげて反対デモをしたところ。きょうはそれに及ばないが歩きたい」と挨拶。みんなでデモを行った。途中で「この奥のうちは伊方原発に反対して、毎日、街頭に立った廣野さんのお宅です」と説明があり、狭い路地を入った。2階建ての家は空き家で、数...
原発3号機からあがる煙
怒りのシュプレヒコールをやった。そのあと、マイクが自由になったのでマイクを握った。久々にアジテーション演説風に、①原発が動かなくても電気は余っていて、四国電力はそれを首都圏や関西に安く売っていて、原発を動かすのは足りなくなっているからではなくカネ儲けのためであること、②伊方原発3号機の建設申請には、伊予灘にある海底活断層はないとしていて、それが建設後にみつかったら書類をちょちょと手直ししただけの欠陥...
サクラ花、桜花最期の特攻
終戦記念日。高知美術館で上映中です。次は12時半~。全部で五回上映。ぜひ、おいでください。...
国家権力に守られて原発再稼働
歩いて行くとゲートが見えた。車両止めの向こうに警察車両。その前にも警察官。ゲート前にはガードマン。その向こうにもいる。そして抗議集会に合流。150人くらいはいるだろうか。四国電力九町越宿舎下の広場に押し込められるような形でいた(地図の黄色星)。県道にはあちこちに警察官と報道がいた。工事車両が入るわけではあるまいに、なんでこんな警備をやるのか。ある意味で高江より酷い警備だ。ガードレールから下を見ると、...
白バイの尾行で第二ピケットラインへ
ここであれこれ聴かれたあと、伊方原発へ向かう。なんと白バイの尾行つきだ。ほかに仕事がいっぱいあるだろうに、こんな交通量も少ないところでおまえら何やってんだ?岡林信康の「おまわりさんに捧げる歌」が頭をよぎった。道を行くと眼下にたくさんの警察車両が止まっているのが見えた。きくと昨夜はもっとすごかったそうだ。行くと第二ピケットライン。ここで車をおりる。ゲートへは歩いて現場に向かう。柵が置かれ、県道は警察...
伊方にはいったら線量があがった
「伊方原発が再稼動される」――8月12日朝6時、高知から3台の車に17人が乗って再稼動に抗議するため伊方に向かった。私にとってはキツイ日程。前日、お世話になった小父さんの通夜に中村に行き、とんぼ返りで高知に向かった。「あぐり窪川」で10時から仮眠して、朝、合流という日程。いささか眠たかった。高速で高知→松山道→八幡浜というコース。松山から警察車両が前になった。途中、石鎚SAで休憩とっただけで、指定の町民グラ...
これがゴジラだ「シン・ゴジラ」
伊方再稼働抗議行動に参加する、高知からの車中でも話題となった「シン・ゴジラ」。11日19時から見に行ってきた。観客は60人くらい。本編が終わってから、エンドロールが終わるまで誰一人席を立つ人はいなかった。こんな映画は観たことがない。詳しく書くとネタバレになるのでサワリだけ。とにかくゴジラ(第四形態)は強い・コワイ。(ゴジラ+巨神兵)×∞の強さ。現実の自衛隊も米軍もかなわない。その圧倒的な脅威を前に、例によ...
石槌パーキング
朝6時に高知を3台で出て、伊方原発へ。現地では交通規制が始まってると連絡がある。...
デタラメ伊方原発3号機
きょうの「しんぶん赤旗」3面の「焦点・論点」に高知大学の岡村眞教授が出ている。「しんぶん赤旗」を読めない方に要点を。岡村教授たちは、1990年ころに別府湾や伊予灘海底を10万円くらいで音波探査した。海底は断層でズタズタだった。それで2000年前から以降も活断層が動いているという論文をだした。それに対して四国電力は、伊方3号機増設の申請(1984年)で1万年以降は活断層は動いていないと主張、国も認め...
コメントありがとう!